記事検索
最新ニュース

2014年7月24日

2014年7月23日

2014年7月22日

【IFA 2012】
自動窓拭きロボットや石窯グリルなど、気になる家電をピックアップ

 独ベルリンで開催されたIFA 2012では、ヨーロッパ、アメリカ、アジア地域を始めとする世界各国の家電製品が一同に介している。この記事では、記者が会場を歩き回って「これは面白いな」と思ったものをまとめて紹介する。

ECOVACS、自動窓拭きロボット

 中国の家電メーカー「ECOVACS」のブースでは、自動窓拭き掃除ロボット「Winbot」が注目を集めていた。窓に吸い付きながら、ジグザグに動く仕組みで、手が届かない高い場所の窓や高層階の窓の掃除に便利だという。

Winbotが窓を掃除しているところ。手が届かないような高い場所も残さず掃除してくれるのが嬉しい

 一般的にお掃除ロボットというと円形が普通だが、Winbotは正方形に近い形。これは、四角い窓の形に合わせたもので、四隅も残さず掃除できるという。クリーニングパッド、ゴム製のブレード、マイクロファイバーパッドの3段階で、あらかじめ窓に吹き付けておいた洗剤や水分を完全に拭き取る。

Winbot 裏側から見たところ。クリーニングパッド、ゴム製のブレード、マイクロファイバーパッドの3段階で窓の汚れを拭き取る

 ECOVACSのブースではほかに、カメラを搭載した見守りロボットも展示されていた。頭部に搭載されたカメラで、室内の様子をモニタリングするほか、照明や家電製品などのオンオフ操作も可能。掃除機能や空気清浄機能を搭載したモデルも用意されていた。担当者は「子供やペットの様子を離れた場所から確認するのに最適」と語っていた。

空気清浄機機能を搭載した見守りロボット カメラは頭部に搭載されている こちらは掃除機能を備える

ミーレ、世界最速17分で仕上げる食器洗い機

 IFA2012が開催されたドイツの地元メーカー「ミーレ」のブースでは、わずか17分で食器を洗い上げるビルトインタイプの食器洗い機が出展されていた。これは、業務用の食器洗い機に用いられている技術を応用したもので、家庭用食器洗い機としては「世界最速」だという。

 洗浄力に関しても自信があるようで、ブース内では三輪車を食器洗い機の中で洗うというデモンストレーションを行なっていた。

世界最速17分で食器を洗い上げる食器洗い機 三輪車を洗うという思い切ったデモンストレーションを行なっていた

デロンギの空気清浄機

 イタリアの家電メーカー「デロンギ」と言えば、日本ではエスプレッソメーカーや、オイルヒーターなどが有名だが、ヨーロッパでは様々な製品を展開している。その中でも珍しかったのが、空気清浄機。4層フィルターで、空気中の微細なホコリやウイルスなどを除去する仕組みで、リビング用、パーソナル用とラインナップも様々用意されていた。

日本では見かけないデロンギの空気清浄機 4層のフィルターで微細なホコリやウイルスを除去する パーソナルユース向けのコンパクトモデルも出展されていた

クイジナートの石窯グリル

 IFA2012の会場で「アメリカブランドらしい」展示を行なっていたのが、調理家電メーカーのクイジナートだ。日本でも発売されている食材を挟んで焼く「マルチグルメプレート」など小型の調理家電のほか、様々な種類のバーベキューコンロを展示していた。

 特にユニークだったのが、石窯のバーベキューコンロ。コロンとしたかわいらしい形だが、温度調節ができたりと、その機能は本格的。「普通のバーベキューはもちろん、フタを閉めてピザを焼いたり、温度設定を低めにして蒸し焼きをするのにも便利」(広報担当者)なんだとか。

日本でもお馴染みのクイジナート「マルチグルメプレート」はカラフルなラインナップが揃う 石窯バーベキューコンロ フタを空けたところ。ピザを焼いたり、グリルするのに最適だという

ドウシシャ、カモメの羽根からヒントを得た「カモメファン」

 加湿器や扇風機、暖房機などで知られる日本のメーカー「ドウシシャ」もブースを出展していた。IFA2012に出展するのは、今年が初めてだったというが、「思ったよりも良い感触を得られた」(担当者)と語る。中でもヨーロッパの人に人気があったのは、フラットデザインのパネルヒーターと、DCモーターを搭載した扇風機「カモメファン」だ。

ドウシシャ「カモメファン」 フラットデザインのパネルヒーターも「質感が美しい」と人気があったという 小型で持ち運びできるセラミックファンヒーターも注目度が高かった

 特にカモメファンに関しては、「耳をファンの近くまで近づけて、『こんなに静かなんて!』と、驚く人が続出でした」という。ヨーロッパやアメリカでは、空気を循環させるサーキュレーターは一般的だが、風を直接身体にあてる、扇風機はあまり普及していない。そのため、DCモーターを搭載している製品も少なく、日本のように風の質にこだわっている製品もない。

 カモメファンは、船舶用のプロペラメーカー「ナカシマプロペラ」に羽根の設計を依頼。長距離を移動するカモメの羽根から、ヒントを得た「カモメ羽根」を採用。「これまでになく、乱れのない静かな風を生み出す」という。日本では既に発売済みで、2012年夏は生産が追いつかないほど好調だったという。

カモメファンの羽根は、プロペラ専業メーカーに設計を依頼 土台は楕円形を採用する 送風部を真上に向けることもできる

 ブースでは、九谷焼のカバーを採用したアロマディフューザー「KUTANI ディフューザー」も展示。作家が丁寧に絵付けした豪華なデザインが特徴的だ。

九谷焼のカバーを採用した「KUTANI ディフューザー」 一点一点、作家の手作りであたたかみがある。写真の絵柄で価格は31,500円





(阿部 夏子)

2012年9月14日 00:00