やじうまミニレビュー

イデアインターナショナル「Bloccon(ブロッコン)」

~棚の隙間に収まる、スリムなじょうろ
by 小林 樹


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


イデアインターナショナル「Bloccon」

 家のリビングに、ちょっとした観葉植物を置いている。といっても手のかからないポトスやサボテンが中心なので、水やりはたまにする程度だ。

 だが、いざ水をやろうとした時に、じょうろがすぐ手の届く場所になくて困ることがある。自宅の庭に行けばガーデニング用の大きなじょうろがあるが、室内で使うにはかさばるし、柄が長くて使いにくい。

 そこで今回使ったのは、本棚に収まるほどコンパクトでスリムなじょうろ、イデアインターナショナルの「Bloccon(ブロッコン)」だ。

 


メーカーイデアインターナショナル
製品名Bloccon
購入場所Amazon.co.jp
購入価格945円

 

 Blocconは、ブロックのように角ばったデザインのじょうろだ。本体サイズは124×33×202mm(幅×奥行き×高さ)で、ハードカバーの書籍と並べると、だいたい同じサイズだった。重量は約170g。素材はプラスチックで、容量は350mLとなっている。

ハードカバーの書籍と並べてみると、だいたい同じサイズ厚さもハードカバーの書籍と同じくらいだ横から見た図

 さっそくBlocconに水を入れて、植物に水をやった。給水口は、Blocconの本体上部にある。四角い穴が開いていて、フタなどは付いていない。

給水口は、本体上部の四角い穴が給水口となっているリビングの壁にかかったテトラポットにリビングの鉢植えに。容量350mLと意外とたっぷり水が入るので、大きな鉢にも注げる

 Blocconは、柄の部分が短いため、本体をちょっと傾ければ水が出てきて、周りにこぼさずに注げる。また、水の入る容量も350mLとコンパクトな割にはたっぷりあり、いくつかの鉢に次々と水を注いでいくことができた。

 もう1つ使いやすかったのは、収納性だ。本体が書籍サイズでスリムなため、リビングの棚や、デスクの上の隙間にも挟んでおける。窓際のちょっとしたスペースにも収まる。さらに、横置き、縦置き、どちらにも対応するのも良い。

ブルーレイディスクのラックに窓際のちょっとしたスペースに
横置きも可能本棚に差し込む際は、本が湿気ないよう、あらかじめBlocconをしっかり乾かしておくことをお忘れなく

 残念なのは、持ちにくいこと。持ち手が角ばっていて、当たると痛い。これはデザインの良さと引きかえだから仕方ないだろう。また、注ぎ口は細長い形状をしていて、気をつけないと一気に水が出てきてしまう。小さな鉢に注ぐ際には、注意して水を注いだ方が良い。

持ち手が角ばっていて、当たると痛い注ぎ口は細長い形状をしていて、気をつけないと一気に水が出てくる
会社のデスクにもさりげなく置いておける

 ちょっとした癒しが欲しくて、せっかく観葉植物を置いたのに、たまに水をやるとなると、その辺にある適当なマグカップやペットボトルで水を注ぐなんて、あまりにも色気がない。Blocconならコンパクトで、小さな鉢にも注ぎやすく、本棚や窓際のちょっとしたスペースに収納できる。

 身の回りに観葉植物を置いている方は、一緒にスリムなじょうろも並べてみてはいかがだろうか。






2012年 2月 1日   00:00