やじうまミニレビュー

ストラップヤネクスト「Solar charge eco2」

~ソーラーパネルで蓄電するストラップ型充電器
by 林 佑樹


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


ストラップヤネクスト「Solar charge eco2」

 すっかり必需品となったケータイ。便利な存在だけに、出先で長電話をしたとき、長距離移動中にだらだらとブラウジングをしているときなど、バッテリー残量が気になる。そんなとき便利なのが乾電池などを電源としたケータイ充電器なのだが、先日、充電器の乾電池が切れている事態に陥ってしまった。しかし、捨てる神あれば拾う神あり。トホホ~と乾電池を求めて訪れた量販店で、ストラップヤネクスト「Solar charge eco2」というソーラー充電可能なケータイ充電器を見つけたのだ。


メーカーストラップヤネクスト
製品名Solar charge eco2
希望小売価格1,995円
購入場所ヨドバシカメラ
購入価格1,995円


 ストラップヤネクストは、その名の通りケータイなどのユニークなストラップを多数展開している企業で、Solar charge eco2もストラップを作りなれた会社ならではの配所が光る。

 ケータイにぶら下げる人もいれば、鞄にくっつけておく人もいるだろうが、やはり共通して求められるのは、軽くて邪魔にならないこと。当然、Solar charge eco2のサイズは56×36×13.5mm(長さ×幅×厚み)、重量30gとコンパクトかつ軽量だ。カラーリングは4種類で、ブルー、ピンク、ホワイト、ブラックが用意されている。

 ソーラーパネルは、約48×約29mm(長さ×幅)と大きい。発電性能は明記されていないが、晴天時に太陽に対して直角に当て続けた場合の充電時間は最速で6時間。このサイズで、最大通話時間75分(480mAh)であることを考えると、かなり高性能な部類に入る。とはいえ、常時太陽に対して直角に向けるのは難しいため、満タンになるまでは10時間くらいかかると思っておいたほうがいいだろう。

ほぼボディと同じサイズのソーラーパネルで蓄電してくれるケータイと接続するコネクタは内蔵式。使わないとき引っかかって邪魔なんてことがないケータイと接続させてみたところ。ストラップとしてはちょっとゴツイ

 充電中かどうかの確認は、本体サイドの赤色LEDで確認できる。充電状態に応じて明るさが変化するため、しっかり機能しているかの確認の目安になる。またLEDの明るさはやはり太陽光のときがもっとも明るく、逆に蛍光灯などの下ではかすかに光る程度……なのだが、この手の小型ソーラーパネルは蛍光灯ではまったく発電しないものが多く、ちょっとでも充電してくれるのはありがたい。

 なおSolar charge eco2はケータイ用AC電源からの充電にも対応している。そのときの充電時間は約1.5時間。試してみたところUSB経由でも充電が可能だった。ただし、携帯電話事業者や端末メーカーは、純正の充電器以外での充電を認めていないので、自己責任で使うことはお忘れなく。

本体底面にはケータイ用AC電源用コネクタがある太陽光下で充電しているところ。晴天でも点灯中のLEDがよくわかるハロゲンランプに当ててみたところ。意外に明るく光っている

 

筆者はカバンのサイドに取り付けて愛用中。付属のストラップが意外と伸びるため、いまのところ何かに引っかかって落ちるイベントには遭遇していない
 筆者は、カバンに取り付けて愛用している。充電が足りないときのために、カバンの奥に乾電池型のケータイ充電器も忍ばせているが、いまのところ出番はない。いつの間にか充電できているし、出かける前にAC電源で充電しておけばいいだけなのだ。とりあえずとホワイトを選んだのだが、茶色のカバンだと浮いてしまうのでもう1つ、ブラックを買うか、ストラップヤネクストサイト上で販売されている合皮製Solar charge eco2専用ケースを買おうかと検討中だ。

 ケータイのバッテリーが切れると連絡に問題が、という人にオススメの充電器だ。コンパクトで邪魔にならないSolar charge eco2とケータイをセットで持ち出してもらいたい。





2009年 6月 24日   00:00