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“脱毛サロンは予約が取りにくい”不満を解消した、家庭用の光脱毛美容器

 英CyDen社(サイデン)は、なめらかな素肌へ導く「光脱毛美容器 SMOOTHSKIN(スムーズスキン)」を2月下旬に発売する。光の照射可能回数が30万回の「スムーズスキン GOLD 300 SSG300」と、20万回の「スムーズスキン GOLD 200 SSG200」の2機種を用意。価格は順に、58,000円、48,000円(税抜)。

左から、照射回数20万回の「スムーズスキン GOLD 200 SSG200」と、30万回の「スムーズスキン GOLD 300 SSG300」

 カミソリなどで剃毛した肌に使用する、光美容器。機器から放出された光エネルギー(IPL)が、毛や毛穴の黒い部分(メラニン色素)に反応し、毛包にダメージを与えて毛の再成長を阻止する。使い続けるうちに毛が目立たなくなり、サロンクオリティの脱毛ケアを、自宅で簡単にできるという。光は毛包部分に反応するため、皮膚表面にはダメージを与えず安全に使えるとしている。

光脱毛のメカニズム
毛包部分に光を当てるが、皮膚表面にはダメージを与えないという
持ったところ

ムダ毛ケアをしている女性はほぼ100%。脱毛サロンは予約が取りにくいという不満も

CyDen株式会社 代表取締役 市原 佳奈氏

 CyDen株式会社 代表取締役 市原 佳奈氏は、女性の脱毛ケアについて次のように語った。

 「光美容器の開発にあたり、20~30代の女性1,000名にリサーチしたところ、ほぼ100%の女性が脱毛サロンや自宅でムダ毛のケアをしていることがわかりました。しかし、その中には不満の声も多くあります。脱毛サロンに通う人は“予約が取りにくい”“結果に満足できない”という不満、家庭でケアをする人は“自分ではうまくできなさそう”“肌への負担が心配”という声がありました。スムーズスキンは、どちらのユーザーの不満も解消できる製品です」

 スムーズスキンの特徴は、肌の色を感知する「自動スキントーンセンサー」を搭載している点。センサーが感知した肌色に合わせて、10段階の光レベルから自動で最適なパワーに設定して照射する。これまでの光美容器で面倒とされていた、照射レベルの調整を不要とし、簡単に使えるという。設定された光の強さは、本体側面のパワーバーで確認可能。

 また、照射パワーを抑えた「ジェントルモード」も搭載。敏感肌や、強い照射を避けたい人に適したモードとしている。

 照射方法は、「連続照射」と「1回照射」の2種類を用意。連続照射はボタンを押し続けると継続的に照射するもので、脚などの広い範囲に適している。1回照射は、ビキニラインなど狭い部位に適したもの。

肌の色に合わせて照射レベルを自動調整。ランプの点灯数は肌が黒いと少なく、白いと多くなる

 効果的な使い方としては、週に1度の照射を、12週間続けることだという。これは、部位によって毛が生える周期が異なるためで、使い始めは定期的に照射することでムラなく毛にアプローチできる。

 使い続けるうちに効果が現れ、12週間使った後は、使用頻度を月に1度などに落としても問題ないという。

使い続けることで毛が目立たなくなる

 本体は、リビングでのリラックスタイムに適した高級感のあるデザインを採用。リビングに置いていても違和感なく使うことができる。

 いずれも、1回の照射スピードは、0.9~1.9秒。1分間に照射できる回数は、30~60回としている。1回の照射面積は3cm2。本体重量は約370g。電源は交流式で、消費電力は60W。

 光の照射可能回数は、「スムーズスキン GOLD 300」が30万回、「スムーズスキン GOLD 200」が20万回としているが、30万回使い切る前に、脱毛が完了するという。本体カラーはGOLD 300がホワイト、GOLD 200」がブラック。

高級感のあるデザインを採用
照射面積は3cm2

照射スピードをアップし約10分で全身ケアできる「スムーズスキン bare」

 このほか、スピーディーな照射を実現した「スムーズスキン bare」も2月下旬に発売する。価格は28,000円(税抜)。

コンパクト設計の「スムーズスキン bare」

 1回の照射スピードが0.6秒で、1分間に100回照射できる点が特徴。照射面積は3cm2。約10分で、全身(ワキ・脚・ビキニライン)のケアができるという。コンパクト設計で、シンプルに操作できる。

 照射パワーの自動設定機能は非搭載で、スムーズスキン GOLDよりもパワーを抑えたモデルとしている。照射可能回数は100万回。

 本体重量は約200g。カラーは、「ブラック×シャンパンゴールド」と「ホワイト・ブラック×シャンパンゴールド」の2色。