やじうまミニレビュー

ポップコーンをアツアツでどうぞ!「チンして! キャラメルポップコーン」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

 大人も子どもも大好きなポップコーン。ただ、一袋の内容量が多くてつい食べ過ぎてしまったり、残して保管しておくと湿気ってしまったりと、残念なことも……。

 今回ご紹介するのは曙産業の「チンして!キャラメルポップコーン」。市販の乾燥コーンを入れて電子レンジで加熱すれば、ポップコーンが出来上がるアイテムです。食べきりサイズのあつあつポップコーンが簡単に作れるんです。

曙産業「チンして!キャラメルポップコーン」
パッケージ
メーカー名曙産業
製品名チンして!キャラメルポップコーン
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1.173円
パーツは全部で5つ

 本体のサイズは198×168×163mm(幅×奥行×高さ)で、重さは209gです。セット内容は食材を混ぜる際に使うヘラ、材料の計量に使うスプーン、フタ上部に開いている穴を塞ぐための帽子、そして本体とフタの5つです。

 見た目は、ひよこのようなずんぐりしたキャラクター風で、子どもウケも良いです。作り方も簡単なので、親子で一緒におやつ作りが楽しめます。

 まずスーパーなどで売っている乾燥コーン20gを本体に入れ、フタをして電子レンジに入れます。500~600Wで2分30秒加熱すると、バンバンと音がしてどんどんポップコーンができていきます。レンジから取り出し、フタをしたまま本体を逆さにひっくり返して左右に振り、フタ上部の穴から不発の豆をふるいにかけます。ここで塩を振れば、すぐにアツアツで美味しいポップコーンが食べられます。

キャラメルポップコーンの材料はこの4つ
たったこれだけの乾燥コーンで一食分が作れる
ポップコーンの完成。このまま食べてもおいしい

 キャラメル味にしたい場合は、続いてキャラメルソースを作ります。本体に市販のキャラメル2個とバター(マーガリンでも可)4g、牛乳10mlを入れ、レンジへIN。

 500~600Wで約30秒加熱し、取り出してかき混ぜ、もう一度30秒ほど加熱します。するとキャラメルが完全に溶けてふつふつと泡立ち、キャラメルソースが完成します。あとはフタに帽子を付け、先に作っておいたポップコーンを入れて振れば、キャラメルポップコーンが出来上がります。

 他にも、粉末のココアやカレーパウダーなど、家庭にある食材を使って様々なフレーバーを楽しむことができます。

キャラメルソースの材料
キャラメルソースの完成
ソースを混ぜればキャラメルポップコーンの出来上がり

メリットは子供と一緒にヘルシーなおやつが作れること

小さい子には味付け無しで。それでもこの笑顔!

 ここまでの工程でかかった時間は約10分。急に子供のおやつが必要になった時でも、サッと作れます。もうすぐ2歳の我が子はまだ一緒に作るのは難しいですが、あと半年もすれば一緒に楽しんで作れそうだな、と思いました。

 油を使わないのでヘルシーですし、キャラメル味も塩味もつけない、そのままのポップコーンでも出来立てなら結構おいしいです。塩分や糖分の取り過ぎに気を遣うお母さんも安心して子供に食べさせられます。

加熱時は火傷しないよう注意が必要

 ただし、加熱直後は本体の底部分が高温になるので、必ず大人の手伝いが必要です。また、不発だった豆をふるいにかける際に、取り出し口の穴が狭すぎて豆が出にくかったので、その部分が改善されるともっといいと思います。

 使い方には少々注意が必要ですが、おおむね簡単で安全に、おいしいポップコーンが作れます。子どもと一緒に楽しくお菓子作りをする第一歩として、子育て中の親御さんには、特におすすめですよ。

穴が狭いため、不発の豆が詰まってしまう

川端 衣里