恵安、全光束1,200lmの“大光量”LED電球

「KLED-SHシリーズ(E26高輝度モデル)」の製品パッケージ

　恵安は、全光束1,200lmの明るいLED電球「KLED-SHシリーズ(E26高輝度モデル)」を、11月26日に発売した。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、昼光色タイプの「KLED-S2H26D」、電球色タイプの「KLED-S2H26L」ともに2,880円前後。

　E26口金に取り付けられるLED電球で、昼光色タイプのKLED-S2H26Dが1,200lm、電球色タイプのKLED-S2H26Lで1,000lmと明るい点が特徴。日本電球工業会の基準では、昼光色タイプは白熱電球80W形相当、電球色タイプは同60W形相当となる。製品パッケージでは、「眩いほどの大光量」と謳われている。

KLED-SHシリーズの内部構造。放熱性の高い特殊炭素アルミニウムと複合セラミック化プラスチックを採用している

　明るさを実現するために、特殊な放熱構造を採用。本体の放熱部には、高い伝熱性と放熱性を備える特殊炭素アルミニウムと、高い電熱効果と高温での耐久性に優れた複合セラミック化プラスチックが搭載されている。

　本体サイズは65×120mm(直径×高さ)で、重量は130g。設計寿命は40,000時間。消費電力は12W。色温度は昼光色タイプが6,500K、電球色タイプが2,700K。

　 KLED-SHシリーズではこのほか、全光束が880lmの昼光色タイプ「KLED-S1H26D」、810lmの電球色タイプ「KLED-S1H26L」も発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はいずれも1,880円前後。

■明るさを抑えたエントリーモデルも

　KLED-SHシリーズよりも明るさを抑えた「エントリーモデル」も、同時に発売する。ラインナップは、E26口金の「KLED-SMシリーズ(E26エントリーモデル)」が6製品、E17口金の「KLED-S1S17シリーズ(E17エントリーモデル)」が2製品。

E26口金の「KLED-SMシリーズ(E26エントリーモデル)」	E17口金の「KLED-S1S17シリーズ(E17エントリーモデル)」

　E26口金のKLED-SMシリーズでは、昼光色タイプ、電球色タイプとも3製品ずつ用意される。昼光色タイプは、全光束720lmの「KLED-S3M26D」、520lmの「KLED-S2M26D」、420lmの「KLED-S1M26D」。電球色タイプは、600lmの「KLED-S3M26L」、420lmの「KLED-S2M26L」、360lmの「KLED-S1M26L」。店頭予想価格は、各色明るい順に1,580円前後、980円前後、880円前後。

　E17口金のKLED-S1S17シリーズは、全光束450lmの昼光色タイプ「KLED-S1S17D」、360lmの電球色タイプ「KLED-S1S17L」が用意される。店頭予想価格はいずれも1,280円前後。

　なお、設計寿命は全製品が40,000時間となっている。