941のイクメン徒然

第24回:1歳の娘がよく持ってくるヘビロテ絵本はコレ!

 まいど! くしいです。

 以前、娘が絵本を持ってきて「これ読んで」と渡してくると書いたので今回は絵本の話。

 赤ちゃんは4カ月を過ぎたあたりから何でもかんでも口に入れまくる。この時の記憶で質感とか覚えるらしいし、多少の雑菌も口にすることで免疫力も高まっていくという話もあるのでとても重要な行動なんだけど、赤ちゃん向けの絵本はなぜか口にせず「本だ」と最初から認識していてとても不思議。あまり多く買っていないけど、娘が気に入っている絵本を何冊か紹介したい。

 絵本はなかなか口にしないとはいえ、飽きてくるとガジガジしたりすることもあるんだけど、赤ちゃん向けの絵本は大抵が「ボードブック」と呼ばれる厚手の紙で出来た頑丈なものが多い。投げ捨てようが舐め回そうがへっちゃらなのだ。

・じゃあじゃあびりびり(まついのりこ)

 知人から「はじめてのお子さんが生まれた家庭に必ずプレゼントしているので受け取ってほしい」と言われ、いただいた一冊。

 小さなサイズで赤ちゃんでも手に持てる絵本。カラフルなイラストで、シンプルな絵が特徴的。それぞれのイラストには擬音がセットで載ってい、自動車「ぶーぶーぶーぶー」、水「じゃあじゃあじゃあ」など声に出して読んであげるととても喜ぶ。うちの娘は特に赤ちゃんが好きで「赤ちゃん、あーんあーんあーん」と言ってあげるとゲラゲラ笑う。反応がいいのでパターンを変えて泣きマネをするとずっとゲラゲラ笑ってる。赤ちゃんて赤ちゃんがなぜか好きなんだよなぁ。

・しましまぐるぐる(柏原 晃夫)

 ボードブックの絵本と、布で出来たものの2タイプあって、我が家にはどちらのタイプもある。

 娘に初めて見せた絵本なんだけど「赤ちゃんがはじめて見る絵本。黒・白・赤といったコントラストの強い配色の線や形、目や口がある顔の絵で構成した赤ちゃん絵本」という説明書きにもあるように、本当にじっと見つめていたので面白い。この本を読んであげる時はなぜか静かに聞いていて、今も一番よく読む本。布で出来たものはキャラは一緒なんだけど3ページしかなくて、仕掛けもあまり派手ではないので読んでくれと持ってくる頻度は低いかな。

しましまぐるぐるがお気に入りな娘

・あそぼうよ(レオ=レオニ, 谷川俊太郎)

 おはようからおやすみまでねずみの1日を綴った絵本。翻訳が谷川俊太郎氏なので、言葉のテンポがとても良くて親も読みやすい。娘は、チーズが出てくるあたりでなぜかテンションが上がる。

・はらぺこあおむし(エリック=カール,もり ひさし)

 超定番。あおむしが色んなものを食べて、最後は蝶になっておしまい。果物を食べていくあたりはページが小さくなっているのと穴があいているのとで絵本自体に仕掛けがしてあって、娘もよく自分でめくっている。ごはんが無くなると泣いて怒る娘は食い意地が相当はっているんだけど、この絵本の終盤で食べ物が一斉に出るところで立ち上がるのはそろそろやめてほしいなと思っている。

 というわけで我が家のヘビロテ絵本でした。ぐりとぐらとか定番モノは買ってあるので、そろそろ娘に見せてあげようかなあ。想像力豊かに育ってほしいのでたくさん本を読ませてあげたい。

櫛井 優介