やじうまミニレビュー

畳めるランタン「ソーラーパフ」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
ランドポート「ソーラーパフ」

 地震、台風、洪水、噴火など、もはや「万が一」以上の確率で、いつか必ず来る大災害への備え。皆さんは出来ていますか?

 今回ご紹介する「ソーラーパフ」は、災害や停電時に必要となる明かりを、直射日光で蓄電することで確保できる、オシャレな照明器具です。普段から使えて、いざというときにも必ず役立つ優れもの。

メーカー名 ランドポート
製品名 ソーラーパフ
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 3,564円

 ソーラーパフの本体サイズは折り畳んだ時が110×110×15mm(幅×奥行き×高さ)、膨らませた時が110×110×110mm(同)、重さは75g。

 ソーラーパフは、本体のパネルに、直射日光を8時間当てることでフル充電でき、電池やコンセントは不要です。明るさは「強(90lm)/弱(60lm)」の2段階で、強は6時間、弱は12時間のあいだ連続で点灯してくれます。

Amazonから届いた時の状態
パッケージから取り出したところ。折り畳まれていると15mmの薄さに
本体の裏側にはベルトが付いている

 使い方はとっても簡単。本体は折り紙でできた箱のように、畳まれているので、まずは上部のベルト部分を持って引っ張り、箱状に膨らませます。

 素材は最新のテクノロジーを駆使したヨットのセール(帆)地を使用しているため丈夫で破れにくそう。重さは75gなので、持ってみた感じも非常に軽く、おまけに防水仕様。

本体裏に付いているベルトを持って、引っ張る
ベルトを引っ張り、膨らませると箱状に
ソーラーパネルの間にある「On/Off」ボタンで操作する

 ベルトが付いている反対面には、ビニールを隔ててソーラーパネルが内蔵されている。このパネルの中央にある電源ボタンで、操作を行ないます。ボタンを一度押すごとに、明るさや点灯パターンが変わるというシンプルで分かりやすい操作方法です。

 ボタンを一回押すと「弱」で点灯。その後も続けてボタンを押すと、押すごとに「強」→「点滅」→「消灯」となります。

やさしい光で安心安全。長時間使える

部屋全体をやさしく照らす

 明かりを点けると、セール地の網目模様に光が部屋中に広がり、なんともやさしい雰囲気。災害に遭われた方は、気が張っていたりするものですが、そんな心を癒してくれる効果も期待できそうです。

 懐中電灯と違って一方向ではなく全方向を照らしてくれるので、一部屋に一つで十分な明るさを確保できます。また照度は「強」と「弱」で変えられますが、それほど差はなく、どちらも枕元で読書をしたり、夜道を歩いたりするのに十分な明るさ。

 点灯モードでは1秒間に1回点灯と消灯が繰り返され、非常時に危険な箇所の注意喚起や建物等の入り口に置いて目印にしたい時などに便利そうです。

 LEDなので長時間点灯していても熱くならずに安全で、子供からお年寄りまで安心して使えます。

 ソーラーパネルは厚紙とビニールでコーティングされているので落としても割れたりすることなく、パネルのおかげで底部分に重心がかかるので多少足で蹴ってしまっても、起き上がりこぼしのように元の状態に戻ってくれます。

 おしゃれでどんなインテリアにも馴染むので、非常時以外にも普段から家で間接照明や読書灯として使えるほか、登山やキャンプ、トレッキング等のアウトドアにも重宝します。

 上部のベルトに紐を使って、テントの中に吊るしたり、リュックに付けたりしても良いでしょう。また、木の枝に吊るしたり、岩場等に置いたりするにも便利。

 持ち運ぶ際には片手で形を整えつつもう一方の手で上から押さえることによって簡単に折り畳めるので、荷物になりません。

デメリットは電力残量の非表示など

 以上のように便利な照明ですが、デメリットもあります。

 まず、電力残量の表示がないので、あとどのくらいで充電が切れるのか分からず、充電時にも、どのくらい電気が溜まったのかが分かりません。非常時に灯りが切れるのは致命的なので、夜にソーラーパフを使用したら昼間は忘れずに充電することを徹底した方が良いでしょう。

 また、構造上仕方ないのですが、底にパネルがあるせいで手に持って使う際に足元が見え辛いです。移動しながら使う時はヘッドライトと併用するなど、工夫したほうが良いでしょう。

 また、3,564円という価格も一般の懐中電灯と比べて、高価と言えます。

 しかし、一度購入すれば以後の電池代などの費用が掛からず、エコで便利で場所も取りません。そんなソーラーパフは、いざという時に、持っていて良かったと実感できるでしょう。

(川端 衣里)

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