【インテリアライフスタイル展2009】
エレクトロラックス、“静か”な掃除機「ウルトラワン」など新製品を公開
「ultraone(ウルトラワン)」が並べられた、エレクトロラックスのブース |
ウルトラワンはキャニスタータイプの布パック式掃除機で、「超静音」を謳っている点が特徴。モーターを柔らかい素材で包んで振動を抑えたり、ダクトで空気の流れを改善し、遮音材で空気の流れから発生する運転音を和らげるといった、運転音を抑制する機構を採用している。なお、運転音については、現在のところ確認中とのこと。
また、使い勝手の面でも向上を図っており、タイヤは段差を簡単に乗り越えられるようソフトな素材を採用し、本体内には3種類のノズルが収納できる。さらに、0.3μmのゴミを99.995%除去する「HEPA13」フィルターを搭載し、排気をキレイにする仕組みになっている。
本体サイズは400×610×400で、重量は7kg。最大消費電力は1,000W。集塵容量は約5L。価格は未定だが、6万円弱を予定しているという。
カラーは白(左:アイスホワイト)とオレンジ(右:コッパーメット)の2色 | ウルトラワンのロゴマーク。機能を示すアイコンには「クリーニング性」「静音性」「操作性」の3点が謳われている |
ウルトラワンの電源を入れたところ。なお、電源スイッチはスティック部ではなく本体にある |
本体底面。タイヤ部は段差を簡単に乗り越えられるよう、柔らかい素材を採用する | 本体上面。写真下の穴の部分から、HEPA13フィルターを通った排気が出る |
写真のように、本体を横置きにした状態でもスティックが立てられる | 床用のノズルを裏側から見たところ。柔らかい素材のフローリングにも向くという |
掃除機ではこのほか、「ergospace(エルゴスペース)」シリーズの新製品として「new ergospace(ニューエルゴスペース) ZE350」も展示された。ニューエルゴスペースは、新しいノズル「ESNO」を採用し、従来機種よりも強力に集塵できる機構が特徴。発売は11月の予定で、価格は未定。
「new ergospace(ニュー エルゴスペース) ZE350」ブラック×ホワイト | 同じくZE350の エボニーマットブラック |
ブースでは、“やさしい、心地よい、リフレッシュ”をテーマとした新ブランド「mjuk vit Friska(ミュークヴィート・フリスカ)」シリーズのパネルヒーター「EPH912」とカーボンヒーター「ECH930」、スチーム式加湿器「EHF901」の3製品も展示していた。いずれも9月1日発売予定。
従来製品から比較すると、ヒーター2機種では、チャイルドロックや転倒時の自動OFFスイッチ、加湿器では高温時の自動ストップ機能が付いたPTCヒーターや、お湯の流出を防ぐ「簡易ロック」といった、安全機能が追加されている。
価格は全機種が未定だが、現在のところはパネルヒーターが2万5千円程度、カーボンヒーターとスチーム式加湿器が1万円程度の予定となっている。
パネルヒーター「EPH912」。9月より発売する「mjuk vit Friska(ミュークヴィート・フリスカ)」シリーズのひとつとして展開される | カーボンヒーター「ECH930」。カラーは白と黒の2色 | スチーム式の加湿器「EHF901」も、白と黒の2色が用意される。アロマ用のカップも付属する |
(本誌:正藤 慶一)
2009年6月3日 17:04
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