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アイリスオーヤマ、放熱フィンをウェーブさせたオイルヒーター

 アイリスオーヤマは、独自形状の放熱フィンを採用した「ウェーブ型オイルヒーター IWH-1210M-W」を発売した。参考価格は16,800円(税抜)。また、室温設定やエコモード、切タイマーを追加した「IWH-1210K-W」を10月10日に発売する。参考価格は19,800円(税抜)。

ウェーブ型オイルヒーター「IWH-1210M-W」

 放熱フィンを波打たせた独自の形状を採用したオイルヒーター。直線状の放熱フィンと比較して表面積を約10%拡張している。そのため赤外線を発する面積と、放熱フィンが空気と接する面積を同時に広げられ、効率的に部屋を暖められるとする。

放熱フィンを波打たせて、赤外線を発する面積と、放熱フィンが空気と接する面積を同時に広げた。そのため、効率的に部屋を温められる

 上位機種「IWH-1210K-W」には、エコモードを搭載。温度変化に合わせて、出力を自動で調整。間欠運転と比較して無駄な温度の上下動を抑えられるとする。

ウェーブ型オイルヒーター「IWH-1210K-W」

 いずれも本体サイズは、256×501×635mmで、重さは約10.9kg(IWH-1210M-W)と約11.3kg(IWH-1210K-W)。適応床面積は最大8畳まで。消費電力は1,200W。出力切替は1,200W/700W/500Wで調整可能だ。

IWH-1210M-W
IWH-1210K-W

 オイルヒーターは放熱フィン内部の不燃性の油を加熱することで、 部屋を暖めるヒーター。放熱フィンから放出する赤外線により、 離れた物体を暖める「輻射熱」に加えて、暖められた空気によって発生する「自然対流」によって部屋を暖める。そのため温度のムラが少ない環境を作れる。

 また、温風が出ないため、 空気が乾燥した環境でもホコリを巻きあげにくい。燃焼による一酸化炭素や二酸化炭素も発生しないため、空気を汚さずに部屋を暖めることができるとする。