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パイオニア、離れて暮らす家族を人感センサーで見守る「まもるとあかり」

~対応するコードレス電話機も同時発表

「まもるとあかり TF-TA51HS-W」

 パイオニアは、人の移動を感知して通知する電話機アクセサリー「まもるとあかり TF-TA51HS-W」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライスで店頭予想価格は1万円前後。

 コードレス固定電話の子機として設置するセンサー付LEDライトで、同社では「家族を見守るハッピーセンサー」と称している。人感センサーを内蔵しており、人が前を通過した回数をカウントし、親機に無線で通知する。親機は、あらかじめ登録された連絡先に、設定された時間ごとに人を感知した回数を音声で通知する。通知が音声のため、通知は携帯電話だけでなく、固定電話でも受信できる。

 人の活動具合が遠い場所から確認できるため、離れて暮らす一人暮らしの家族の見守りなどに向いている。

コードレス電話機「TF-SA10」に対応する

 対応する親機は、同社製のDECT規格対応コードレス電話機。現時点では、同時に発表された「TF-SA10」シリーズ3機種のみだが、今後順次拡大していくとしている。親機との通信距離は、見通しで約100m以内。

 「まもるとあかり」の本体内には、ニッケル水素電池も内蔵しており、待ち受けで約120時間、ライト点灯時で約5時間の動作ができる。人感センサーなどで人を感知してLEDライトが点灯するため、階段や廊下で足元を照らす照明器具としても使用できる。

 また、「外出モード」が用意されている。外出時に本機を玄関などに設置して出かけると、人の出入りを検知して、ライトが点滅して警告音が鳴る。ただし、1度警告音が鳴ると、外出モードは解除される。

 TF-TA51HS-Wの本体サイズは約120×141×53mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約245g。ACアダプターが付属する。

 対応するコードレス電話機「TF-SA10」は、1月下旬発売。価格はオープンプライス。付属の子機が1/2/3台の3機種が用意され、店頭予想価格は8,000円/16,000円/24,000円。

 親機の本体サイズは約160×74×163mm(同)、約485g。子機は、48×176×30mm(同)、約140g(電池含む)。

 電話の着信を光と音で知らせる「フラシュベルエアー TF-TA31FA-W」もオプションで用意される。すでに発売済み。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,500円前後。

伊達 浩二