家電製品ミニレビュー
ランドポート「BunBun ecoライト」
ランドポート「BunBun ecoライト」 |
少ない電力で点灯できる光源といえば「LED」。最近では、小型のハンディライトにも搭載されるようになっているので、すでにお持ちの方も多いのではないだろうか。
今回紹介するのは、手動で充電するLEDハンディライト、ランドポート「BunBun ecoライト(ブンブンエコライト)」だ。
メーカー | ランドポート |
製品名 | BunBun ecoライト |
希望小売価格 | 2,100円 |
購入場所 | amazon.co.jp |
購入価格 | 2,100円 |
BunBun ecoライトは、その名のとおり、ブンブン振り回すと蓄電されて、LEDが点灯する懐中電灯だ。サイズは30×140×40mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は97g。
今回はグリーンを使用したが、カラーはほかにパープル、ピンク、ブラック、シルバーがある。アウトドア用を主眼に開発されたようで、原色系の派手な色使いのものが多い。
搭載されている高輝度LEDは3基で、数m先を照らすにも十分な直進性の高い光が特長だ。明るさはだいたい自転車用と同じくらい。遠くを照らすのには向かないが、夜道を歩く際や防災用には良さそうだ。
持ってみると軽く、掌にすっぽり収まって持ちやすい。
いわゆる懐中電灯よりも、ひとまわり小さい。制汗スプレー缶程度といったほうがわかりやすいかも | 本製品の左右端を持って軽く引っ張ると、スイッと伸びる |
LEDを3基搭載 | 街灯のない夜道を照らしてみたところ。お散歩には十分だ |
さっそく充電してみよう。手動充電というと、ハンドルを回して……というイメージが強いのだが、本製品は“振り回して”充電する。本体上部の電源スイッチ付近を引っ張り、中折れの部分で曲げるとL字のライトになるので、そのライト側を持って振り回すのだ。
約30秒間の充電で、約5分間の点灯が可能となるので、効率も悪くない。本体重量そのものが軽いこともあり、遠心力で妙に筋肉を使うこともなかった。どちらかといえば、やたら楽しくて景気よく振り回してしまう、という感じ。電源が乾電池だと、いざ使おうとした時に電池切れという事もあるのだが、振り回してすぐに充電できれば心配いらない。実用性と遊び心が感じられた。
振り回してから点灯するまでの動画。女の子でも楽に振り回せることがわかるハズ。振り回す際は周辺に何もないことを確認してから |
本体にはストラップが2本付属する。2本のストラップは、振り回す時に手を通せるほか、リュックサックなどに取り付けられる。懐中電灯の使用頻度が高いアウトドアの際には、リュックサックに入れておくより、外側に取り付けておいたほうが便利だ。
電源スイッチも十分に大きくて押しやすい | 2本のストラップは標準的なものだが、ふたつあるのでヒモのように結ぶといった使い方もできる |
軽量かつコンパクトで、お手軽に手動充電ができるBunBun ecoライト。軽量でビジュアルもいいので、アウドドアだけでなくいざという時のためにカバンに忍ばせておくのもいいだろう。持ち運びしやすいLEDライトを探している方は是非、この製品をオススメしたい。
2011年 5月 17日 00:00
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