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DIYに1,800Wが頼もしい。「Jackery ポータブル電源 Ace1500」が我が家の庭先で大活躍。電動工具の出番も増える!

いざというときは冷蔵庫もクーラーも動く、一家に一台の必需品

自由にできるマイホームを手に入れると、ついいろいろなものを自分で作りたくなるし、なんでも自分の力でやってみたくなる。たとえば部屋にぴったりサイズの本棚やAVラックを自作してみたり、洗車場に行かず自宅の庭で洗車をしてみたり……。最初は失敗や苦労をすること自体が楽しくて、全部アナログ的に手作業でやっているのだけれど、そのうち凝りはじめると効率を求め、電動工具を買いそろえるようになる。電動工具はとにかく楽ちんなのだ。

ただ、電動工具に頼りすぎると、今度は電源問題にぶつかる。ガッツリDIYの作業をしようと一歩庭先に出てみれば、電源が取りにくく、電動工具が一気に不便なツールになってしまう。屋内の電源からはさすがに届かないし、延長ケーブルで長々と引き回そうとすると窓やドアを半開きにする不格好なスタイルになる。屋外に電源口があったとしても、作業場所の近くとは限らない。

そこで活躍してくれるのが、ポータブル電源。スマートフォンの充電に使うモバイルバッテリーの超巨大版みたいなものだ。大容量のバッテリーを搭載し、AC電源での給電・動作が前提となる機器も直接動かせる柔軟性とパワフルさがウリの1つ。しかしパワフルとはいえ、これまでのポータブル電源は1,000Wを超えるような消費電力の大きい機器に対応するものは少なかった。

と思っていたら、ここへきて米国生まれのポータブル電源メーカーJackery Japanから、なんと1,800Wの出力に対応した「Jackery ポータブル電源 Ace1500」が登場したのである。Jackery Japanが、まさに同社の「エース商品」として満を持して投入する大容量、高出力のこの製品。キャッチコピーにも「できること、ふやそう。」とあり、あらゆるDIYや庭仕事で活躍が期待される。というわけで、さっそく筆者の自宅で試してみた。

定格出力1,800Wを実現した高性能ポータブル電源

「Jackery ポータブル電源 Ace1500」は、同社のポータブル電源シリーズで最も高い性能をもつフラグシップモデル。定格出力1,800W、瞬間最大出力3,600Wで、これはもはやガソリンを燃料に動く家庭用発電機並みの性能と言えるかもしれない。当然ながら家の電源コンセントにつなぐだけで内蔵バッテリーに充電できるので、危険性のある燃料を取り扱う必要はないし、重量が抑えられているので比較的持ち運びやすい。高性能を安全かつ手軽に使えるのがウリだ。

本体重量は約15kg。ずっしりとした重みはあるが、家の周りを持ち運ぶ程度なら苦になるほどではない

電源の取り出し口は、100VのAC出力(最大1,800W)が3つと、DC 12V(10A)のアクセサリーソケット。加えてUSBポートが3つあり、そのうち1つは最近のスマートフォンの多くが採用しているUSB Type-C(5V、2.4A)で、他の2つはQuick Charge 3.0(最大18W)という高速充電が可能な規格に対応している。最新製品らしい気の利いた装備だ。

AC 100V出力が3つ、USB出力も3つある。左上に見える端子で本体の充電が可能

DIYや庭仕事に使う電動工具・機器の多くはAC電源が基本なので、その意味ではやはりAC電源出力が3つもあるのは心強い。そして、何より大きなポイントとなるのが、最初に書いたように定格出力が1,800Wであること。高出力に対応していることで、使える電動工具・機器の幅が広がる、というのが一番わかりやすいメリットだろう。

ご存じの通り、家庭のコンセントも一般的には1カ所最大1,500Wまで。つまり、家庭内で使う機器の多くはそのまま「Jackery ポータブル電源 Ace1500」でもカバーできると考えて良い。電子レンジやヘアードライヤーが、家庭向け機器のなかでも消費電力が大きいものとしてよく挙げられるが、持ち運び可能な電源であるにも関わらず、これらも当たり前のように使えてしまうポテンシャルの高さを「Jackery ポータブル電源 Ace1500」は秘めているのだ。

電力消費が激しい高圧洗浄機も余裕で動作

では、1,800Wのポータブル電源は具体的に庭先のどんなところで活きるだろうか。まず最初に紹介したいのが、クルマの洗車に使う高圧洗浄機だ。筆者が所有している高圧洗浄機は、ただ水を勢いよく噴射するだけの機械かと思いきや、実はそんじょそこらのポータブル電源や発電機では太刀打ちできない1,300Wをゆうに超える消費電力を誇っている。

高圧洗浄機がフツーに動いた!

噴射中の消費電力は1,300Wを超えている

しかし「Jackery ポータブル電源 Ace1500」なら、この高圧洗浄機も余裕で動かすことができる。もちろん家庭のコンセントにつないだ時と変わらないパワーで、普段通りの使用感。とてもバッテリーで動作させているとは思えず、ちょっと感動するレベルだ。1,300W超でも50分くらいは動作するようなので、クルマ1台の洗車程度ではバッテリーは全然尽きない。洗車後はついでに駐車スペースのコンクリートのコケ取りもやっつけてしまった。

コンクリートのコケ取りもバッチリ

通常、高圧洗浄機の電源ケーブルやホースも長めに作られているので、筆者宅くらいのこぢんまりした庭なら屋内のコンセントから電源を取る形でも届かないことはない。けれど、電源ケーブルを引き回すために家のドアや窓を開けて作業するのはできれば避けたいところ。クルマや庭の汚れが取れたはいいものの、作業を終えたあとに見てみたら家の中が水浸しだった、なんてことになりかねない……。

「Jackery ポータブル電源 Ace1500」から電源を取ることで、家のドア・窓は完全に閉めたまま作業できるし、水を噴射するトリガーガンの取り回しがしやすい位置に高圧洗浄機本体を置いておけるのもうれしい。ポータブル電源に水がかからないよう軽くカバーをかぶせるか、少し離れた場所に置くなどの配慮は必要になるけれど、高圧洗浄機の使い勝手が格段に上がることは間違いないだろう。

インパクトレンチ、電動ドライバーの作業効率がMAXに

我が家で特に出番の多いDIY用の電動工具は、AC電源で動くインパクトレンチと、充電式の電動ドライバー・ドリルの2つ。インパクトレンチは、主にクルマのタイヤ交換や、ちょっとマニアックだがバイクのスプロケット交換で、ナットを緩めるのに使っている。クルマのタイヤ1本あたり5つも6つもあるナットを手で回すのはけっこう大変だし、スプロケットを固定しているナットはめちゃくちゃ高トルクで締まっているうえに、固着していたりするので、手で回すのは不可能。作業時間を劇的に短縮し、不可能も可能にしてくれる電動工具は、一度使うと本当に手放せなくなるのだ。

ナットを緩めるのに不可欠なインパクトレンチ

さて、最大300N・mもの高トルクで回すことができるインパクトレンチの消費電力は400W以上。「Jackery ポータブル電源 Ace1500」とともにタイヤ交換に使ってみたところ、これも完璧に動作してくれた。我が家のクルマはタイヤ1本あたりナットが5つなので、作業箇所は計20個ある。これくらいの数ならバッテリー容量は数%も減らない。もしかすると、パドック設備があまり整っていない小さなサーキットで、サンデーレーサーが車両整備するようなときに「Jackery ポータブル電源 Ace1500」があると、ものすごく便利なのでは、とも思った。発電機に比べれば騒音はほとんどない(わずかな動作音は聞こえる)ので、周囲に迷惑をかけないのもいいところだ。

作業場所のすぐ近くにポータブル電源を置いて、タイヤ交換。ケーブルを引きずらなくていいので、インパクトレンチの取り回しがしやすい

もう1つの電動ドライバー・ドリルはバッテリー交換式のコードレスタイプ。なので、わざわざ「Jackery ポータブル電源 Ace1500」を持ち出す必要はないんじゃないか、と思われるかもしれない。が、この電動ドライバー・ドリルのバッテリーは、パワーがある代わりに放電が早いニッケルカドミウム(ニッカド)電池が採用されている。使う前にはだいたい充電し直す必要があるため、事前に充電しておいて必要になったときに使う、みたいなことが難しい。

充電時間が約30分と短いのは利点だが、使用時のバッテリーの減りも早い。そういうこともあって標準で予備のバッテリーが付属している。片方のバッテリーで動かしている間はもう一方を充電しておき、バッテリーが切れたら入れ替えて使う、というわけ。なので、効率的に作業をこなすには、すぐバッテリー交換できるように身近なところで充電しておけるのが理想だ。

電動ドライバー・ドリルのバッテリーはその場で充電が基本。予備をすぐそばで充電しておきたい

屋外でDIY作業中、バッテリーが切れるたびに屋内に戻って交換するのは面倒このうえないが、作業場所に手軽に設置しておける「Jackery ポータブル電源 Ace1500」があれば、そんな面倒くささとはお別れできる。予備バッテリーを目の前で充電しておくことができ、素早くスムーズに交換できて、最大限の効率で作業を進められるのだ。

目の前で充電していれば、充電完了時にすぐわかる。スムーズに交換して作業を続行できる

以前は「電動工具さえあればDIYが快適になる」と思い込んでいたけれど、電源を確保することも考えると意外とセッティングが面倒で、「だったら手回しドライバーを使うか」という気持ちになることも少なくなかった。でも「Jackery ポータブル電源 Ace1500」と組み合わせれば、本当の意味でDIYが快適になる。これから電動工具の出番がもっと増えそうだな、という予感すらしてくる。

太陽光による充電も可能で、災害時の冷暖房もおまかせ

ところで、屋外のDIYや庭仕事といえば、避けられないのが冬の寒さと夏の暑さだ。今回「Jackery ポータブル電源 Ace1500」を試したタイミングは、日差しが暖かくなりつつある3月だったとはいえ、日陰になったり、日が傾いてきたりすると、急速に冷え込む。寒くて手を動かしにくい冬場のDIY作業は怪我にもつながりやすいので、なんとかして暖を取りたいところ。

我が家には遠赤外線ヒーターがあるので、これをそのまま使えればちょうどいい。消費電力が最大1,050Wとかなり大きいのがネックではあるのだけれど……でも「Jackery ポータブル電源 Ace1500」なら問題なく動作する。都市部の住宅密集地だとたき火をするわけにもいかず、これまでは寒さに震えながら屋外作業をしていた(もしくは作業を諦めていた)ものだが、「Jackery ポータブル電源 Ace1500」さえあれば冬場も快適にDIYできそうだ。

1,000W超えの遠赤外線ヒーターで冬場のガレージも暖かい

真夏はスポットクーラーなどを動かすのに活躍してくれるだろうし、こういった冷暖房器具を場所を問わずに使えるのは、停電の可能性がある万が一の災害時に役立ってくれるという意味でも重要と言える。停電が長期化しそうなときに、大切な食料を保管しておく冷蔵・冷凍庫をできるだけ動かし続けたいときにも、「Jackery ポータブル電源 Ace1500」のような大容量・高出力のバッテリーがあると安心だ。

冷凍食品の長期保存に使っている筆者宅の冷凍庫。瞬間的に700Wを超えることもあるが、普段の消費電力は少なく、「Jackery ポータブル電源 Ace1500」だと充電なしでも数日間は稼働させられそうだ

停電してしまうとポータブル電源自体の充電もできなくなってしまうが、そういうときは「Jackery SolarSaga 100」などのソーラーパネルが使える。2枚の大きなソーラーパネルを太陽の方向に向けて、試しに「Jackery ポータブル電源 Ace1500」の充電端子に接続してみると、なんと100W以上で充電してくれた。標準のACアダプター(300W)より充電時間がかかってしまうことは確かだけれど、ソーラーパネルから直接USBケーブルでスマートフォンなどを充電することもでき、緊急時の電力確保用の手段としては十分すぎるほどだ。

ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」を使って太陽光で電力を得る。別売りの並列接続ケーブルでポータブル電源に接続することで、100W以上で給電することができた(「Jackery ポータブル電源 Ace1500」専用並列接続ケーブルは近日発売予定)

ソーラーパネルの裏側のインターフェイスにはUSBポートもある。ケーブルを用意すれば直接スマートフォンなどを充電可能だ

一度体験すると元に戻れない頼もしさ

DIYや家の庭仕事という、無理をすれば屋内電源を使えないこともないシチュエーションで、ポータブル電源に頼るメリットがあるのか。正直なところ、実は筆者も試してみるまでは少し疑問に思うところもあった。しかしながら、定格出力1,800Wのおかげで、使える電動工具・機器にほとんど制限がなく、屋内電源と全く同じパワーで動いてくれる頼もしさは、味わってしまうともう元には戻れない。

家庭用発電機と同等の性能を発揮しながら、より小回りの利くサイズ・重量で、騒音が少なく、安全に扱える点も、DIYや庭仕事においては大きなメリットだ。土地の広い郊外では持ち運びのしやすさが重視されるだろうし、住宅密集地では騒音や安全性が気になってくる。それら両方の環境における課題を1台で解消できる懐の深さも、「Jackery ポータブル電源 Ace1500」の魅力ではないだろうか。