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シチズン電子、世界最高クラスの大光量LED
(2013/10/21 14:28)
シチズン電子は、世界最高クラスの大光量LED「COBシリーズ 大光量パッケージ」2機種を開発し、12月から量産を開始する。
LEDの明るさは駆動条件により変化するが、上位機種の「CLL-052-1825B1-50KL1A1」は、最大駆動時に23,549lmの明るさを実現した。これは400Wクラスの水銀灯と同等の光量で、世界最高クラスとしている。
また、一般的な使用条件での全光束は12,750lm、発光効率は161lm/Wで、従来製品よりも、それぞれ29%、34%向上した。主に、投光器や道路灯など、大光量が必要な器具での使用を想定している。
LED素子1つ当たりの光量が増えることで、同じ明るさを持つ器具でも使用するLEDの数が減って構造が簡単になる。また、複数の影ができるマルチシャドウなどの弊害も少なくなる。