やじうまミニレビュー
ナイトアイズ「ギアータイ」
~自在に変形してケーブルをまとめる結束バンド
by 小林 樹(2013/6/13 00:00)
毎日、多くのケーブルに囲まれた生活を送っている。家電の電源ケーブルもそうだし、パソコン周りの配線や、モバイル端末の充電器など、周囲を見渡せばキリがない。
特に外へ持ち歩く機会が多いスマートフォンの充電ケーブルとイヤフォンのケーブルは、いかにコンパクトに持ち運ぶかが肝となる。今回は、簡単にケーブル類を結束できる結束バンドとして、ナイトアイズの「ギアータイ」を購入した。
メーカー | NITE-IZE(ナイトアイズ) |
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製品名 | ギアータイ 3インチ4P |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 524円 |
ギアータイはラバー製の“棒”である。カーボンスチールワイヤーを内蔵し、折り曲げて自在に変形する点が特徴だ。使い方はアイデア次第で、私は電源ケーブルの結束グッズとして使うことにした。製造元はナイトアイズというアメリカのメーカーで、日本ではシームーンが代理店となっている。
ラインナップは細かく分かれている。長さは3インチ(7.6cm)/6インチ(15.2cm)/12インチ(30.4cm)/18インチ(45.7cm)/24インチ(60.9cm)/32インチ(81.2cm)の6タイプが用意されている。
今回使ったのは、シリーズ中最も短い3インチタイプの4本セット。カラーは4色セットを選んだ。
外観は棒状で、綿棒を一回り太くしたようなシルエットだ。1本あたりのサイズは6×76mm(直径×長さ)。重量は2gと軽い。
実際に曲げてみると、思ったよりやや硬いが、片手で曲げたりねじったりできる。形を変えて、繰り返し何度でも使える。
さっそくヘッドフォンのケーブルを束ねてみると、ケーブルに沿ってグニャッと曲がり、簡単に結束できる。取り外しも簡単で、手間取らない。
このヘッドフォンにはケーブル巻き取りアジャスターを取り付けていたが、長いケーブルを巻き取りきれず、持て余していた。その点、ギアータイならケーブルの長さを気にせずに、あっという間に結束できた。
外したギアータイはコードに絡めておけば、紛失する心配もない。
これまでケーブル用の結束アイテムをいろいろ試してきたが、ガチガチに結束してしまうと次に使う時に取り出しにくく、結束の手間もかかる。その点、ギアータイは適当にねじったり止めたりするだけで、楽に結束できて楽に外せる。持ち運び時にかさばらないのも良い。
シンプルなデザインなので、ケーブルと色を合わせれば、自然に馴染む。カラフルな色を選べば、目印にもなる。今回はケーブルの結束グッズとして使ったが、フックやワイヤーなどほかの使い方も考えられる。用途に合わせて、カラーやサイズを選びたい。
電化製品に囲まれながら生活を送っていると、いちいちケーブル類をまとめる作業はとても面倒。かといってケーブル類を粗雑に扱っては、断線して悲しい思いを味わうこともある。その点、ギアータイなら、簡単にケーブル類をまとめられる。身の回りを整理整頓する際に、使ってみてはいかがだろうか。