ヤマハ、ファッション性を高めた“色で選ぶ”電動アシスト自転車「PAS」

2012年モデル「PAS Ami」

　ヤマハ発動機は、色にこだわった2012年モデルの電動アシスト自転車「PAS」5機種を、1月30日より発売する。希望小売価格は99,800～108,000円。

　街乗り向けの電動アシスト自転車。ラインナップは、20～30代の女性向けのファッショナブルモデル「PAS Ami(パス アミ)」、27インチタイヤの「PAS CITY S（パスシティ エス）」、乗り降りしやすい新フレームを採用した「PAS ナチュラ S」、バッテリー容量を従来より10％増量した6.6Ahの「PAS ナチュラ M」と「PAS ナチュラ M デラックス」の5機種。

　5機種に共通して、車両全体のカラーにこだわった点が特徴。同社が行なった電動アシスト自転車の購入者アンケートによると、購入時に重視する項目の上位に“カラーリング”があったという。そこで2012年モデルでは、ユーザーが好みに応じて選べるよう、カラーバリエーションを充実させた。さらに、ハンドルグリップやサドルといったパーツにもトータルカラーコーディネートを施し、車両全体でファッション性を高めたという。同社では、“PASを色で遊ぶ楽しさ”を広げたとしている。

デジタルメーター付きメインスイッチ

　さらに、バッテリー残量がわかりやすい「デジタルメーター付きメインスイッチ」を全機種に搭載。バッテリー残量が20％になるまでは10％単位で、20％を切ると1％単位で細かく残量表示するため、安心して使えるという。また、切り替え操作により走行速度も表示できる。

　PAS Amiでは、リラックスして乗車できるよう、ハンドル位置が高い「デルタハンドル」を採用。また、ファッション性を高めるために、サドルにはツートンカラーを取り入れ、大型バスケット、ペダル、スタンドなどは細部までブラックカラーで統一。さらに、バッテリー容量は4.3Ahから6.6Ahへ増やし、走行距離も伸ばしている。

　走行モードは、「標準」、パワフルな「強」、節電しながら走行距離を伸ばす「オートエコモード プラス」の3段階。切り替えは手元のメインスイッチで行なう。

　アシスト機能では、ギアに合わせてきめ細やかに制御する独自のアシスト機構「S.P.E.C.3」を搭載。走行モードと組み合せることで、きめ細かく無駄のないアシスト制御を可能にするという。

「S.P.E.C.3」と走行モードを組み合せることで、きめ細かいアシスト制御が可能になる

　バッテリーには昨年モデルに引き続き、高耐久の三元系リチウムイオンバッテリー「長生きバッテリー」を採用。バッテリー交換の目安であるサイクル寿命は、700～900サイクルで、経済的という。

　また、昨年モデルより製品保証期間も延長しており、バッテリーが2年間、ドライブユニットとフレーム、フロントフォークが3年間となっている。

PAS Ami	PAS CITY S

PAS ナチュラ S	PAS ナチュラ M	PAS ナチュラ M デラックス