やじうまミニレビュー

ハーフェレ ジャパン「炭火バーベキューコンロ ロータスグリル」

〜移動・着火・後片付け、バーベキューで面倒な3つをクリアしたコンロ

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
ハーフェレ ジャパン「ロータスグリル」

 子供達も夏休みに入り、いよいよ夏本番を迎えた。山や海の行楽地や花火大会に出かけたり、プールに行ったりと楽しみは色々あるが、屋外で肉や野菜を焼いて食べるバーベキューも根強い人気がある。「暑い暑い」と言いながらも肉を焼いて、大勢で食べるのは、開放的で、普段の食事とは違った楽しみがある。

 とはいえ、都会に住んでいる人にとってはハードルが高いのも確かだ。まずはバーベキューができる場所を探して、バーベキューコンロに炭、片付け用のバケツなど大荷物を抱えて持って行かなければならない。バーベキューコンロはかさばるので、車で行こう、そうすると、駐車場はあるのか、誰が運転するのか――などなど、事前に準備しなければならないことが山ほどある。さらに後片付けも面倒だ。

 今回は、そんな面倒なバーベキューを一気に簡単にしてくれるアイテム、ハーフェレ ジャパンの「ロータスグリル」(以下ロータスグリル)を紹介しよう。

メーカー名 ハーフェレ ジャパン
製品名 ロータスグリル
希望小売価格 17,800円
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 14,500円

 この製品、一番の特徴はなんといってもコンパクトであるということ。専用のバッグに入っており、網や炭を入れるケースなどがセットになっている。あとは別売りの専用着火剤と炭を購入し、食材を用意するだけで簡単にバーベキューを楽しめる。サイズは350×234mm(直径×高さ)で、重量は3.7kg。これなら持ち運びも苦にならない。送風ファンが備えられているので、難しい炭への着火も簡単だという。構造やサイズ的には、焼き肉屋のテーブルに内蔵されているロースターをイメージしてもらうと良いだろう。

※初出時、「着火剤と炭が付属する」と記載されていましたが、正しくは別売りです。ここにお詫びして訂正いたします。

専用のバッグに入っている。重量は3.7kgで持ち運びも苦にならない
本体と網がセットになっており、別売りの着火剤と炭を用意する
本体構造は至ってシンプル

着火1分! バーベキュー初心者でも手軽に使える

 さっそく自宅の庭で使ってみた。事前の準備は、食材の用意と、本体裏側の電池ケースに単三電池4本を入れるだけ。本体の組み立ては一切必要ない。電池も本体に付属しているという準備の良さだ。付属の説明書はペラ1枚だが、図入りでわかりやすい。逆にいえば、これだけで十分使えるほど、シンプルな製品ということだ。

取扱説明書は図入りでわかりやすい
本体底面
付属の単三電池4本をセットする

 驚いたのは、着火が“超”簡単だったこと。専用のジェル状着火剤をトレイに塗って、火を付けて、その上に炭を入れたケースを置く。最後に送風ファンを最大にするとあっという間に炭が真っ赤になった! バーベキュー経験者ならおわかりだと思うが、炭への着火はかなりテクニックがいるもの。火力を安定させるのも難しいのだ。それがロータスグリルなら、なんのテクニックも要らない。バーベキューをする場所について、10分以内に肉を焼き始められる。

専用の着火剤をトレイに置く
ライターなどで火を付ける
炭が入ったケースを着火剤の上に置き、フタをする
本体底面付近にあす送風ファン調節ダイヤルを最大にセット
あっという間に炭が真っ赤になった

煙が少ないから、場所の幅が広がる!

 ただ、肉を焼いて食べるだけなのに、気分が盛り上がって、不思議といつもよりおいしく感じる。これこそがバーベキューの魅力だ。火力も強く、ソーセージにはあっという間に焦げ目がついた。これだけ火力が強ければ、6〜7人のバーベキューでも十分対応できるだろう。ただし、1回分の炭で加熱できるのは、90〜120分ほどだという。大人数でやる場合、追加用の炭をあらかじめ用意しておいた方が良い。

 また、炭を入れるケースにあらかじめフタをしているため、肉の脂が炭に落ちることがなく、煙の量が少ないというのも嬉しいポイントだ。焼いている肉のニオイは出るものの、一般的なバーベキューコンロに比べると煙の量は1/4以下。もうもうと煙が立ち上るなんてことは一切ない。とはいえ、バーベキューできる場所かどうかを事前に確認するのはお忘れなく。

さっそく牛肉とソーセージを焼く
ソーセージにはあっという間に焦げ目がついた
炭に肉の脂が落ちないので、煙の量はかなり抑えられる

後片付けは、キッチンのシンクでできる!

 楽しいバーベキューがおわった後には、面倒な後片付けが待っている。まずは炭の後片付け。水を張ったバケツに炭が入ったトレイをそのまま入れてしまえばOKだ。後は次の日に炭だけ回収して、乾燥させればまた使うことができる。ただ、かなり高温なので、くれぐれも取り扱いには慎重に。炭用のトングなどがあると便利だ。

加熱後の炭はそのまま水を張ったバケツの中に入れる。高温なので、必ずトングなどを使うこと

 網とボウル部分もかなり汚れている。これはもうたわしと洗剤を使って洗うしかないのだが、サイズが小さいのでキッチンのシンクで洗えるのが嬉しい。肉の脂は落ちにくいので、食器用洗剤だけでなく、マジックリンのような洗剤を使うと良い。

使用後の状態。肉の脂が落ちてかなり汚れている
網も焦げ目が付いている
サイズがコンパクトなので、キッチンのシンクで洗える

バーベキューのハードルを下げてくれた!

 我が家は家族全員バーベキューが好きで、小さいころから様々なタイプのバーベキューコンロを使ってきたが、その中でも群を抜いて使いやすい製品。バーベキューというと、ついつい大きめのバーベキューコンロを買いたくなってしまうが、実際は小型のもので十分。その方が片付けも楽で、使う炭の量も抑えられる。

 ロータスグリルは卓上タイプで安定感が倒れにくいのも安心だ。現地までの移動、炭への着火、そして後片付け、バーベキューをやるときに面倒だったことを全てクリアしており、“バーベキュー”のハードルを確実に下げている。とはいえ、バーベキュー特有のイベント感は十分楽しめるので、夏休み中の子供をどこにも連れていけないという忙しいお父さん・お母さんの救世主としてもおすすめだ。

(阿部 夏子)