フィリップス、アゴ周りにフィットする高級シェーバー
「センソタッチ3D」


センソタッチ3D RQ1280CC
 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、アゴ周りにフィットするシェーバー「センソタッチ3D」シリーズ4機種を、8月中旬に発売する。価格はすべてオープンプライス。最上位モデルの「RQ1280CC」の店頭予想価格は44,800円。

 同社のシェーバーでは最上位モデルに当たる製品で、アゴの凹凸にフィットしやすい点が特徴。同社の調査によると、日本の電気シェーバーユーザーの約半数が、“既存の製品では剃りにくい部分がある”と回答。しかも、そのうちの8割以上が、アゴ周りのシェービングに悩んでいるという。

 そこで本製品では、ヘッド部に「独立可動3Dシステム」という新機能を搭載した。これは、3つのシェービングヘッドのそれぞれが内側、外側に曲がることで、顔のカーブにフィットするというもの。このため、凹凸の多いアゴ周りをシェービングする際にも剃りやすいという。なお、同社の現行製品「アーキテック」のシェービングヘッドは、外側には曲がるが、内側には曲がらない仕組みになっている。

新採用の「独立可動3Dシステム」のイメージイラストヘッドが自在に曲がるため、顔のカーブにフィットしやすいという

 フィリップスのオランダ本社が行なったブラインドテストによれば、センソタッチ3Dはアーキテックと比べて、肌の密着度、シェービング中の感触、シェー ビング後の感覚などで、高い満足度が得られたという。

フィリップスのオランダ本社が行なったブラインドテストの結果。同社の現行製品「アーキテック」よりも、満足度は高かった

 ヘッドではさらに、外側の溝/中央のスキマ/内側の穴の3層であらゆる長さのヒゲをキャッチするという「ウルトラトラックヘッド」、肌を優しくなでるような感覚を実現するという「なめらかヘッド」という2つの新機能も搭載。また本体は、人間工学に基づいた握りやすいグリップハンドルを採用。さらに、ウェットシェービングもできる防水仕様となっている。

 このほか従来モデルからは、ヒゲを根元から引き上げカットすることで、肌に負担をかけない「スーパーリフト&カット機能」、ワンストロークで多くのヒゲがキャッチできるよう、刃を3列に並べた「3列刃搭載ヘッド」などを継承する。

 下位モデルとして、シェービングヘッドが外側に曲がる「2D可動システム」を採用した「センソタッチ」シリーズ2機種も、同時に発売する。価格はオープンプライス。センソタッチの上位モデル「RQ1160CC」の店頭予想価格は22,800円前後。

 センソタッチ3D、センソタッチシリーズのラインナップは以下の表の通り。

【センソタッチシリーズのラインナップ】
シリーズ名センソタッチ3Dセンソタッチ
品番RQ1280CCRQ1260CCRQ1250CCRQ1250RQ1160CCRQ1160
店頭予想
価格
44,800円
前後
39,800円
前後
34,800円
前後
29,800円
前後
22,800円
前後
14,800円
前後
独立可動3Dシステム--
2D可動システム----
ウルトラトラックヘッド--
なめらかヘッド
ウェットシェービング
洗浄充電器--
消費電力5.4W(充電時1.5W)
使用回数約20回約17回
充電時間1時間
本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)
58×67×164mm58×65×164mm57×70×163mm57×70×162mm
本体重量177g175g173g167g
本体カラーブラックシルバールビーブラックブラック

RQ1260CCRQ1250CCRQ1250

RQ1160CCRQ1160


2010年7月1日 00:00