やじうまミニレビュー
クレハ「レンジクッキング だし巻きたまご」
クレハ「レンジクッキング だし巻きたまご」 |
お弁当を持参するようになって長いが、未だに納得のいく物が作れないでいる。「どうせ昼には食べてしまうんだから」と言われればそれまでだが、どうせなら彩り豊かで、様々なおかずが詰まったお弁当の方が嬉しいし、ランチタイムが楽しみにもなる。
お弁当で難しいのは、調理の段階よりも、どうやって詰めるかだ。すき間があいてしまうと、見た目にも寂しいし、移動中に中の食材が寄ってしまうこともある。そこで便利なのが、電子レンジの加熱でだし巻き卵が簡単に作れるクレハの「レンジクッキング だし巻きたまご」だ。
メーカー | クレハ |
製品名 | レンジクッキング だし巻きたまご |
希望小売価格 | 368円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 299円 |
レンジを使って卵を調理する製品は、ほかにもあるが、この製品の良いところは2つある。まずは卵1つでだし巻き卵が作れること。もう1つは、型押しすることで表面に巻きすでまいたような模様が付くことだ。
通常、だし巻き卵を作るときは卵を薄く焼いて、巻いて、また薄く焼いて、巻いてという風に卵を重ねて作るものだ。きちんとした専用のパンを使って、それなりに格好の良い物を作ろうと思うと、最低でも卵3つは使う。これだとお弁当のメインのおかずになってしまうので、「あと一品!」という時には向かない。レンジクッキング だし巻きたまごでは卵を1個しか使わないので、栄養面でも偏りすぎることなく、手軽に一品足すことができる。
もう1つの型押し機能については、お弁当に入れた時の見た目の問題。さらに本音を言えば、手がかかっているように見えるので、手抜きがばれにくい、という利点もある。
レンジクッキング だし巻きたまごは容器と押さえフタから成る。容器の底部分と、押さえフタの底部分は波形に加工されている。これで加熱後の卵を押さえることで、表面に模様が付くという仕組みだ。
製品本体 | 容器と押さえフタに分かれている | 押さえフタの底面には波形加工が施されている |
作り方はとても簡単。容器に溶いた卵を電子レンジ500Wで2回に分けて40秒づつ加熱し、最後にフタをして1分待つだけだ。味付けは1回目の加熱が終わったタイミングで行なう。
卵1個を容器に割る | 菜箸などで溶く | 電子レンジ500Wで40秒加熱する |
40秒加熱後の卵。表面が少し固まっている | 卵が均一になるようによく混ぜる。味付けもこのときにする | 再び加熱する |
加熱後の卵 | フタをかぶせる。フタには容器と固定するための取っ手も付いている | このままの状態で約1分ほど待つ |
初めて作った時は、あまりにも見た目がだし巻き卵っぽくなくて焦ったが、包丁で切ってみると、その心配は消えた。切り口がきれいで、お弁当に入れた時の見た目もバッチリ。波型効果がやっぱり効いている。サイズはまさに手のひらサイズで、ちょっとあいたすき間に詰めるのにぴったりだ。
できあがった卵。表面のボソボソしている感じが気になった | しかし、切り口はきれいで、見た目はまさにだし巻き卵だ | お弁当のあいたすき間にさっと入る便利なサイズ |
実は最初作った時のボソボソした見た目が気になって、そのあと何回か加熱時間を調整したりしてみたのだが、何回か試した結果、やはりレシピ通りが一番だった。包丁で切った時の断面が一番きれいに仕上がるのだ。
もう1つ、卵はLサイズを使うのがおすすめ。卵の量が少ないとうまく型押し機能が働いてくれない。
加熱時間を短くして作ったもの。型はしっかり付いている | 切ってみると、中まで加熱しきれていなかった |
ソーセージにたらこ、カット野菜、焼き魚・・・・・・数々あるお弁当のおかずの中でもだし巻き卵はダントツに手間がかかる。調理中は火から離れることができないし、できあがるまでは他のことができない。レンジクッキング だし巻きたまごなら、短時間であっという間に「急な一品」ができる。お弁当作りが苦手な人に便利なアイテムだ。
2012年 5月 7日 00:00
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