やじうまミニレビュー

カップに“一輪挿し”して使う、スティック型加湿器

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
BRUNO パーソナル超音波加湿器 TULIP STICK 2

 イデアインターナショナルの「BRUNO パーソナル超音波加湿器 TULIP STICK 2」は、チューリップのようなスティック形状の超音波式加湿器だ。付属のプラスチックケースに水を注ぎ、一輪挿しのように挿して使える。設置スペースを取らず、USBから給電するので、デスクにピッタリかもしれない! ということで、使ってみた。

メーカーイデアインターナショナル
製品名BRUNO パーソナル超音波加湿器 TULIP STICK 2
購入場所Amazon.co.jp
購入価格3,990円

 TULIP STICK 2の本体サイズは41×160mm(直径×高さ)で、重量は約30gと軽い。付属の透明プラスチックケースのサイズは59×169mm(同)で、本体と付属のUSBケーブルをまるごと収納できる。カラーはピンク、アイボリー、イエロー、グリーン、コーラルピンクの5色があり、今回選んだのはイエローだ。

セット一式。スティック型の本体にUSBケーブルとケースが付属する
本体には給水芯を内蔵する
ケースには本体とUSBケーブルがまるごと収まる

 さっそく使ってみよう。まず、ケースに約140mlほど水を入れ、そこにUSBケーブルを接続した本体を挿す。本体はパソコンのUSBポートやUSB ACアダプターから電源を取る。

 準備ができたら、本体側面の電源ボタンをONにする。超音波式なので、ONにすればすぐにミストが立ちのぼる。運転音はほとんど聞こえない。

本体側面に電源ボタン
ミストの放出口
デスクに設置。パーソナルスペースを潤してくれる
加湿量は約30ml/h以上で、たっぷりとミストが広がる

 加湿量は約30ml/h以上で、デスクの上にはたっぷりとしたミストが広がる。実際にTULIP STICK 2を使っていると、肌や唇のカサカサ感が気にならなくなったと思う。

 運転モードは、電源ボタンを繰り返し押すことで、連続運転と間欠運転の2種類から切り替えられる。電源は、運転開始から2時間後に自動でOFFになるので、安心だ。

 本体は軽量かつコンパクトで、デスクの上に限らず、あちこちへ携帯して使える。例えば、私は家のリビングや自室などでノートパソコンを使って作業することが多いので、こうした部屋間の移動にもTULIP STICK 2は便利だった。行く先々の部屋で自分の周りを加湿してくれるのはありがたい。

 ケースに入れればかさばらずに持ち運べるので、これからの行楽シーズンには、旅先に携帯しても良さそうだ。

ノートパソコンと一緒に持ち運んで使うこともできる
ケースに入れて携帯できるので、持ち運びやすい

 使う前に1つ心配だったのが、うっかり倒して水がこぼれないかという点だったが、使ってみると意外と重心が安定していて、デスクに立ててもグラつかない。平らな面であれば、安心して置ける。

 デスクに設置するスリムな加湿器や、持ち歩ける小型加湿器をお探しの方にはオススメだ。

小林 樹