家電製品レビュー

コーヒー好きなら充分モトが取れる! 豆から挽く高級エスプレッソマシンのススメ

MAGNIFICA S CAPPUCCINO(マグニフィカ S カプチーノ) コンパクト全自動エスプレッソマシン

 大のコーヒー好きなので、これまでも多くのコーヒーメーカーを使ってきた。粉を使うドリップタイプのコーヒーメーカーはもちろん、カプセル式やポッド式など、ザッと数えただけでもその数は10以上だ。そんな私が今、毎日使っているのは、デロンギの「MAGNIFICA S CAPPUCCINO(マグニフィカ S カプチーノ) コンパクト全自動エスプレッソマシン」だ。

メーカー名 デロンギ
製品名 MAGNIFICA S CAPPUCCINO コンパクト全自動エスプレッソマシン ECAM23460S
希望小売価格 150,000円(税抜)
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 138,550円

 豆から挽く、本格派の全自動エスプレッソマシンで、そのお値段、なんと約14万円! コーヒーメーカーとして考えると、かなり高額な部類に入るが、その味、使い勝手は大満足。家族からも大好評を得ているイチオシのマシンだ。

製品本体。カフェに置いてあるような本格的な佇まいが格好良い
本体側面。給水タンクが備えられている。タンクは手前に引き出して使う
本体上部。コーヒー豆は奥の黒いスペースに入れる
液晶画面が搭載されている
本体背面
抽出口にはライトが備えられている

そんじょそこらのカフェには負けない本格的なカプチーノが味わえる

 MAGNIFICA Sは高機能な高級マシンで、対応するレシピもエスプレッソ、カプチーノ、ラージコーヒーと多彩。中でもオススメなのが、カプチーノだ。コーヒーとミルクを合わせただけの飲み物と侮ることなかれ。MAGNIFICA S CAPPUCCINOで作るカプチーノは、口当たりふわふわ、ミルクの甘みをしっかり感じられる。そんじょそこらのカフェには負けない本格的なカプチーノを作ることができる。

 初めてMAGNIFICA Sで淹れたカプチーノを飲んだとき、そのあまりのクオリティの高さに感動して、2杯続けてカプチーノを抽出したほどだ。

付属のミルクタンク
本体にセットしたところ
カプチーノを選んで抽出ボタンを押す
ミルクの温度や泡立ちがしっかり計算されている
ミルクの甘みをしっかり感じられるフワフワのカプチーノが絶品!

多機能だけど、使い方はシンプル

 MAGNIFICA Sは、デロンギの全自動エスプレッソマシンの中でも最上位モデルなので、各種カスタマイズにも対応する。豆の量や抽出量、湯温度、泡の大きさなど、さらには水の硬度までチェックできる。かなりのこだわり派であっても満足できるだろう。ただ、MAGNIFICA Sのいいところは、機能は多彩でも、使い方はシンプルなところ。

水の高度をチェックできるシートが同梱
自宅の水の高度をチェック
硬度設定も可能

 基本的にはコーヒーの豆を本体上部に入れて、電源を入れて、コーヒーの種類を選び、抽出ボタンを押すだけでOKだ。スイッチを入れてまず驚くのは、その音だ。豆を挽く音はかなり大きく、リビングで使っていても、寝室まで届くほど(マンションの場合)だ。最初はかなり驚いたが、今ではすっかり慣れてしまって、目が覚めることもなくなった。

 音の次に五感を刺激するのは、コーヒーの香り。これはもう普通のコーヒーメーカーとは段違いに、香りが強い。部屋一杯にコーヒーの良い香りが漂って、コーヒー好きにはたまらない時間だ。

本体上部に豆を入れる。一度に200gほど投入可能
抽出したいメニューを選択
あとは抽出ボタンを選ぶだけ。一度に2杯のロングコーヒーを抽出することも可能

電源をいれるたびに行なう内部洗浄運転でメンテナンスは楽々!

 電源を入れてから、抽出までにかかる時間はレシピにもよるが、約5分ほどをみておけばいいだろう。電源を入れた後と、電源を落とす前にそれぞれ「内部洗浄運転」が行なわれるので、その分の時間もかかる。

 朝イチからメンテナンス? と、気が遠くなった人もいるかもしれないが、ユーザーがやらなければいけないのは、出口から出てくるお湯を受け止めるためのカップを用意するだけだ。毎朝のことなので、正直、面倒に感じることもあったが、今ではすっかり慣れてしまった。実際、出てきたお湯を見ると透明ではなく、うっすら色づいているので、内部洗浄する意味はしっかり視覚で確認できる。

内部洗浄運転が毎回行なわれる
内部の管にお湯を通すことで、管に残ったコーヒーやゴミなどを洗浄する
出てきたお湯はうっすらと汚れている

 ほかに定期的に行なうメンテナンスと言えば、抽出後のコーヒーが溜まっているカラウケ、水タンク、抽出口の洗浄など。液晶画面にアラートが表示されたタイミングで行なっているが、だいたい週に1回程度だ。一般的なコーヒーメーカーと比べてもメンテナンスは楽な方だろう。

カラウケに溜まったコーヒー豆
一杯になると液晶画面にアラートが表示される
抽出口も取り外して一緒に洗浄する
水タンクも定期的に洗浄する

本格的なエスプレッソが自宅で楽しめる幸せ

 MAGNIFICA Sを語る上で忘れてはいけないのが、エスプレッソのレシピだ。イタリアの家電メーカー、デロンギの製品らしく、エスプレッソにはこだわりがある。

 豆を挽くためのグラインダーも、エスプレッソに最適なものを内蔵しているほか、挽いた豆を均一な圧で押し固める抽出ユニットを採用。イタリアでエスプレッソを飲んだこともあるが、負けないくらいおいしいエスプレッソを自宅で飲むことができる。

イタリアのメーカーらしく、エスプレッソ抽出にはこだわっている
抽出しているところ
自宅で本格的なエスプレッソが飲めるのは嬉しい

 夫、母と3人暮らしのわが家では、毎日平均3杯を抽出しているが、豆の補給はだいたい3週間に1回程度で、一度に200gの豆を入れている。コーヒー豆は、いつもカルディや丸山珈琲など、お気に入りのお店でまとめて購入して、冷凍庫で保存している。

 本格的でおいしいコーヒーが手軽に飲める製品として、太鼓判の一品。特ににカプチーノのおいしさは、想像以上だった。13万円を超す価格の製品だけに、購入を躊躇する人も多いだろう。しかし、毎日、外出先でラテやカプチーノを購入することを考えれば、3人家族のわが家の場合、1年も経たずに充分モトが取れる。カプチーノやエスプレッソが好きなら、検討する価値アリだ。

(阿部 夏子)