新潟県、節電トライアル第3回は成功と評価

~気温の変化が電力消費に直結

 新潟県が21日に行なった「ピークカット15%大作戦・第3回トライアル」の結果が発表された。今回は気温が28度以上の日を選んで実施された。

 今回のトライアルでは、13時~17時の平均電力使用量が239万kWで、昨年の同じ気温の日の263万kWに対し、24万kWの削減となった。県では、削減目標を21万kW(マイナス8%相当)としており、目標を達成したとしている。

 なお、トライアル前日で気温が26.6度だった20日は、トライアル当日を下回る消費電力量となっており、気温の変化が消費電力に大きく影響することが裏付けられている。

第3回トライアル時の消費電力比較





(伊達 浩二)

2011年6月23日 00:00