走るライター南井正弘のコレはホントにスグレモノ!

フルマラソンで酷使した足を心地よく包み、疲労を回復させるメレル「1SIX8 MOC」

実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド!

 アウトドアシューズのリーディングブランドとして知られるメレル。現在もイタリアで生産される本格的なトレッキングシューズである「ウィルダネス」をはじめとして創業以来数々の名作をリリースしてきたが、最近特に注目を集めるコレクションが登場した。

 それが1SIX8。アフタースポーツモデルとして開発され、その快適な履き心地はマラソンをはじめとした激しい運動で疲れた足をリラックスさせるのに最適である。

メレル 1SIX8 MOC
メーカー名メレル
製品名1SIX8 MOC
購入場所オッシュマンズ新宿店
購入価格12,960円

 マラソンやサッカーといったスポーツを行なった後は、競技用シューズからシャワーサンダルなど締めつけの少ない履物に履き替えて足をリラックスさせることは、疲労回復に効果的だと言われている。しかしながら気温の低い冬季ではつま先がオープンになったスライドサンダルのデザインを履くことは厳しいものがある。

 そんなときに活躍しそうなのが、メレルから今シーズンリリースされた「1SIX8」のコレクションだ。伸縮性に優れたマテリアルを活用した締めつけの少ないアッパー構造に、クッション性に優れたソールユニットを組み合わせることで、激しい運動で酷使された足を優しく包んでくれる。

アッパーには伸縮性に優れた素材を使用し、運動で疲れた足を優しく包む
軽量化のためにラバーアウトソールの使用は、かかととつま先の最小面積のみ

 筆者は2016年12月4日に行なわれた湘南国際マラソンに出走し、4時間47分56秒で無事ゴールすることができた。ゴール後はニューバランスのランニングシューズから、この「1SIX8」シリーズにラインアップされる「1SIX8 MOC」に履き替えたが、まさに快適そのもの。

 マラソンを走ったあとは、階段を昇るときよりも下るときに足の痛みを感じるものだが、このシューズのミッドソールはアフタースポーツシューズとしては比類なき衝撃吸収性を誇っており、駅の長い階段を下りる際にも足をしっかりと保護してくれた。

比類なき衝撃吸収性を誇るミッドソール素材を採用

 そして、このシューズのおかげもあり、翌日はほとんどダメージもなく、日課の6kmランを再開することができたのである。

南井 正弘

フリーライター、『ランナーズパルス』編集長。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に『スニーカースタイル』『NIKE AIR BOOK』などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間56分09秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。

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