やじうまミニレビュー
YANKEE CANDLE「リードディフューザー」
YANKEE CANDLE「リードディフューザー」 |
香りを楽しむのが好きなので、これまで色々な香りのグッズを試してきた。特に気に入っているのは、アロマオイル。柔らかな香りが気持ちをリラックスさせてくれる。ただし、日常的にやるとなるとそれなりに手間がかかる。アロマオイルを楽しむためには、ディフューザーなど専用の機器が必要だし、手入れもかかる。
一方、置いておくだけで香りを放出する芳香剤は気軽に楽しめる。トイレ用や玄関用など、国内メーカーでも様々な製品が出されているが、1つ不満があった。見た目がイマイチなのだ。プラスチックの容器に入った芳香剤は、生活感があって、お気に入りのインテリアと並べて置こうという気にはちょっとならない。
今回紹介するのは、そんな見た目の問題を解消してくれるアメリカ生まれの芳香剤、YANKEE CANDLE(ヤンキーキャンドル)の「リードディフューザー」だ。ヤンキーキャンドルは、世界各国で高い知名度を誇るアメリカのフレグランスグッズ専用のメーカーで、芳香剤のほかにもキャンドルやお香、スプレーなど香りにまつわる様々な製品を扱っている。
メーカー | YANKEE CANDLE |
製品名 | リードディフューザー |
希望小売価格 | 3,675円 |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 2,700円 |
リードディフューザーとは、ヤンキーキャンドル独自の製品ではなく、芳香剤の形態の1つだ。リード、つまり葦(アシ)の枝で芳香剤を吸い上げ、香りを室内に放出するもので、これまでの芳香剤にはない独特の形が注目され、数年前から人気を集めている。枝をボトルに指すという独特の方法は、切り花に通じるインテリア性があり、インテリアグッズとしても定着してきている。
ヤンキーキャンドルのリードディフューザーも、インテリア性が高いところが大きな魅力。香りの種類によって絵柄が違うガラスのボトルに、白っぽいアシの枝がよく映える。香りの種類は12種類。今回は洗いたての衣類をイメージしたという「クリーンコットン」を選択した。
本体はそのままギフトとして通用しそうなほど、かわいらしいパッケージに入っている。中には香りのオイルが入ったボトルとアシの枝が入っている。ガラス製のボトルは、思っていたよりしっかりした造りで、安っぽさは全くない。ボトルの側面にはそれぞれ違うデザインが施されているので、置き場所によって絵柄を変えて楽しむこともできそうだ。
製品パッケージ | 日本で発売されている香りは12種類。今回は洗いたての衣類をイメージしたという「クリーンコットン」を選んだ | 使い方はパッケージ底に日本語で説明されている |
使い方はとっても簡単。ボトルのふたを開けて、リード(アシの枝)を入れるだけだ。リードをセットした状態のサイズは90×36×240mm(幅×奥行き×高さ)。香りが最大に放出され始めるのは、使い始めてから24時間後だという。
オイルが入っているガラス製のボトル。側面の絵柄が違っている。こちらは蝶をモチーフにしたエレガントなデザイン | 逆側の側面には、香りの種類クリーンコットンをイメージした洗濯物を干してある絵が描かれている | ボトルのフタ。細かいところまで凝った作りになっている |
ボトルを手に持ったところ | 中のオイルが漏れないように、フタは厳重に密閉されている | リードをセットしたところ |
実際にはオイルの香りが強く、ふたを開けるとすぐに香りを感じる。一言でいうと“アメリカっぽい”香りだ。今回選んだクリーンコットンは洗いたての衣類をイメージした香りでもあったので、イメージ的にはアメリカの柔軟剤「ダウニー」の香りに近い。ダウニーの香りは直接嗅ぐと鼻にツンとくるような感覚があるが、クリーンコットンは、それよりももっと爽やかで柔らかい香りだ。
ヤンキーキャンドルではこれ以外にも、パイナップルやジャスミン、ライラック、ココナッツなど様々な香りを用意しているので、自分の好みに合わせて選ぶといいだろう。
香りは本体を中心にして半径2~3mくらいに広がる。香りはやや強めなので、リビングダイニングなど食事をする場所に設置するのではなく、玄関や寝室などに設置するのがおすすめ。香りの持続期間は1カ月~2カ月間。香りが薄くなってきたと感じた場合は、リードの上下を入れ替えてやると、香りが再度引き立つという。
玄関に設置したところ。インテリアの一部になるようなデザインはほかの芳香剤にはないものだ |
私は玄関に設置しているが、これがかなり気に入っている。玄関のドアを開けた時にふわっと香りが漂うので、帰宅後も気分が良いし、来客にも評判が良い。プラスチック製でデザインがイマイチの芳香剤の場合、生活感が一気に出てしまうので玄関の目立つスペースに設置したくはなかったが、これならばインテリアとして堂々と置くことができる。
単なる芳香剤としてだけでなく、インテリアグッズとして見た目も一緒に楽しめる点が最大の魅力。クリスマスのちょっとしたギフトとしても喜ばれそうな一品だ。
2010年 11月 16日 00:00
やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです