家電製品ミニレビュー

保温性バッチリ! 淹れてから1時間後も温かいメリタのコーヒーメーカー「NOAR」

メリタのコーヒーメーカー「NOAR(ノア)」

 コーヒーが大好きな筆者は、仕事中も外出先でも、いつもコーヒーを飲んでいる。かつて在籍していた出版社でも、自分がいかにコーヒー好きかを熱く書き綴り、その熱意が通じて(?)採用してもらった過去もある。

 と、コーヒー愛を語りつつ、実は現在使っているのは、10年前に買った安いコーヒーメーカー。そこそこ美味しいコーヒーが淹れられるのだが、ポットがガラス製のため、放置しておくと保温プレートでコーヒーが煮詰まり、味や風味が落ちてしまう。そのため一度に淹れる量はせいぜい2杯分、しかも入ったらすぐに保温を切るのが習慣だが、これが結構面倒くさい。

 そこで今回使ってみたのが、保温プレートなしでも冷めにくい、真空二重構造のポットを採用したコーヒーメーカー。メリタから新登場の、ペーパードリップ式コーヒーメーカー「NOAR(ノア)」だ。

メーカー名 メリタ
製品名 NOAR(ノア)
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 8,157円

真空二重構造ポットでコーヒーを保温

 本体サイズは、269×152×311o(幅×奥行き×高さ)、重さ1.7s。ポットの最大容量は0.7Lで、ホットコーヒーが一度に2〜5杯淹れられる。

 ステンレス製真空二重構造の保温ポットを使用しているため、温かい状態を長時間キープできるのが特徴だ。フィルターは、メリタ独自の美味しさ基準により1つ穴式を採用しているほか、お湯の流れをコントロールする溝も刻まれている。

ホットコーヒー5杯まで一度に淹れられる
保温ポットは少し丸みのあるフォルムが特徴的
口径は約70oと大きく、奥まで手が届いて洗いやすい
フィルターは1つ穴式。内部に細かい溝が刻まれている
持ち手付きなので、コーヒーかすを捨てるときに便利だ

抽出完了のアラーム音がわかりやすい

 煮詰まらずに保温ができるというので、まとめて4杯分淹れてみることに。まずペーパーをセットしたフィルターに、付属のスプーンでコーヒー粉を4杯入れる。

 次にタンクに水を入れるのだが、このタンクは外れないので、ケトルなどを使って入れる必要がある。最後に保温ポットをセットし、電源スイッチを押せば抽出スタートだ。「ピッピッ」とアラーム音が2回鳴って、スイッチがオレンジ色に光り、抽出スタートを知らせてくれる。

4つめの目盛りまで水を入れる。タンクが外れれば水道から直接給水できるのだが……
コーヒー粉は付属のスプーンを使って。コーヒーのいい香りが漂う
電源スイッチをオンにすると、「ピッピッ」とアラーム音が2回鳴ってオレンジ色に光る
抽出が終わると、アラーム音が5回鳴ってスイッチが自動で切れた

 抽出が終わり1分経つと、アラーム音が5回鳴りスイッチが自動で切れた。このアラーム音は、近くにいなくてもコーヒーの抽出が完了したことがわかりとても便利だ。また、オレンジ色が識別しにくい人でもわかりやすいことから、「カラーユニバーサルデザイン」として認証されているという。

 気になったのが、自動でスイッチが切れても、スイッチの位置はオンのままになっていること。それに気づかずコンセントを差し込んでしまうと、いきなり電源が入ってしまうことになるので、自動でスイッチが切れても、改めて自分でスイッチをオフに戻す必要があるのだ。

2時間半後も十分温かかった!

 抽出したばかりのコーヒーをカップに注ぎ、温度を計ってみると、70.3℃だった。飲んでみるとちょうどいい熱さで、味も風味も豊かに感じられる。1時間後、再び保温ポットのコーヒーをカップに注いで温度を計ると、68.5℃とほとんど下がっていなかった。

 味と風味は、さすがに抽出したてには劣るものの十分美味しく飲める。さらに2時間半後に再び計測すると、今度は54.6℃とだいぶ下がったが、まだまだ温かく飲むことができた。さすが、保温ポットの威力は素晴らしい。

レバーを押すとコーヒーが注げる
抽出直後と1時間後の温度差はわずか1.8℃

価格面さえクリアできれば保温ポットが便利

 使ってみると、保温ポットタイプはいいコトだらけ。コーヒーが煮詰まらないだけでなく、電源スイッチがすぐに切れるので省エネにもなる。またアイスコーヒーをつくる際も、あらかじめ氷を入れておけるなど、ガラスポットと保温プレートでつくる場合には考えられないことだ。

 真空二重構造の保温ポットのため、確かに価格は多少高くなる。それでもコーヒーを頻繁に飲む人なら、筆者同様、保温ポットの使い勝手のよさを実感するのではないかと思う。

アイスコーヒーを作るときは、保温ポットの2/3まで氷を入れて、ふつうに抽出すればOK
忙しい朝も、食卓に置いておけば、家族が思い思いに飲める
仕事をするときも近くにスタンバイ

(田中 真紀子)

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