LED電球、どれを買う?

三菱「PARATHOM (パラトン) 小型電球形 全方向タイプ」

〜異彩を放つデザインだが非常にコンパクト。ダウンライトにお勧め

異彩を放ったデザインの狙いとは?

三菱電機照明の「PARATHOM (パラトン) LED電球 小型電球形 6.1W 全方向タイプ LDA6L-G-E17」。明るさを示す全光束は440lmで、日本電球工業会の基準で、小型電球40W形相当となる

 E17口金でも、光が白熱電球のように広がる“全配光タイプ”のLED電球が続々登場している。E26口金よりもサイズが小さいこともあり、各社とも明るさと両立を小型電球サイズに収めるために、様々な工夫を凝らしている。

 今回は、そのE17口金のLED電球の中でも、とりわけ異彩を放ったデザインを採用した、三菱電機「PARATHOM (パラトン) LED電球 小型電球形 6.1W 全方向タイプ LDA6L-G-E17」を紹介しよう。

 なぜ“異彩”かというと、パラトンは電球そのものの見た目からLED素子の構成まで、他社製品と大きく違うからだ。4本の放熱部(ヒートシンク)は発光部(グローブ)に食い込んでおり、さらに、全15個のLED素子は3個ずつパッケージ化され、立体的に配置されている。以前紹介した、同社のE26口金全方向タイプ「LDA11L-G/D」を、ギュッと小さくまとめたようなデザインで、明らかに白熱電球のイメージとは異なる。

存在感のある放熱部がグローブに食い込む独特なデザインは、他社とずいぶん印象が違う
LED素子を立体的に配置し、290度の広配光を実現する(三菱電機照明カタログより抜粋)
点灯した様子。側面には3個ずつ×4カ所のLEDが放熱部に挟まれ(左)、グローブの上部に少し暗めのLEDが3個配置されている(右)
ミニクリプトン電球(左)とパラトンLDA6L-G-E17(右)を並べた画像。口金付近は少し弱いが、光が広がる様子はミニクリプトン電球と同じと言ってよいだろう

 見た目は大胆でも、明るさは小型電球40W形相当の440lm(日本電球工業会のガイドラインよる)を達成。配光角度も290度と、ミニクリプトン電球(約320度)に近い数字となっており、「全方向タイプ」を名乗っている。また、密閉器具や断熱施工器具にも対応している。

メーカー名 三菱電機照明
シリーズ名・品番 PARATHOM (パラトン)  LDA6L-G-E17
全光束 440lm
定格消費電力 6.1W
口金タイプ E17
光色 2,700K (電球色相当)
小型電球と比較した光量 40W形相当 (ランプ単体)
定格寿命 40,000時間
調光器対応 -
密閉器具対応
断熱材施工器具
配光角度 290度
平均演色評価数 Ra80
実売価格 3,280円 (yodobashi.com)

※ミニクリプトン電球はパナソニックの「LDS100V36WWK」(250円で購入)を使用
※比較用の電球形蛍光灯は、NECライティング「コスモボール・ミニ」を使用
※E26口金の照明器具では、E17口金の変換アダプタを使用

【基本スペック編】

サイズ比較

 サイズは実測で35×67mm(直径×高さ)で、ミニクリプトン電球(E17口金の小型電球)と全く同じサイズだ。だが、口金付近の直径は25mmと、ミニクリプトン電球よりも6mm太い。その独特のデザインは目立つものの、電球のくびれを意識したデザインになっており、E17口金の全配光タイプのLED電球の中では、特に小さくまとまっている。

 重量は実測で49gだった。ミニクリプトン電球の3.5倍の重さだが、それでも小型電球形LEDの中では軽い部類に入る。実際に使用して、器具が傾くような事は全く起こらなかった。

放熱部の形状が独特で、電球のイメージとずいぶん違う(中央)。だが、高さはミニクリプトン電球と全く同じ67mmだ。口金付近の径は25mmで、ミニクリプトンより6mmも太い。重量の49gは、小型LED電球全体の中では軽めだ
直径は35mm(中央)で、こちらもミニクリプトン電球と同じ。上からみれば、4本の放熱部はさほど気にならない。LEDを覆うカバーはポリカーボネート樹脂

器具に取り付けたようす

 シェード(笠)が深いタイプの器具に取り付けた場合、ミニクリプトン電球と高さが同じだけに、収まり具合は良い。食い込む放熱部も、器具に取り付けてしまえばさほど気にならない。見た目の印象も大きく変わらないだろう。

【ミニクリプトン電球:40W】
電球の球体部が見える角度から撮影した
【小型電球形蛍光灯】
らせん状の蛍光管がかなり目立つが、器具内には収まっている
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
収まり方はミニクリプトン電球と全く同じだった。直接覗き込まなければ、クセのある見た目はさほど気にならない

 また、電球をほぼ横向きに装着する小さめのダウンライト(75×80mm[開口部の幅×深さ]にも、すんなり収まった。全方向タイプのE17口金のLED電球は、ミニクリプトン電球よりも大きいものがほとんどだが、パラトンはミニクリプトン電球と同じなので、アダプタを用意する必要はない。

 ダウンライトなので、電球の形は丸見えになってしまうが、天井ならそこまで凝視することもない。特異な見た目もさほど気にならないだろう。

【ミニクリプトン電球:40W】
小型のダウンライト(開口部の直径は75mm、深さは80mm)にミニクリプトン電球を取り付けた様子。電球はほとんど横向きになる
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
ミニクリプトン電球と同じサイズなので、全く問題なく取り付けられた。口金付近の太さも問題なかった

光の広がりかたと配光性

 290度という広配光な電球だけに、強い光が床面にもしっかり届いた。四方八方へ広がる光の様子は、ミニクリプトン電球と比べてみても、ぱっと見では違いがわからないほどだ。4本のヒートシンクの影響も見られない。

【ミニクリプトン電球:40W】
小型のダウンライト(開口部の直径は75mm、深さは80mm)にミニクリプトン電球を取り付けた様子。電球はほとんど横向きになる
【小型電球形蛍光灯】
ソケット付近にもかなり光が届いている。しかし遠くまでは光が届かない印象だ
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
光源部を中心に、床面も含み四方八方に光が拡散している。ミニクリプトン電球の光の広がりとほとんど変わらず、放熱部の影響も見られない

 電気スタンド型の器具との相性はとても良い。強めの光が上下方向どちらにもバランス良く、かつ、力強く届く。シェードはムラ無く輝き、器具が持つ印象、光と影の表情をしっかりと引き出している。部屋を照らすインテリア照明、手元を明るくする読書灯として、ミニクリプトン電球と同じように活用できるだろう。

【ミニクリプトン電球】
シェードは中心からまんべんなく光り、シェードの上下からほぼ同じ明るさの光が漏れる
【小型電球形蛍光灯】
ミニクリプトン電球と遜色なく、シェードのほぼ中心からまんべんなく光る。シェードの上下からもほぼ同じ明るさの光が漏れる
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
光は上方へも下方へも同じような強さでしっかり届く。器具のほぼ中心から、ムラ無く輝き、ミニクリプトン電球と変わらない印象だ

 小型のペンダント型の器具にも取り付けた。シェードはムラが浮かばず、器具全体が優しく輝く。ミニクリプトン電球のように、口金付近に明るさが溜まらず、むしろ器具の自然な表情を引き出していると言えるだろう。当たり前だが、電球が隠れてしまえば、独特な電球のデザインは全く気にならない。

【ミニクリプトン電球】
乳白ガラス製のペンダントの上方に光が偏る
【小型電球形蛍光灯】
ミニクリプトンと同様に、笠の上に明るさが偏る
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
上方が狭まった器具でも光が偏らず、器具全体が均一に輝く印象になった

明るさ(55cm直下の照度)

 直下照度は410lxだった(点灯15分後)。日本電球工業会の基準で「小型電球40W形相当の明るさ」をクリアしているものの、ミニクリプトン電球よりも全体的な明るさが少し落ちる。本製品の全光束値は440lmで、ミニクリプトン電球は490lm。50lm数値が低いので、この結果は妥当と言えるだろう。

 なお点灯中は、電球からジーという雑音がすることもなく、ラジオにノイズが乗ることもなかった。

【ミニクリプトン電球:40W 467lx】
光源を550mm上方にセットし、直下照度を計測した
【電球形蛍光灯 328lx】
【PARATHOM E17 LDA6LGE17:410lx(点灯15分後)】
直下の値は40W形ミニクリプトン電球よりも少し劣る。この結果はグローブの頭頂部のLEDパッケージが、側面パッケージよりも少し暗いのが影響しているのかもしれない。なお、点灯直後は433lxだった

 奇抜に見える電球だが、ミニクリプトン電球と同じサイズなので、器具にすんなり取り付けられる。また、光の拡散性も白熱電球に近いため、器具の表情がしっかり引き出せそうだ。

【実使用編】

 ここからは実際の生活シーンに取り付けてみた。密閉器具にも対応しているので、浴室や密閉型のインテリアライトにも使用した。

 なお、本製品は先に紹介したとおり、横向きのダウンライトにすんなり収まったが、以降の写真ではE17口金の電球型蛍光灯と比較基準を揃えるために、斜め取り付け器具用の可変式ソケットを利用した様子を中心に撮影している。もちろんソケットなしバージョンの写真も用意している。

小型電球形蛍光灯と比較するため、ダウンライトには斜め付けダウンライト用可変式ソケット「RITEX E17LED電球専用 可変式ソケット DS17-10」を取り付けて撮影している
可変ソケットを取り付けた電球の様子。左からミニクリプトン、小型電球形蛍光灯、三菱PARATHOM LDA6L-G-E17

玄関

 玄関で40W形ミニクリプトン電球を使っているならば、取り替えても印象はほとんど変わらない。明るさはほぼ同じで、光の広がり方はとても電球らしく、影も柔らかい。光色の違いはあるが、暖かみのある印象は変わらないので、親しみと落ち着きが感じられる玄関が演出できるだろう。

【ミニクリプトン電球:40W】
玄関としては少し抑え目だが、まだまだ明るい
【小型電球形蛍光灯】
40W形のミニクリプトン電球とほぼ同じ明るさが感じられるが演色性はイマイチ
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
ミニクリプトン電球とほぼ変わらない明るさ、雰囲気が演出できた。直下の明るさ数値の差はほとんど感じられなかった
可変ソケットを使用せず、ダウンライトに電球を直接取り付けた様子。明るさの印象も同じと言ってよいだろう。なお、小型電球形蛍光灯は横向きには取り付けられなかった

浴室

 浴室の使用感も良い。浴室の隅々まで光が行き渡り、しっかり明るい。ミニクリプトン電球と並べて比較すれば若干暗く見えるが、肉眼ではそこまで違和感はない。暖かみのある光色はゆったりと過ごす場所にふさわしく、気持ちが良い。浴室用の電球として、実力を発揮するだろう。

【ミニクリプトン電球:40W】
煌々とした明るさにはならないが、十分に明るい
【小型電球形蛍光灯】
蛍光灯は器具に閉じ込めると明るさが落ちる印象だ
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
密閉器具に電球が完全に覆われてもミニクリプトン電球と変わらない明るさが保たれた。光は浴室の隅々まで届いている

※浴室で使用する場合は、器具が防滴構造であることが条件となります

トイレ

 トイレにもぴったりだろう。明るさは40W形小型電球と変わらないし、光が空間全体にフラットに届く。強い影もできないので、取り替えた違和感がない。横向きにとりつけても、印象は変わらなかった。

 なお、トイレは点滅頻度が高いため、点滅回数が寿命に影響する電球形蛍光灯の写真は割愛する。

【ミニクリプトン電球:40W】
狭い空間のトイレならば、40W形で十分な明るさを感じる
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
光色は異なるが、明るさ、影の雰囲気はほとんど同じだ。LED電球に取り替えた違和感がない
可変ソケットを使用せず、ダウンライトに電球を直接取り付けた様子。横向きに取り付けても、光色以外、ミニクリプトン電球とほとんど変わらない印象だ(右)

テーブルランプ

 テーブルランプにも、取り替えて申し分ないだろう。細かく見れば、立体的に配置されたLED素子のせいか、光の濃淡がテーブルに現れる。だが、明るさ、光が届く範囲など、全体的な表情はほぼ同じ印象だった。光源が近くても熱は感じられず、LED特有のギラギラ感は抑えられ、多重影もできず快適だ。テーブルの木肌、本の紙面、葉の色など、全てが自然な色合いで、やさしく映える。

【ミニクリプトン電球:40W】
十分に明るく、細かな文字もしっかり読める
【小型電球形蛍光灯】
蛍光灯も明るさは十分。ただし、色味はミニクリプトン電球と比べ全体的に劣る
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
ミニクリプトン電球の印象と、ほとんど変わらない明るさと光の表情が再現された。光が届く範囲も変わらず、演色性も良好だ

リビングルーム

 ここではE26口金の変換アダプタを用いて、リビングルームの全体照明としても使用した。

 透過タイプの器具との相性はとても良い。器具全体が柔らかく均等に輝き、部屋全体が柔らかな光に包まれる。天井へもシェードを通した光がしっかり届くので、天井からの反射光が加わり、より一層柔らかな明かりが楽しめる。器具の特徴を十分に引き出し、落ち着きのある心地良い雰囲気が演出できる。

【ミニクリプトン電球:40W×2 透過タイプのシェード】
光が部屋全体に行き渡り、くつろぎの空間に十分な明るさがある
【小型電球形蛍光灯×2 透過タイプのシェード】
ミニクリプトン電球のようには明るさが広がらず、明るさが一段抑えられた印象になってしまう。色被り(余計な色が加わること)も起こり全体的にくすんで見えてしまう
【PARATHOM E17 LDA6LGE17 ×2 透過タイプのシェード】
ミニクリプトン電球とほとんど変わらない雰囲気が演出できる。天井方向からの反射光も柔らかく広がり、暖かみと落ち着きのある空間が演出できる

 非透過タイプの器具の組み合わせはイマイチ。直下の光が弱めで、全体的に少し薄暗くなってしまった。器具全体の輝きを活かす使い方のほうが、電球本来の持ち味がより引き出せそうだ。ただし、これはこれで光と影のコントラストが楽しめるメリットがあるため、別の局所照明と組み合わせて、多灯照明の1つとして活用するならアリだろう。

【ミニクリプトン電球:40W×2 透過タイプのシェード】
光のコントラストが小気味良い。十分な明るさもあり、テレビ画面に照明が当たらず見やすい
【電球形蛍光灯×2 非透過タイプのシェード】
白熱電球のように上部へも光が広がるが、透過タイプと同様、色がいまひとつ
【PARATHOM E17 LDA6LGE17 ×2 非透過タイプのシェード】
光と影のコントラストは電球らしいが、明るさが蛍光灯並みに暗くなってしまった。不透明シェードが、電球側面に並ぶLEDパッケージの光を遮ってしまうためだろう
【PARATHOM E17 LDA6LGE17 ×2 インテリアライト2台】
器具から放たれる光の表情がミニクリプトン電球そのものだ。光は部屋全体に柔らかく広がり、リビングルームにふさわしいくつろぎ感や落ち着きが演出できる

 複数の局所照明を組み合わせた使い方は大いにお勧めしたい。器具全体が均等にムラなく輝き、やさしい光が部屋全体に柔らかく広がる。白熱電球の光が織り成す雰囲気をそのままに、奥行き感のある開放的な雰囲気が楽しめるだろう。

リビングルーム(インテリア照明)

 電球が隠れるインテリア照明には特に適している。密閉型器具に光のムラが浮かばず、ミニクリプトン電球と変わらない雰囲気が味わえる。ただし、器具が近すぎると眩しさを感じるほど明るいので、多少距離を置いた使い方が良いだろう。

【ミニクリプトン電球:40W】
40W形はかなり明るい。直視するには不快な眩しさを感じてしまう
【小型電球形蛍光灯】
明るさの印象はミニクリプトンよりも落ちるが、やはり眩しい
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
器具にムラは全く浮かばず、器具が持つ雰囲気を最大限に引き出している。直視には眩しいので、目に触れる距離を置いて活用するのが良いだろう

食事の風景

 食事のシーンにはとても良かった。演色性を表す平均演色評価数はRa80(白熱電球はRa100)と高いため、食事全体がくすみなく、おいしそうに映し出された。光色は異なるが、テーブルの木の色合いは自然に映り、食器の材質による白さの違い、ランチョンマットの本来の色合いも再現されていた。テーブルと器具の距離は80cmだったが、1灯で十分に明るかった。

【ミニクリプトン電球:40W】
全体的においしそうに見える。しかし、モスグリーンのランチョンマットは茶色っぽく見えてしまっている
【小型電球形蛍光灯】
光色の良さに定評のあるNECの電球形蛍光灯だが、ミニクリプトン電球と並べると全体的に発色が悪く見えてしまう
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
パラトンの色温度は2,700Kで、小型電球(2,850K)よりも低いため、光色は異なる。しかし、目に見える全ての色のくすみが感じられず、とても良い印象だった。食べ物はおいしそうに映え、微妙な色合いの違いもしっかり再現された

40W形ミニクリプトン電球と交換で、元が取れるのは【1年5カ月】

 カタログ上の消費電力は6.1Wだが、実測では5Wだった。40W形ミニクリプトン電球に近い明るさのまま、消費電力は1/7と、大きな節約が見込める。初期費用はかかるが、約1年5カ月使っているうちに回収でき、さらには10年以上使い続けられる。

 電球形蛍光灯からの交換は、蛍光灯を4個目に取り替える直前の8年1カ月でランニングコストが逆転する計算となった。電球代の回収を主とするならば、交換するメリットは少ないだろう。だが、ミニクリプトン電球と同じ大きさで、明るさ、演色性は比較にならないほど良好で、点灯回数による寿命への影響も受けなければ、点灯した瞬間からすぐに明るいのは蛍光灯にない大きなメリットだ。既に何年も小型電球形蛍光灯を使っているのであれば、取り替えに十分値するだろう。

【従来の光源と比較した“いつになったら元が取れるか”試算】
光源 実測
消費
電力
1カ月 3カ月 半年 9カ月 1年 1年
5カ月
2年 4年 8年
1カ月
PARATHOM
(パラトン)
LDA6L-G-E17
5W 3,307円 3,360円 3,441円 3,521円 3,601円 3,735円 3,922円 4,565円 5,876円
ミニクリプトン40形
LDS100V36WWK
35W 436円 807円 1,363円 2,170円 2,727円 3,904円 5,203円 10,406円 21,248円
電球型蛍光灯
EFD10EL/7-E17-C2
7W 817円 890円 999円 1,109円 1,218円 1,401円 1,656円 3,312円 5,881円
【ミニクリプトン電球:40W】
消費電力35W。消費電力1Wあたりの発光効率は14lm/Wになる
【小型電球形蛍光灯】
消費電力7W。発光効率は46lm/W
【PARATHOM E17 LDA6LGE17】
消費電力は5W。公表されている全光束値と消費電力で換算すると、発光効率は72.13lm/Wととても高い

※表中の金額は、電球代と電気代をプラスした「維持費」※1日の使用時間は8時間と仮定
※ミニクリプトン電球は8カ月ごと、電球型蛍光灯は2年9カ月ごとに 電球代を加算する (切れた電球代の購入費として)
※電気代は1kWh=22円で計算

小さい・全方向・明るい・キレイが、小型電球サイズにギューッと凝縮されている

 最初はインパクトのある形状に戸惑いを覚えたが、使ってみると非常に優れたLED電球であることに気づかされた。ミニクリプトン電球と同じサイズに、明るさ、光の広がり、演色性の全てがバランス良く凝縮されているのを実感した。

 価格は3,000円を超えるが、ミニクリプトン電球とまったく同じ高さで、明かりの質(明るさ・拡散性・演色性)をバランス良く揃えているのは、現時点でパラトンのみ。40W形ミニクリプトン電球とほとんど変わりない明るさなのに、電気代は1/7も抑えられるという節電面でも高い性能を備えており、価格相応の価値を十分に感じる。

 「サイズ」と「全般配光形」という側面でば、以前紹介した「E-CORE ミニクリプトン形 光が広がるタイプ LDA6L-G-E17/S」も挙げられる。だが、本製品はそれよりも10mm背が低く、110度も配光角度が広い。したがって、口径が小さい、電球を斜め・横向きに取り付けるダウンライトなら、パラトンの方が優位に立つだろう。

 使用シーンとしては、玄関やトイレなどの小型ダウンライトが最もお勧め。コンパクトな本体は、横向きの口金にもしっかりと設置できるだろう。また、器具が持つ光の表情が白熱電球と変わらないので、演色性や雰囲気を大切にしたいリビングルームや食卓にもぴったりだ。40W形小型電球の取り替えに、本製品を選択してまず間違いはないだろう。見た目に惑わされずに、是非試して欲しい。

【三菱電機「PARATHOM (パラトン) LED電球 小型電球形 6.1W 全方向タイプ LDA6L-G-E17」はこんなLED電球】

・ミニクリプトン電球とまったく同じ高さながら、全方向タイプで40W形相当の明るさ
・密閉器具、断熱材施工器具にも対応。小型ダウンライトにスッキリ収まる
・特殊なデザインだが、小型電球と同じ器具の表情や雰囲気がそのまま再現される
・40W形ミニクリプトン電球と交換した場合、1年5カ月で電球代が回収できる(1日8時間使用)

(藤原 大蔵)