東芝、光が260度広がるLED電球

~昼白色で白熱電球60W形相当
一般電球形8.8W

 東芝ライテックは、光が260度広がる「一般電球形8.8W」を5月25日より発売する。昼白色「LDA9N-G」と電球色「LDA9N-G」の2品番ともに、希望小売価格は4,830円。

 E26口金LED電球。光が約260度広がり、白熱電球や電球形蛍光ランプに近い明かりとなった点が特徴。従来の同社のLED電球では、配光角が約120度だったが、新製品ではLED光を背面方向まで自然に広げるため、表面積の大きなグローブ形状と、高い拡散性をもつマルチ拡散グローブを採用し、まぶしさを抑えた。

従来の同社のLED電球の配光角は約120度であったのに対し、新製品では白熱電球や電球形蛍光ランプに近い、約260度まで広がった

 全光束は昼白色で810lm、電球色で640lm。昼白色で白熱電球60W形相当、電球色で白熱電球50W形相当の明るさとなる。

 同社では既に、光が広がるLED電球として白熱電球60W形相当の明るさの「一般電球形10.6W」と同40W形相当の明るさの「一般電球形7.7W」を発売しており、新製品はこれら2品種の中間の明るさにラインアップするという。

 本体サイズは60×119mm(直径×高さ)で、重量は165g。定格寿命は40,000時間。消費電力は8.8W。白熱電球60W形と比較して、消費電力は約84%削減したという。

 色温度は、昼白色で5,000K、電球色で2,700K。平均演色評価数は昼白色でRa70、電球色でRa80。






(小林 樹)

2012年5月17日 15:37