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周辺への光の漏れをカットする道路用LED照明器具
(2013/12/16 14:40)
パナソニック エコソリューションズ社は、6通りの「明るさと車線数の組み合わせ」で光害対策に対応する「LED道路照明器具 高速道路/一般道路」12品種を、2014年1月6日に発売する。ポール取り付け型とアーム取り付け型を用意する。価格はオープンプライス。
前方や後方の配光を同時に制御し、道路周辺の建物や農作物への光漏れを抑えるLED道路照明器具。無駄な電力を自動で抑える「初期光束補正機能」や、事前に明るさを設定することで深夜の電力をカットする「タイマー段調光機能」、さらにオーダーで、光束上限値を80%から100%まで調整できる「光束上限値調整機能」などで、省エネ化を図る。色温度は5,000k(昼白色)。
また安全面では、「強化ガラス」や「落下防止ワイヤー」に加え、国際規格(IEC)基準の4kVを上回る15kVの高性能「耐雷サージ機能」を装備する。
そのほか、-20℃の環境下でも使用できる耐久性を持っている。従来品より約30%の軽量化を実現したという。
なおこの照明器具は、国土交通省が2011年9月15日付で公表した「LED道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)」における、「設計条件タイプe・j(国が管理する高速自動車国道)」に適合している。