やじうまミニレビュー
新感覚! 「このコットンすごい……」
by 西村 夢音(2015/1/28 07:00)
スキンケアにおいて、定説とされているのが“値段の高い化粧水をチマチマ使うよりも、安い化粧水をバシャバシャ使うほうが効果的”ということだ。どんなに高くて良い化粧水でも、チマチマ使っていたら潤うはずもなく意味がない。
できることなら、お気に入りの高い化粧水をバシャバシャ使ってみたい。そんな望みを叶えてくれる不思議なコットンに出会った。ユニ・チャームの「シルコット うるうるスポンジ仕立て」(以下、シルコット)だ。
メーカー名 | ユニ・チャーム |
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製品名 | シルコット うるうるスポンジ仕立て 40枚入り |
購入場所 | マツモトキヨシ |
購入価格 | 204円 |
シルコットは、普段の化粧水の1/2の量で驚くほど潤うという不思議なコットン。内側にスポンジ層を採用しており、一般的なコットンに比べて肌に染みこむ化粧水の量が2倍以上で、パフ本体に化粧水をほとんど残さないという。
コットンは2つ折りになっていて、2枚にはがしてローションパックにも使用できる。
こんなちょっとの量で!? しっかり潤うスポンジの威力
私が愛用している化粧水は、「メナード つき華 ローション<しっとりタイプ>」。値段は3,000円ほどで、大学を出たばかりの20代OLにとっては高級品だ。普段使っているコットンに付けていると、1カ月半に1本のペースで消費してしまうので、なかなか出費がかさんでいた。
いつもの1/2の量の化粧水で良いとのことなので、シルコット本体の上半分にだけ化粧水を付けてみる。こんなちょっとの量でいいのか……と、正直かなり不安になった。
しかし、パッティングしてみると、ふかふかのスポンジが跳ね返り、化粧水がしっかり肌に密着していく。肌にコットンを叩きこむ度に、化粧水が中に染みこんでいくのがわかるので、かなり新感覚の体験だった。
パッティング後にコットンを見てみると、パフには化粧水が残っていなく、きちんと肌に吸収されているのが目でも確認できた。今までは、コットンに化粧水が余ってしまってもったないなと思っていたが、シルコットなら余すことなく使える。
乾燥がひどいときは、コットンを2枚にはがしてローションパックをした。パッティングを終えたあとに、少し化粧水を足して気になる箇所に貼り付ける。今回は頬に貼ってみたのだが、本体のカーブ形状が目元にぴったりフィットして貼りやすかった。
シルコットを使い始めて2週間ほど経つが、驚いたのは化粧水が全然減っていないことだ。化粧水もシルコットと共に封を開けて減り具合を確かめていたのだが、毎日朝晩使っていたのにほとんど残っている。普段は1カ月半で使いきっていたが、これなら3カ月くらいは持ってしまいそうだ。
スキンケアに使うコットンは、今ではもうシルコットしか使えなくなっている。洗面所に置いていたら姉も使ったようで「このコットンすごい……!」と、絶賛していた。
お気に入りの化粧水が高額でコストパフォーマンスを気にしている人なら、必ず満足できる一品だ。