ぷーこの家電日記

第136回

パナソニックの洗顔美容器は筆でさらさらと顔を撫でられるよう。小鼻の汚れもすっきり!

 この「ぷーこの家電日記」、日記という文字の示すとおり、徒然なるままに136回目となりましたが、一応ワタクシ女性であるものの、美容家電について書いた記事がほとんど無い。どれだけ美容に対して無頓着かが記事からも分かる(笑)。

 全く興味が無い訳ではないのだ。ただ、年々頓着が無くなっていく。若い頃は少し、いやかなり美容用品にハマりまくった。収集癖と凝り性が相まって、「コスメオタク?」と言われる程にハマってた時期もある。

 それでなぜ今はこんなにも自分に無頓着かと言うと、「素材にテンション上がらない」からだ(笑)。

 時間もお金もかけて一生懸命して、「それで、これ?!」って鏡を見て思う(笑)。何だか本当に無駄無駄無駄! という気になっちゃって、途端にやる気を失った(笑)。

 昔、口が悪い友達が言ってた。「そもそも美人とはスタートラインが違うのよ。スタート時点で既に大きな差があるし、頑張って追い付けるかと言えば、彼女達は決してスピードを落とさないし、むしろ加速していく。差は付くばかりよ!」と。聞いたときに妙に納得してしたものだ。

 別に自分の風貌に悲観している訳ではない。案外気に入っているし、「味のある顔」だと思っている(笑)。犬で言うと「パグ」とか「フレンチブルドッグ」的なポジション?! かわいい(笑)。

 なぁんて話がそれたが、美容系はそういう訳で夢中になれないし、財布の紐がなかなか緩まないのであります。

 が、が、がですよ。メイクアップは置いておいても、ケアに関してはそうも言ってられない。40歳手前にして、もう色々とヤバい。

 元々極度の乾燥肌で小じわに要注意だったのに、小じわにどころかマジ皺になりかけてるし、乾燥肌だったはずが部分的に脂出て来て、小鼻辺りに吹き出物出来たりするし、何かくすんでるし、なんかたるんでる。抵抗するしか無いのであります。抵抗の戦い! アンチ! エイジング! おーっ!

 そんな中、先月パナソニックからフェイスケアの新商品が2つ発売された。角質層までしっかりと保湿成分やビタミンCを浸透させてくれる美顔器「イオンエフェクター EH-ST63」と、濃密ふわふわの泡で洗顔できる洗顔美容器「濃密泡エステ EH-SC63」だ。前のバージョンからまたグッと機能を向上させてる! どちらも魅惑的。

 紫外線も強くなってきたし、ちゃんとケアしたいし、思い切って買っちゃうぞ! と、悩んでぽちっと買ってしまった。無邪気に「2つとも♪」というのはさすがに勇気が出なかったので、今回は洗顔美容器を購入。

 基礎化粧の8割は洗顔にかかってる! と聞いたことあるもん。どれだけ良い美容液とか塗っても、ちゃんと綺麗に洗顔出来ていなかったら効果を発揮できないということだ。綺麗に落としてしっかり補充。

 洗顔美容器は、洗顔の前のクレンジングから使える。メイクオフパターが付いていて、スイッチを入れると温まるので、パターでクレンジング剤が化粧に馴染みやすく、これまた肌に負担をかけずにメイクオフできるのだ。これ考えた人すごいなー。デザイン的にも機能的にもすごい。

 洗顔料は、普段使っているものでOK。洗顔料を入れてスイッチを押すと、本当に5秒でもこもこもこーーって濃密な泡が出てくる。泡立てネットで泡立てたような大きくてもろい泡じゃなくて、もっちりと細かいソフトクリームみたいな泡だ。

 そして顔をブラシでそっと洗っていくと、まるでチーク用の柔らかいブラシで撫でているだけみたいな感触。本当に汚れ落ちるのかしら? と心配になるくらい。洗顔は1分。20秒ごとに瞬間停止して、1分で自動停止するタイマー付き。あっという間に洗顔終了。

 ふわふわの泡を洗い流すとあら不思議。お肌がすっきりキュッキュってする感じ。台所洗剤のCMを思い出しちゃう位すっきり。結局汚れを落としているはゴシゴシする手では無く、泡なんだなぁと、感動の再認識。洗顔後の化粧水がぐんぐん入っていく感じで、とっても良いのです。

 簡単さという点だけでも、ずぼらな私にぴったり。普通に顔洗うよりも早い(笑)。1回1分なので、1度充電すると数週間使える感じ。使った後も全体を水洗いするだけなので楽チン。

 機能は違うけれど、使う感覚としては電動歯ブラシと同じ感じ。歯を磨くように顔を洗う(笑)。そしてすっきりさっぱり。どんだけピカピカになっても、顔の作りは変わらないけれど、これは結構テンションが上がる気持ち良さだったのです。ちゃんとケアしなきゃなぁ……。目指せマイナス5歳肌!

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。