やじうまミニレビュー

雲の上を飛ぶように走れる、スイス生まれのランニングシューズ

〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第16回は、バツグンの反発性能を持つ、スイス発のスニーカーを紹介する。

 ランニングシューズブランドで有名な国といえばナイキやブルックスのアメリカ、もしくはアディダス、プーマを擁するドイツも挙げられる。日本のアシックスやミズノもワールドワイドで人気となっている。そんな状況で比類なきクッショニング性能によりシェアを拡大しているのが、スイス発祥のランニングシューズブランド「On(オン)」だ。

On「クラウドサーファー」
メーカー名 On
製品名 Cloudsurfer
購入場所 小田急ハルク
購入価格 17,064円

 Onは世界的なトライアスロン選手であったオリヴィエ・ベルンハルドがケガに悩まされた現役生活を振り返り、「足の保護性能に優れたランニングシューズを作ろう!」と決断し、友人たちと2010年に設立した、スイス生まれのランニングシューズブランド。

 クラウドテックと呼ばれる半円状にアウトソールを成形することで、自然な着地感と抜群の反発性能を発揮。アスリートの脚部を徹底的に守ることに成功しているブランドだ。

 筆者は最初見たときに「ラバーを筒状にしただけで充分なクッション性が得られるのか!?」と疑問に思った。だが、履いて走ってみるとマイルドな衝撃吸収性能と力強い反発力を兼ね備え、快適に走れた。

Onの快適な走行性能はこのクラウドテックから生まれる

 それからはOnというブランドのランニングシューズのファンとなり、数多くのモデルを履いてきたが、今回トライしたのは中級ランナーに最適なモデルである「クラウドサーファー」の第3弾モデル。

 Onのシューズは、特に反発力が感じられるものとして知られているが、今回のモデルもその基本性能は継承。なおかつ、軽量さが感じられるスペックとなっている。これには実際の重量にプラスして、足との高いフィット感が大きく貢献している。

軽量なマイクロファイバー製のメッシュは高い通気性とフィット性を両立することに成功

 新採用のマイクロファイバー製のアッパー素材は、優れた通気性に加えて従来のナイロンメッシュよりも足沿いがよく、足の形状にしっかりと沿ってフィットしてくれる。見事に足と一体化するということだ。

 機能性もアップし、デザインもスタイリッシュに生まれ変わった「クラウドサーファー」。唯一の欠点はスイスフランと円の為替レートの変動により、初代モデルから比較すると価格が高くなった点くらいだろうか。

南井 正弘

フリーライター、『ランナーズパルス』編集長。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に『スニーカースタイル』『NIKE AIR BOOK』などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間56分09秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。

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