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ダイキン、梅田のLED看板「大ぴちょんくん」が冬季限定で「乾燥ぴちょんくん」に
2016年11月17日 11:33
ダイキン工業は、大阪・梅田に設置されたLED看板「大ぴちょんくん」において、乾燥を知らせる冬季限定の新アニメーションを追加した。期間は2017年2月28日まで。表示時間は日没後~24時。
「大ぴちょんくん」は、同社のキャラクター・ぴちょんくんをあしらった巨大なLED看板。大阪・梅田に設置されている。同社が開発した空気の快適性がわかる「ダイキン空気感インフォメーション」に基づき、9色に変化することで、その時々の梅田の空気感や、花粉、PM2.5の情報を伝えている。今年3月に設置し、夏には期間限定で熱帯夜の注意喚起を行なうアニメーションも追加された。
今回、大ぴちょんくんとして初めて冬を迎え、冬季限定バージョンの「乾燥ぴちょんくん」アニメーションを追加。今までの空気情報に加え、喉・肌が乾燥するときの湿度と温度の関係を表した研究データをもとに、乾燥していると判断されたときに限定アニメーションが表示される。文言例は「今日は空気が乾いてるよ。お部屋の湿度に注意して、加湿を心がけてね」など。
乾燥や結露対策に、冬の室内での快適な過ごし方
同社は、冬の室内での快適な過ごし方も紹介。
部屋の乾燥対策として洗濯物の室内干しをする際、単にエアコン暖房を使用しつつ洗濯物を室内で干すだけではあまり効果が得られないという。そこでポイントになるのが、空気清浄機やサーキュレーターとの併用。
エアコン暖房で温度が上がることで空気中の水分含有量が多くなるため、サーキュレーターなどの風を洗濯物に直接当て、衣類の水分を空気中に飛ばすことで、適度な湿度が保たれるという。部屋の「乾燥」を防ぎつつ、洗濯物も効率よく乾かせるとしている。
また、冬の結露対策として、必要に応じて除湿することも重要だという。冬のよくあるシーンとして、室内干しをしながらも鍋をしたり、加湿器を使ったりすると、室内の温湿度が急激に上昇し、結露が発生してカビの原因になる。
こうしたときには、部屋を暖めすぎないように、就寝時に利用しないリビングを換気しておくなどの対策が重要だという。冬場は室内の湿度環境が変わりやすいため、加湿と除湿を上手に組み合わせてコントロールすることを推奨している。