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最新ロボット掃除機は小さい物も避けられる? ゴミ捨ての手間も減らすDEEBOT N8 PRO+を使った
- 提供:
- エコバックスジャパン
2021年9月3日 08:00
部屋の床掃除を肩代わりしてくれるロボット掃除機は、どんどん進化している。障害物や段差に引っかかったり、落ちたりしないようにしながら、部屋をまんべんなく掃除できるようになってきた。
各メーカーはロボット掃除機の賢さと多機能さを追求し続けてきているわけだけれど、それでも掃除を実行するときには、人間の手による前準備がまだまだ必要だったりする。障害物になりそうなものを片付け、吸い込めそうにない大きなゴミをあらかじめ取り除いておく、「儀式のような作業」が要るから面倒だと思う人もいることだろう。
2021年4月にエコバックスから公式オンラインストア限定モデルとして登場した「DEEBOT(ディーボット) N8 PRO+」は、その点で気になる性能を備えている。1台で吸引と水拭きの両方に対応するほか、ゴミ捨ての手間を省ける自動ゴミ収集機もセットになったいわばフル装備のハイエンドなモデルだが、面白そうなのは「True Detect」という3Dで物体を認識して回避する技術を搭載していることだ。
どうやら小さな物体も高精度に検出して、回避しながら隅々まで掃除するらしい。その性能によっては、最初に必ず発生していた面倒な儀式(片付け)を省ける可能性もある。果たして、どこまで見分けて効率よく掃除してくれるものなのか、確かめてみることにした。
機能は豊富ながら、価格は85,000円。さらに9月4日(日)20時~9月11日(日)1時59分の期間限定で、楽天スーパーSALEにて通常価格より15,200円引きの69,800円で販売されることにも注目だ(セールの詳細は記事の最後に記載)。
毎回ゴミ捨てしなくてOK、水拭きもできて気持ちいい高機能モデル
まずはどんな製品なのか簡単に紹介すると、DEEBOT N8 PRO+はゴミの吸引と水拭きの両方を同時にこなせるロボット掃除機だ。専用のスマートフォンアプリ「ECOVACS HOME」と連携したうえで、内蔵のタンクに水を入れ、モップをセットして充電台に置けば準備完了となる。
アプリから掃除をスタートさせると、部屋を一定のアルゴリズムに従って動き回り、ゴミを吸い込みつつモップ掛けしてくれる。掃除が終わったら自動で充電台に戻り、一体化している自動ゴミ収集機によって本体が吸い込んだゴミが回収され、充電が開始する、といった流れだ。
ゴミ吸引と水拭きを1台で同時にやっつけるので、単機能なモデル2台で順番に掃除するより稼働時間が短く、設置スペースも少なく済むのが特徴の1つ。フローリングがメインの家だとゴミを吸い込むだけでは物足りず、拭き取らないときれいにならない(しっかり掃除できたと感じにくい)場合もあって、水拭きの機能があるかどうかは重要なポイントだ。
実際にゴミ吸引と水拭きをした後の床は、やっぱり気持ちがいい。水の噴出量を指定することもできるので、汚れの程度に合わせて調整するのもいいけれど、暑い季節は多めの設定にすることで、床のひんやりさが増し、さっぱり感が高まる気もする。ちなみに掃除実行時に水拭きもするかどうかは、モップの取り付け有無で判定する形になっているので、アプリ側で掃除を実行するときにわざわざ指定するようなこともなく、わかりやすい。
また、自動ゴミ収集機のおかげで、ロボット掃除機本体のメンテナンスの手間を省けるのは、使い続けていてありがたみを感じた機能だ。ロボット掃除機の場合、本体のサイズにも関わってくるので、どうしても本体側で溜めておけるゴミの量は限られる。つまり、それだけ頻繁にゴミ捨てが必要になるわけで、それを面倒に感じると、「掃除の頻度を下げようかな」と考えてしまうことにもなりかねない。
でもそれは、せっかくのロボット掃除機のメリットを損なうことを意味する。人手を一切必要とせず、毎日のように、あるいはわずかな時間留守にしているときでも、遠慮なく掃除させられるのがロボット掃除機だからだ。自動ゴミ収集機があれば、ゴミの量をほとんど気にせず、好きなだけ掃除を実行できるので、ロボット掃除機の本領を発揮できるともいえる。
そうしたさまざまな機能を駆使して室内をきれいに、くまなく掃除していくうえで重要な役割を担っているのが、各種センサーだ。たとえばカーペット自動認識センサーというものが装備されているので、フローリングからカーペットのエリアに入ると、それを認識して自動で吸引力を増して掃除する。ただし、水拭き時はきちんとカーペットを避けるように動くので、水が染みこむこともない。
そして、ポイントとなるのが3D物体回避センサーとも呼ばれる「True Detect」センサーだ。これはその名の通り、三次元で物体を高精度に認識し、回避することで、物体の巻き込みや衝突、段差からの落下などを防ぎ、途中で掃除が止まってしまうトラブルを減らせるもの。
具体的には3×3×1cmという小さな物体の認識を可能にしているとのこと。では、「DEEBOT N8 PRO+」は実際のところどれだけ物体を認識し、回避する能力があるのだろうか。いくつか大きさの異なる物体をロボット掃除機の前に置いてみて、どのように掃除してくれるのかチェックしてみた。
ぬいぐるみや小さなボールを散らかした状態で掃除を実行してみる
パターン1:ぬいぐるみ2体のエリアを掃除
まずは腕試しがてら、3×3×1cmよりはるかにボリュームのあるぬいぐるみを2つ配置し、廊下一帯をエリア掃除する設定でスタートさせてみた。廊下の幅はDEEBOT N8 PRO+本体のおよそ2台分しかなく、必然的に障害物のすぐ横を通過しなければ全体の掃除は不可能だ。
結果は写真や下記の動画をご覧いただくとわかるように、2つのぬいぐるみともブラシがかすることすらなく、見事に回避してギリギリのところまできっちり掃除している。ある程度大きさのある障害物なら放置しておいても巻き込むことはない、と考えてよさそうだ。
パターン2:おもちゃ類が6個あるエリアを掃除
次は、ぬいぐるみよりも小さな複数のおもちゃ類。ラケットのようなもの、スポンジでできた大小のボール、野菜を模した木製のおもちゃ、細長いペンを置いてみた。
最初の障害物となるラケットは、持ち手方向からは障害物として認識していたようだが、より薄いネット側の方は背が低すぎるせいか軽く押しのけてしまった。それでも巻き込むというほどには至らず。
小さい方のボールはしっかり回避し、立てたペンもブラシがかすったものの、寸前のところで立った状態をキープ。ニンジンのおもちゃは問題なく回避し、大きめのスポンジボールはややコロコロしてしまったが、全体的に見ればうまく避けながら掃除してくれた、といえるレベルだろう。
そんなわけで、DEEBOT N8 PRO+で掃除を実行するときには、とりあえず巻き込む可能性のある薄い物体だけ片付けてしまえば、あとは多少散らかっていてもきれいに掃除してくれそう。とはいっても、ここまで物を床に散らかしたままDEEBOT N8 PRO+を動かすことは、実際にはあまりないはず。あくまでも、「もし障害物があったとしても、これくらい上手に避けてくれるんだな」という参考情報として捉えてもらえればと思う。
センサーを使った空間把握で、静かな動作も魅力の安心なモデル
今回は障害物の回避能力にフォーカスする形でレビューしたが、DEEBOT N8 PRO+のロボット掃除機としての基本性能の高さももちろん魅力だ。とりわけ稼働中の騒音が一昔前のロボット掃除機に比べると大幅に抑えられているのがうれしい。
フローリングだと吸い込む力を抑えて低ノイズで運転し、カーペットのときだけパワーを上げる仕組みになっている。大部分がフローリングの筆者の自宅では特に静かに掃除してくれた。しかも、家具などにガンガンぶつかって方向転換するわけではないので、衝突音が気になることもない。これらは光学的なセンサーで空間や床面を正確に把握しているおかげだろう。
ここまで満足度の高い掃除ができて、前述した通り、楽天スーパーセール期間の価格は69,800円(9月11日1時59分まで)。1台で吸引だけでなく水拭きまでできてスッキリする気持ちよさと、自動ゴミ収集機により手間が減ってラクさも実感できる。安心して長く使える、かなりのお値打ちモデルといえそうだ。
なお、この自動ゴミ収集機を付属せず、さらに手ごろな価格のモデル「DEEBOT N8 PRO」もある。自分の生活スタイルに合ったモデルを選んでみるといいだろう。
開催期間︓9月4日(日)20時~9月11日(日)1時59分
一般販売価格:85,000円
セール価格:69,800円
(割引額:15,200円引き)
さらに楽天ポイント15%還元
【更新】セール情報を更新しました(2022年9月1日)
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エコバックス DEEBOT N8 PRO+ |
(協力:エコバックスジャパン)