やじうまミニレビュー

「インフルエンザの危険があります」と空気の状況を音声と光で教えてくれる温湿度計

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
タニタ「コンディションセンサー シラセル」

 子供たちの学校でインフルエンザが大流行中。学級閉鎖も増えてきているので、家でできる対策をしっかりしておきたいところ。

 そこで、空気の状況を光と音声で教えてくれる、タニタの温湿度計「コンディションセンサーSIRACEL(シラセル)」を購入してみた。

メーカー名 タニタ
製品名 コンディションセンサー「SIRACEL(シラセル)」
型番 TT-556
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 4,872円

置いて一目でわかる温湿度計

 シラセルは、温度と湿度を計測して「熱中症」「カビ・ダニ」「食中毒」「季節性インフルエンザ」が発生しやすい環境になったとき、4種類の光と音声、文字で教えてくれる温湿度計だ。

 熱中症は赤、カビ・ダニは紫、食中毒は緑、季節性インフルエンザは青く光る。点灯する頻度は2分に1回、音声では1時間に1回教えてくれる。緊急度が高い熱中症については「危険」「厳重警戒」の領域になると、30分に1回知らせてくれる。

一見、温湿度計には思えない
気になったときにボタンを押すと今の注意環境を教えてくれる

 本体サイズは、99×118mm(直径×高さ)とコンパクト。単三電池が4本付属しているので、セットしてエアコンなどの風が当たらない場所に置いておくだけ。電池寿命も約6カ月と長い。

 室内の状態を教えてくれる温湿度計はこれまでもあったが、置くタイプは珍しい。警告があると先が光り、音声でも教えてくれるので、お年寄りや子どもでもすぐにわかる。小さな子どもがいるご家庭なら、低い場所に置いておけば、子どもの高さではどのような状況なのか、知ることができる。

 なお、音声のON/OFF、音量の大小、光のON/OFFは、ボタンを押すことで変えることができる。

裏側には液晶画面があり、目でも確認できる
単三アルカリ電池を4本使用

今の時期は季節性インフルエンザの警告と対策をお知らせ!

青いランプが点灯した! これは季節性インフルエンザの警告

 室内の快適な状況は、夏の温度は21〜25℃で湿度(通常用いられる湿度は相対湿度であり、飽和水蒸気量に対する水蒸気量の割合を示している)が55〜65%、冬の温度は16〜20℃で、湿度は45〜55%とされている。たとえば、冬の乾燥する時期では、絶対湿度(1立方mの空気中に含まれる水蒸気量)が季節性インフルエンザの流行に大きく関与するので、絶対湿度を上げる必要がある。

 インフルエンザ対策のめやすは、7g/立方m以下であると「乾燥」で、インフルエンザが流行しやすい状態だ。11g/立方m以下では「やや乾燥」で、流行する可能性がある状態。ほぼ安全になるボーダーラインは17g/立方mで、それを超えると空気が潤って流行しにくくなる。

 実際に加湿器をつけない状態で置いてみると、裏側の液晶部分には温度と湿度が表示され、「インフルエンザ」と表示された。かなり乾燥している状態だ。

 ボタンを押してみると「インフルエンザの危険があります。温度と湿度を速やかに上げましょう」というアナウンスが流れた。単に警告だけでなく、対策も教えてくれるのは嬉しい。すぐに加湿器を稼働した。

音声で知らせてくれる

熱中症にはもっと細かくアドバイス!

 季節性インフルエンザだけでなく、カビ・ダニ、食中毒、熱中症に関してもそれぞれ湿度・気温の関係をみながら、設定された基準になると知らせてくれる。

 特に危険とされる熱中症の音声案内は、6パターンにも及ぶ。汗の量、のどの渇きなど、体温調節機能が低下する高齢者は要注意だ。熱中症を防ぐには、室温が28℃を超えないように調節する必要があるが、暑さを我慢してしまい、自覚症状がないまま過ごしてしまうことも多い。

 これがあれば目と耳で確認できるので、気付きやすい。実家の両親にはいつも温度や湿度について注意しているが、まったく聞く耳を持たないのでプレゼントしたい。

さりげなく置いて、一年中使える便利な温湿度計

 デザインがすっきりしているので、違和感なく置ける。数字等も見えるところに表示されていないので、一見温湿度計には見えないが、遠くにいておもパッとわかるのは便利だ。

 忙しいときなど室内環境の変化に気づく前に、シラセルが注意環境を知らせてくれるので助かっている。我が家は子どもがいるので、とにかく季節性インフルエンザが恐ろしい。

 手洗いやうがいはもちろん念入りにさせているが、さらに加湿器とシラセルで室内の環境を整えているおかげで、今のところ子ども二人とも元気だ。シラセルは一年中使えるので、今後も頼りにしていきたい。

窓際などちょっとした場所に置ける
2分に一度だけ青く点灯する。警告の内容によって色が変わる

(石井 和美)