旅行のお供にぴったり! 結構使える「ミニミストアイロン」

　旅行では、とにかく荷物をコンパクトにしたいものです。減らせればいいですが、大抵の場合、ギュウギュウに詰め込んでしまうパターンでしょう。取り出したときには、折り目やシワが、なんてことはありがち。特にシワになりやすい綿や麻製品は要注意。

　そんなとき、一緒に携帯しておくと便利な製品がトラベル用アイロン。特に「ミニミストアイロン」は、おもちゃかと思うほどの軽さとサイズに驚きます。

ミニミストアイロン

　重さは本体とケーブルあわせてもわずか約185g。手のひらに乗るくらい小さいのに、使用できる電圧が100～240Vで、変圧器なしで海外でも使えてしまうというのが大きな特徴。

　スイッチはなく、電源プラグをコンセントに差し込むだけで加熱が始まります。アイロン温度は「中」と「高」の中間くらいの約170℃で、温度調節機能はありません。

　しかも内部に15mlまで入る水タンクを備えており、霧吹きまでできるのでびっくり。水は霧吹きボタンの手前にある水タンクのキャップを外して入れますが、ちょっと電源差込口に水がかかりそうになったりするので、スポイトがあると便利かもしれません。

手のひらよりも小さいアイロン

電源ケーブルをつなぐと、ケーブルのほうが重く感じます

水はここから入れます。少々入れにくいのが難点です

霧の噴出口は先端にあります

1プッシュでこれくらいのミストが。結構よく噴射できます

アイロン面はテフロン加工

　本格的なアイロンほどの重さやプレス力はないものの、それでもこれがなかなかよくシワを伸ばせるのです。

　シワシワになった綿の服の裾も、何度か往復させているうちに綺麗になっていきました。

アイロン前の状態

アイロン後の状態。小さいのにちゃんとアイロンとして使えます

　海外に限らず、出張の多い方はトラベル用アイテムとして常備しておくと、ホテルでシャツやパンツのシワをササッと綺麗にできそう。かなり小さいので、シャツ全体をとなると厳しいかもしれませんが、気になる部分、目立つ部分、見える部分などに絞れば気楽にアイロンがけができます。むしろ小回りが効くので、そで口などはかけやすいです。

　ただ本体が軽すぎて、加熱中に転がりそうになるところは気をつけたいポイント。また、おもちゃのようにも見えるので、子供がいる方は手の届かないところで使いましょう。

コンセントにつなぐだけで電源が入ります