東芝、IHと遠赤外線で炊きあげる3.5合炊飯器

IH保温釜 RC-6GSE

　東芝ホームアプライアンスは、IHと遠赤外線で炊きあげる小容量のIH式炊飯器「IH保温釜 RC-6GSE」を2012年1月1日より発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格は33,000円前後。

　3.5合炊きの小容量タイプのIH式炊飯器。内釜外面に、熱伝導率の高いダイヤモンドと銀のコーティング「遠赤ダイヤモンド銀コート」を採用した点が特徴。IHの高火力を効率よく厚釜に伝えるという。

　また、米の一粒一粒にまでしっかり熱が伝わるよう、釜の外側にはディンプル(凹凸)加工を施し、さらに釜内部の底面には波型の凹凸「釜底WAVE」を増設して、釜底から真上に噴き上げる熱対流を作り出す。これらにより、お米本来の美味しさが引き出したごはんが炊けるという。

　運転モードでは、白米、無洗米、炊き込みご飯、おかゆ、玄米、雑穀米などの炊飯コースのほか、「ふつう/やわらかめ」を炊き分ける機能を搭載。さらに、白米や炊き込みご飯を炊いた際に、カリッと香ばしいおこげを手軽に味わえる「おこげコース」も用意している。ほかに、手作りのパンや豆腐、温泉卵が味わえる「調理コース」や、沸騰時間をコントロールしてふっくら炊き上げる予約モードも備える。

　保温内蓋には、つゆ付きを抑えながら保温する「つゆ防止蓋ヒーター」を採用している。

　本体サイズは252×344×219mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.5kg。消費電力は700W、炊飯1回当たりの消費電力量は130Wh。内釜は洗米してもはがれにくく、約5年間の保証を設けている。カラーはシルバー。

　ほかに3.5合炊きのIH式炊飯器として、内釜外面に銀コートを採用したIH式炊飯器「RC-6XE」も発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格は23,000円前後。RC-6GSEの内釜側面に施されている遠赤ダイヤモンド銀コートは採用していない。カラーは、6XEがレッドとシルバーの2色。

IH保温釜 RC-6XE レッド	IH保温釜 RC-6XE シルバー

　このほか3合炊きの炊飯器として、内釜外面に銅コートを採用したIH式炊飯器「RC-5XE」と同じく銅コートを採用したマイコン式炊飯器「RC-5S」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格はそれぞれ15,000円前後、10,000円前後。

　　カラーはRC-5XEがピュアホワイトのみ、RC-5Sがホワイト、ブラック、ブラウンの3色。

IH保温釜 RC-5XE ピュアホワイト	保温釜 RC-5S ブラック

保温釜 RC-5S ブラウン	保温釜 RC-5S ホワイト