totes「シグネチャー ライト」。今回はモデルの相川夏海ちゃんに本製品を持って頂いた

　7月は前半、射しが厳しい日々が続いた。ちょっと涼みたい、日焼けしたくないという理由から日傘を持ち歩いている人も多いのではないだろうか。

　小生は男児だが、日焼けはあんまりしたくない。そこで日傘を探していたところ“自動開閉式”の折りたたみ傘を発見。傘の面倒な折りたたみが、ボタン1つでできるというものだ。

　totes（トーツ）の「シグネチャーライト」は、自動開閉式の折りたたみ傘だ。ボタン1つで傘を開いたり、折り畳んだりできるだけでなく、UVカット加工を施してあるため、日傘・雨傘のどちらにも対応するという。

　シグネチャー ライトを発売するtotesは、傘や雨靴などのレイングッズを扱うメーカーで、アメリカやヨーロッパでも製品を展開している。

　それではシグネチャーライト本体を見てみよう。サイズは折りたたんだ状態だと270×45mm（長さ×直径）。開いた状態では親骨の長さは540mm、傘の直径は950mmと大きめ。骨は6本付属する。本体重量は約270gだが、今回のモデルである相川夏海ちゃん曰く、あまり気にならない重さとのこと。

　傘の生地はポリエステル100％で、紫外線カット率95％の、UVカット加工が施されている。

広げた状態は直径95cm。男女問わずすっぽりと傘の影に入ることができるだろう。白黒ストライプとワンポイントのピンクがとてもかわいい	折りたたんだ状態は長さ270mm。女性の場合だとちょっと大きいと感じるかもしれない	正面から。直径があるため厳密に傘を上に向けなくても済むというのもメリットだろう

　細かいところを見てみると、柄の部分にはストラップがあり、ちょっと引っかけておいたり、ケースを折りたたんでぶら下げておくことができる。傘のバンドも大きく、しまうときにマジックテープの部分が小さくて煩わしくなく、スイスイっと収納できてしまう。自動開閉機能とセットでの使い勝手の良さは一度体験してもらいたいほどだ。

柄に収納もできるストラップ。ケースを折りたたんでぶら下げておいたり、ちょっと休憩するときに引っかけておいたりできる	とても使い勝手のいいサイズのバンド。雑にまとめてしまえるところがうれしい

　それでは、気になる自動開閉機能を試してみよう。柄の先端部のボタンを押すと、傘が勢いよく開いた。再度ボタンを押すと、今度は傘が折りたたまれる。ただし、シャフトの部分だけは自力で戻さねばならない。バネがあってちょっと重いので、力を入れる必要がある。

柄の中央にあるのが、自動開閉用のボタンだ	傘の部分は自動で閉じられるが、シャフトの部分だけは自分で戻す必要がある。バネがあってちょっと重い

　電車の乗り降りの都度、折りたたみ傘を開いたり閉じたりするのは面倒なものだ。その点、シグネチャーライトは、折りたたみ傘を折りたたむのが苦手な人や、手軽に日射しを避けて歩きたい人に向いている。柄もかわいいものばかりだけでなく、シンプルな黒や茶色も用意されているので、男性も安心だ。

　普通の折りたたみ傘と同じように、持ち運びも楽なので、日差しの強い夏場だけでなく、春先や秋口にも活躍してくれるだろう。