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キングジムがシニア市場へ参入、新ブランド「arema(アレマ)」の第1弾は目立ちにくい「集音器」
2020年3月26日 14:08
キングジムは、アクティブシニアの前向きな暮らしをサポートする新ブランド「arema(アレマ)」の立ち上げを発表した。第1段として、目立ちにくいイヤホン型の「集音器 AM10」と、通帳や印鑑などを保管する「自分まとめファイル AM2525」を、それぞれ5月1日、4月17日に発売する。価格は順に10,000円、4,800円(ともに税抜)。
集音器 AM10
「集音器 AM10」は、装着時に自然な見た目となるイヤホン型を採用。初めて集音器を使用する人でも、抵抗を感じにくくしたという。
集音用マイクは左右のイヤホンにそれぞれ搭載する。耳に近い場所で集音するため、自分の耳で聞き取ったような聞こえ方を実現。音が聞こえてくる方向や距離感などが自然なうえ、自分の声も聞こえやすくなるため、会話のボリュームも抑えられるとする。
左右のイヤホンの音量バランスを調節でき、左右の聞こえ方の偏りをなくせるという。本体の操作は、電源スイッチと音量調節ダイヤルのみのシンプル設計で、誰でも簡単に使用できるという。
本体サイズは約67×67×15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約39g。コード長は約107cm。単四形乾電池1本使用。イヤピース(XS/S/M/L)、ポーチ、簡単マニュアルが付属する。本体カラーはシロ、クロ。
自分まとめファイル AM2525
「自分まとめファイル AM2525」は、ポケットファイルとフリーボックスの2冊1組セット。通帳や診察券などはポケットファイル、印鑑などの小物はフリーボックスに収納できる。大切なものを整理して保管できるため、急な入院やもしもの際に役立つという。
ポケットファイルは、A4ポケット、2段ポケット、カードポケット、通帳ポケット、チャック付きポケットを備える。2段ポケットには年金手帳を、チャック付きポケットには領収書などを入れられる。
フリーボックスは、写真や手紙などの収納スペース、フタ付きスペース、印鑑を収納できるゴムバンド、朱肉用スペースを用意。
また、ウェブサイトなどのログインに必要な「ID/ユーザー名」と「パスワード」を別々に管理できるパスワードシートのほか、口座や保険の情報、通院歴や知人の連絡先などを記入できる簡易エンディングシートが付属する。
1冊あたりの本体サイズは、約250×40×320mm(幅×奥行き×高さ)。材質は本体が紙、ポケットが透明PPシート。本体カラーはアオ。
新ブランド「arema(アレマ)」
「arema」は、趣味や消費活動に積極的な「アクティブシニア」と呼ばれる65～75歳向けのブランド。「ささやかな工夫は、特別」をコンセプトとし、アクティブシニアの前向きな暮らしをサポートするとしている。
製品を使用した本人が「あれま」、それを見た友人やプレゼントされた人が「あれま」と思うような製品を、今後も継続的に展開していくという。
