やじうまミニレビュー
Burton Plastics「エッグタイマー」
~半熟も固ゆでも思い通り、ゆで卵と一緒に煮る不思議なタイマー
by 石井 和美(2013/9/13 00:00)
お弁当に入れたり、ラーメンにトッピングしたり、半熟の卵をハンバーグに乗せたりと、我が家ではよくゆで卵を作る。しかし、毎回ゆで加減がバラバラで、家族から文句を言われてしまう。
うまく時間を見て取り出しているつもりだが、特に半熟卵はやわらかすぎたり、固すぎたりで絶妙なゆで加減にするのは難しい。
サンドイッチ用に固ゆで卵を作るときも、黄身が固まっていなかった……ということが何回もある。毎回、ゆでる卵の数と水の量が決まっていればいいのだが、我が家は明日の分も作っておくことも多く、なかなか安定しない。
そこで「エッグタイマー」を購入することにした。卵と一緒に水の入った鍋に入れてゆでれば、エッグタイマーの色の変化で卵のゆで具合が一目でわかるという。
メーカー | Burton Plastics |
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輸入元 | 河西 |
製品名 | エッグタイマー |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 840円 |
エッグタイマーの本体サイズは44×60×31mm(幅×奥行き×厚さ)で、重さは60g。ちょうど卵と同じくらいの大きさで、底面は平らになっている。
使い方は、卵と一緒にお鍋に入れてゆでるだけ。エッグタイマーの色が外側から内側に向かって、赤から濃い赤に変わっていく。目盛りが付いており、卵黄がほぼ生状態の「SOFT」、半熟状態にゆで上がる「MEDIUM」、固ゆでに仕上がる「HARD」で、好みの目盛りまで濃い赤に変化したら、卵を取り出す。
「SOFT」で卵を出すと、白身が少し固まっている程度で黄身がトロトロ。温泉卵に近い状態だ。
「MEDIUM」は絶妙な半熟卵。黄身の芯はしっとりとしている。この絶妙な半熟卵を安定して作るのは難しいが、目盛り通りにすれば確実にできるので嬉しい。
「HARD」は完全な固ゆで卵だ。HARDの目盛りになったら、すぐに火を止める。余分にゆでることもないので、光熱費の無駄がない。
ゆでるときにエッグタイマーをポンと置くだけなので、面倒がない。底は平らで安定感があり、移動することも少ないが、強火でお湯がグラグラ湧いていると、気泡で見えにくい場合がある。そんなときは中火~弱火にすると、確認しやすくなる。
水の量や卵の量に左右されることがなく、上手にできる!
ゆで卵は、卵の量や水の量、温度や火力によって固さが変わる。
実際に、時間を計測してみた。卵12個、1.5Lほどの水でゆでると、「MEDIUM」は11分30秒、「HARD」は15分50秒。卵4個、500mlの水でゆでると「MEDIUM」は9分30秒、「HARD」は13分30秒という結果となった。
時間がこれだけ変わってしまうので、いつもゆで時間の見極めが難しい。特に半熟卵が苦手だったが、エッグタイマーを使うことによって、失敗なくできるようになった。我が家は、その日によって作る量がまちまちだが、エッグタイマーを使うことによってゆで加減が毎回安定するようになり、好みの固さに仕上がるので、助かっている。
サッと洗うだけでお手入れも簡単であり、デザインもおしゃれ。置き場所もとらず、電池等を必要としない。発売から20年以上経っても売れ続けているロングヒット商品というのも肯ける。ゆで卵を作る機会が多い方に、ぜひ使っていただきたい製品だ。