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マンダムから初の美容家電 ガジェットみたいなドライヤーやトリマー
2024年2月15日 11:00
マンダムは、新たに立ち上げる美容家電ブランド「ium(イウム)」から、メンズスタイリングに特化したヘアドライヤー、ストレートアイロン、マルチトリマーを発売する。価格は順に8,800円、6,600円、6,600円。全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)、楽天市場で、3月1日から先行販売する。
男性が手に取りやすい・使いやすい美容家電がコンセプト。男性にとって必要な機能を厳選し、シンプルながらも男性心をくすぐるデザインに仕上げている。開発担当者の同社ブランドマーケティング部 小坂洋介さんは「ギア感、ガジェット感が出るようにこだわった」と話した。
ベーススタイリングを思いのままにできるヘアドライヤー
ヘアドライヤーは、「髪を乾かしながら根元を立ち上げたい」「風量を調整して、パーマ感を残したい」といった、ベーススタイリングのニーズを叶えるという。風量調整ができるホイールスイッチと、風量・温度を表示する液晶ディスプレイには、ガジェットっぽさを感じる。
温度は冷風+温風(40/60/80/100℃)の5段階で調整可能。風量は弱風から強風まで自由に調整できる。
折りたたんでコンパクトに収納することも可能。アタッチメントはマグネットでピタッと取り付けることができる。
本体サイズは約20.5×6.5×17.2cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約600g。定格消費電力は最大1,200W。コード長は約1.8m。
指先感覚で使えるストレートアイロン
ストレートアイロンは、男性の短い髪の毛も挟みやすい15mm幅のプレートを採用。なめらかな滑り心地でしっかりクセ付けできるナノオイル&セラミックコーティングで、ストレートはもちろん、パーマ風スタイルも自在に楽しめるという。
プレート周りには、髪の根元や顔周りに触れても熱を感じにくい耐熱フェルトカバーを採用。男性は、女性よりも根元に近い部分にヘアアイロンを当てるため、火傷をするリスクが高いという。実際に、開発担当の小坂さんも、初めてヘアアイロンを使った時に熱い思いをしたと自身の経験を語り、同製品であれば火傷の心配が少ないとした。
温度設定は5℃刻みで、100～220℃に設定できる。また高速ヒート機能を搭載。約20秒で約140℃まで到達するため、忙しい朝のシーンでも煩わしくないとする。
本体サイズは約27×3×3.5cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約290g。定格消費電力は約35W。コード長は約1.8m。
ツーブロックのメンテナンスからムダ毛処理まで全身使えるマルチトリマー
マルチトリマーは、ツーブロックのメンテナンスはもちろん、VIO用アタッチメント付きで、デリケートな場所にも使用することができる。髪の手入れに使うマルチアタッチメントは3/6/9/12mmの4段階で長さ調整可能。
防水仕様で、本体丸ごと水洗いができる点も特徴。お風呂場での使用も可能とする。またリチウム電池を内蔵し、約2時間の充電で最大約50分使用できる。
本体サイズは約3.4×4.3×19.6cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約150g。コード長は約0.75m。USB Type-Cケーブル、掃除用ブラシ、専用オイルも付属する。
美容師のセットを自宅でも再現できる、使いやすさが魅力
製品発表会には、メンズ特化サロンNAVYの代表・宇野文彦さんが登場。iumのドライヤーとヘアアイロンを使った、若い世代に人気のトレンドヘア「スパイキーショート」のスタイリング実演を行なった。初心者でも挑戦できるヘアスタイルという。
スパイキーショートは、前髪を立ち上げた短髪のヘアスタイル「アップバングショート」の派生。爽やかで好印象なアップバングショートに、さらに躍動感を足し、ヘアアイロンなどで毛先を散らしてスタイリングする、遊び感のあるヘアスタイルとのこと。
ヘアセットの流れは、まずドライヤーで根元を立ち上げ、ヘアスタイルの土台を作ったら、ヘアアイロンを使って毛先に動きをつけていく。毛流れに逆らってヘアアイロンを入れていくと、少しイレギュラーな遊び感が生まれるという。
宇野さんは、普段から自身のサロンに来る客に「ご自宅でもスタイリングをしてみてください」と伝えて見送っているそうだが、ヘアセットに対してハードルを高く感じていると、結局やってもらえないという。そのため「iumのドライヤーやヘアアイロンのような、初心者でも使いやすいアイテムは、僕たち現場のプロからしてもすごく助かる」とコメントした。