家電大賞 2020-2021 特別企画PR

抜群の回避性能!! 拭き掃除もできるRoborock S6 MaxV

驚異的な2つの眼を持つロボット掃除機が家電大賞「ロボット掃除機部門」で大注目

家電大賞 2020-2021「ロボット掃除機部門」で銅賞を受賞したRoborock S6 MaxV

ロボット掃除機の高性能化が止まらない!! 2018年頃から始まったレーザー式の間取り認識だが、AIがどんどん進化し、より人間が掃除するように、効率的に働くロボット掃除機に発展している。その最先端をいくのが「Roborock(ロボロック) S6 MaxV」だ。「Roborockのロボット掃除機?」という方もいるかもしれないが、日本でも人気のスマホ「Xiaomi(シャオミ)」系ブランドからスタートした家電ブランド。2014年創業だが、すでに世界40カ国以上で550万台以上を販売する人気となっている。

毎年恒例の家電専門ニュースサイト「家電 Watch」とアイテム情報誌「GetNavi」(ワン・パブリッシング)が共同開催する「家電大賞 2020-2021」でも「ロボット掃除機部門」で銅賞を獲得している。感度の高い読者からも支持される注目のブランドなのだ。

それでは、その実力をあらためてお届けしよう。まず、Roborock S6 MaxVが認識している間取りは、不動産屋さんで見かける間取図レベル。スマホに表示される間取りマップは、家の設計図を重ねると、ピタリと一致するほど。

水色部分がはRoborock S6 MaxVが認識した間取りマップ。設計図とピッタリ一致する!! 赤線は掃除機が走行した軌跡

そして、2020年からロボット掃除機の各メーカーがしのぎを削っているのが「障害回避能力」。段差や洗濯物、電源コード類に靴下、スリッパなどの大敵対策で、乗り上げての立ち往生やブラシに絡まっての停止などを経験した方も多いだろう。しかし、これらの回避能力が格段に向上しており、その中でも抜群レベルを誇るのがRoborock S6 MaxVだ。

電源コードやスリッパも回避。ペットの粗相も避けてくれる賢さ!!

ステレオカメラで障害物の回避性能が驚異的に向上

一般的なロボット掃除機はバンパーセンサーが障害物にぶつかり、進路の障害物を検知する。それゆえ軽いものや小さい(背の低い)もの、柔らかいものを検知するのがめっぽう苦手だ。そこで各社は、レーザー探査やステレオ赤外線レーザーでの高さ計測、前方カメラでの映像解析など、さまざまなアプローチをしている。

Roborock S6 MaxVに搭載される前方カメラはステレオ。人間の目と同様に進路にある「何か」を立体的にとらえ、距離感や大きさも認識する

特にRoborock S6 MaxVのアプローチは、クルマの自動運転などでも使用されるステレオカメラを採用。1台のカメラでの画像解析に比べて、より正確な距離感や大きさ、さらに「それが何か」を立体的にとらえるのだ。2021年3月現在でRoborock S6 MaxVが認識できるのは、「スリッパなどの履物」「電源タップ」「布類(取り込んだ洗濯物など)」「体重計」「電源タップなどのケーブル類」「ペットの糞」「台座(スタンドライトや扇風機)」「ちり取り」「その他」と豊富だ。

体重計はその他障害物、スリッパは洗濯物として認識されている。しかし、それ以外はほぼ正しく「何」であるかを認識している。右下の「うんち君」もシッカリ回避

今後のソフトウェアのアップデートによって、より正確に認識できる「モノ」が増えていくはずだ。現段階でいろいろテストしてみたが、かなりの確率で障害物を検知した。あくまでも筆者の感覚だが、8割は硬いという感じだ。しかも後述する部屋のマップに、どんな障害物があったかを示してくれるので頼もしい。投票者からもリアルなコメントが寄せられている。

「AIセンサーと2眼カメラで高精度で障害物を把握する機能が秀逸。家事において日々行なわなければならない掃除を手軽なものにし、さらに床の障害物撤去することが鍵であったロボット掃除機の敷居を下げた」(34歳・男性)

前方カメラは防犯用や見守り用としても使える

前方にカメラを搭載するロボット掃除機はいくつかあるが、盗撮やセキュリティの問題から、多くの機種はスマホで外出先から家の様子を見ることができない。Roborock S6 MaxVは「カメラ使用中」と掃除機が繰り返し警告音声を発することで、プライバシーを保護を実現。簡単ながら「この方法があったか!!」と思わせるアイディアだ。こうして外出先からでも操作できる防犯カメラやペットの見守りカメラとしても使えるようになっている。この点を評価している読者も多い。

「掃除機機能のみではなく拭き掃除にも対応し、さらにペット見守り機能まで付加されている点に感動」(58歳・男性)

前方カメラの映像を外出先からも確認できる

こんな感じで見守りカメラとしても使える

もし、家族が在宅中で部屋を撮影されたくない場合は、「カメラ使用中」という音声ガイドが流れたら、電源を切ればプライバシーは守られる。また、リモート操作でRoborock S6 MaxVを好きな場所へ移動して撮影することも可能。カメラの映像と一緒に表示されるカーソルキーを使って移動でき、さらにあらかじめ記憶してある部屋のマップから、居場所を指定すると自動的に到着する機能も備えている。いつもの場所にペットがいなくても、ペットのトイレや秘密基地へ移動して姿を確認できるというわけだ。

左側のカーソルキーで移動、右側のマップで目的地の指定などもできる

さらに、ペットへの声がけや、暗闇でも赤外線ライトがONになるので防犯用としても使える。一方でセキュリティ面も強化されており、映像は暗号化通信で行なわれ、Roborockの本体やサーバにも映像データが残らないように配慮されている。

レーザーの間取り認識で真っ暗な夜や家具の下もシッカリ掃除

一般的なロボット掃除機は、時計回りもしくは反時計回りに部屋を一周して、その間取りを把握する。そのため何度も壁にぶつかりながら走行するので、数カ月も使っていると壁にロボット掃除機跡(衝突時に壁の汚れが他の場所についてしまうため、床から数cmの場所に黒い帯状の汚れがつく)が残った経験がある人もいるだろう。

煙突のような丸い凸部分には、中に回転する赤外線レーザーが入っている

しかし、レーザーで間取りを調べるRoborock S6 MaxVは、掃除開始から10秒ほどで見通せる部屋全体を把握する。本体上部にある凸部分には、回転するレーザーが内蔵されていて、充電ドックを出発した瞬間から間取りの認識を始める。レーザー方式は、人が目で見て間取りを把握するのと同じで、瞬時にして見渡せる限りを認識できるのが特長だ。さらに、手探り方式と異なり見通し範囲を何度もスキャンするので、そこにあるものが障害物なのか、一次的に現れた人の足やペットなのかも見分けられる。これが精度の高い間取り認識の秘密だ。

充電ドックを出発した瞬間(右上の経過時間が0分)なのに、見渡せる範囲内の間取りを認識

およそ5m角の区画に区切ってその中の際を走行し、見えない部分の間取りを識別していく

その後は部屋を反時計まわりの壁伝いに動き、充電ドックからは見えなかった奥にも部屋や廊下がないかを調べる。壁伝いに走行する姿は、一般的な掃除機と同じと思うかもしれないが、あらかじめレーザーで間取りを把握しているので、ほとんどバンバーセンサーがぶつかることがない。なぜなら、自分の進路にどれほどの空間が広がっているかを知っているからだ。そして、壁や障害物に近づくと徐行する。かなり人間の仕草に近いものになっている。

家具や壁との際は、すき間数mm程度。写真では擦れているように見えるが、実は5mmほど離れているのだ!

本体右側(写真では向かって左側)にのみ、壁との距離センサーとブラシを備える。反対側にはブラシもセンサーもない

しかも、本体右側にのみブラシと壁との距離を測る赤外線センサーを持っているので、壁を擦ることなくギリギリを走行しながら、壁際にある汚れを掃除してくれる。本体左側にブラシも壁との距離センサーも搭載していないが、その秘密は反時計まわりに壁伝いを走るためなのだ。コスト削減のためではなく、不要なのである!!

一般的なロボット掃除機は、日光が入らない暗い部屋やベッド下の暗がりなどでは、走行速度が遅くなったり、あちこちにぶつかりまくることが多い。しかし、Roborock S6 MaxVはレーザーを使っているため、たとえ真っ暗闇でもシッカリ掃除ができる。加えて前方のステレオカメラには、赤外線のライトが内蔵されているので、真っ暗闇でも障害物を確実に認識できるのが特長だ。

真っ暗な部屋や家具の下でも物体を確実に認識

また、部屋を矩形に掃除する姿には人間らしい賢さが見られる。まるでフローリングの目に沿うように隙間なくスイスイ進む。最も関心したのは、部屋が縦長か横長かを調べ、長いほうに沿って走るようだ。そのためUターンの回数が減り、素早く掃除できるというわけだ。日々の掃除で実感しているユーザーたちも多い。

「障害物に対してぶつからないのがすごい。マッピングも完成度が高く、1回目でほぼ間取りを把握し、2回目の掃除では効率良く最短時間で掃除ができる。我が家では大活躍です」(38歳・女性)

静かな運転音と拭き掃除、エンタメ機能までのマルチっぷり

一般的なロボット掃除機の運転音は、およそ60db(1m離れた場所・筆者調べ)程度。さらに吸引用のモーターが小さくキンキンと高い音がするので「ペットが怖がる」ケースも多いだろう。

運転音は40~50db程度。ロボット掃除機にしてはめちゃくちゃ静か

しかし、Roborock S6 MaxVの運転音はだいたい40~50db程度で、図書館や静かなオフィスで聞こえる音程度でかなり静かだ。キンキン唸るモーター音が小さいのも特長で、おそらくペットが怖がることもないだろう。また、スマホでモーターの強さを3段階に切り替え可能なので、夜は弱くして静かに掃除したり、汚れが目立つ時は強にして掃除することができる。

透明なプラスチックと本体の連結部分にあるポンプ。水を吸い上げると、指で示す2カ所から水を少しずつ出す

また、便利な点はゴミの吸引だけでなく、同時に拭き掃除もしてくれること。花粉や微粒子の砂ゴミは、ロボット掃除機が苦手とする。しかし、同時に拭き掃除もするので、吸引で取り切れなかったゴミをモップでシッカリ拭き取ってくれる。裸足族のみなさんは、つるつるの床に大喜びするだろう。

モップに染みこませる水の量を調整できるので、固く絞った雑巾がけから、泥汚れを落す水分多めの濡れ拭きまでOK

水分の多い濡れ拭きでも1分もしないうちに床が乾く

モップへの給水はポンプを使う。固く絞った雑巾で拭き掃除するモードから、水分多めにして泥汚れの拭き掃除まで3段階に調節可能となっている。毛細管現象や水が自然にモップに染み込む掃除機と違って、床をビチョ濡れにしてしまうことがないのだ。この1台2役の掃除に満足しているユーザーも多い。

「水拭き・吸い込み両方の機能を持ち、家事の助けになるうえに家をキレイに保ちたい気持ちも叶えてくれるロボット掃除機だと思います」(27歳・女性)

他にもさまざまな便利機能を搭載するRoborock S6 MaxV。一度部屋を掃除させると間取りを覚えるので、進入禁止にしたいエリア、掃除したい「部分」や「部屋」などをスマホのマップで指定できる。赤外線マーカーを置いたり、ゴム磁石のテープを貼る必要がないので、とてもラクチンだ。マーカーの電池切れで進入禁止エリアに突っ込んでしまう心配もない。

エリア指定をすると、その範囲内のみを掃除してくれる。作業で汚れたときなどに利用して時短お掃除

左上の赤い部分は、ペットの食器がある進入禁止領域。左下の紫部分は、玄関マットがある水拭き禁止エリア。右下の赤い線は、その先に入らせないバーチャルウォール

また、複数フロアのマップを記憶できる。たとえば掃除機を1階から2階に運んで掃除させると、自動で間取りからフロアを判断し、以前のマップを呼び出して効率的に掃除を始める。実に人間味あふれるAIだ。

個人的に愛着が湧いてしまうのが、音声ガイドをいろいろな方言などに切り替えられる点。博多弁の男性または女性の音声に変えると、ちょっと頼りがいのありそうな感じになり、関西弁に切り替えると元気に掃除をしてくれる印象になる。他にも津軽弁や男性の執事、アニメ声なども用意されている。掃除にはまったく関係のない機能だが、こんなエンタテインメント性がある部分もRoborock S6 MaxVならではだ。今後もアップデートで音声は増えていくそうだ。

Roborock S6 MaxVの音声ガイド

Roborock S6 MaxVはこんな人にオススメ!!

ステレオカメラによる障害物の回避能力は、おそらく現時点で発売されているロボット掃除機の中でトップ3に入るレベルだ。さらに、レーザーによる高精度な間取り認識や運転音の静かさ、スマホで確認できるマップとの連携機能など、Roborock S6 MaxVは多才なロボット掃除機だ。総合的に鑑みると、次のような方にオススメだろう。

* ペットと暮らす家庭

障害物回避性能の高さなどからRoborock S6 MaxVをオススメしたい。特にペットケージや食器、トイレなど進入を禁止したいエリアは、スマホでサッと指定できるのが便利。また、トイレの近くは粗相をしてしまう場合があるので、イザという時のリスク回避能力に長けている。そして、運転音の静かさや高音成分が少ないモーター音、少し速度を落として走行する機能などもあり、ペットへのも配慮がされている印象だ。

* 小さな子どもがいる家庭

ロボット掃除機が苦手とする障害物子どもの「おもちゃ」。そして、たくさんの洗濯物。ステレオカメラの障害物回避とレーザーによる間取りと障害物認識で、床に置いたおもちゃや洗濯物を引きずったり、ブラシに絡んだりで立ち往生することが少なくなる。また、子どもの食べこぼしなどで雑巾がけの頻度が高いなら、Roborock S6 MaxVをオススメしたい。毎回の掃除で床を水拭きしてくれるので、家事の手間を削減できるはずだ。

* 共働きなどで掃除時間が限られる家庭

共働きや独身世帯にもオススメだ。87,780円という価格が気になるかもしれないが、さんざん紹介してきたように優れた障害物回避性能とレーザー探知で、完全に掃除をロボット掃除機任せにできるのが魅力。一般的なロボット掃除機あるあるの「ロボット掃除機のために掃除する」という手間がなくなる。忙しい日々の中で自分の時間を作れると考えたら、けっして高い買い物ではないだろう。

■シンプル&価格も魅力のRoborock E4も

ロボット掃除機のエントリーモデルとしてもオススメなのが「Roborock E4」。家電大賞 2020-2021でも「ロボット掃除機部門」でRoborock S6 MaxV同様に銅賞を受賞したモデル。32,780円という価格にインパクトがあるが、「水拭き対応2in1」「カーペット自動認識」「静音&大容量バッテリー」など、シンプルながらも十分な機能を備えるモデルだ。 販売店舗数も多いので、気になる人はぜひチェックしてほしい。

Roborock E4