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親は賛否両論!?「2020年 プログラム教育 必須化」小学生の親2000人の本音

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されます。今回は、小学生の親2000人に聞いた、親自身のプログラミングの知識、プログラミング教育必修化の認知度と必要性についての調査結果をご紹介します。英語教育必須化とは違って、プログラミング教育は「親自身がよく知らない科目」ということもあるのか、回答結果には戸惑いを感じている親の本音も見受けられました。

 

保護者の約8割が「プログラミングを知っている」

ご自身のプログラミングについての知識(N=2,056)

GMOインターネットグループのGMOメディアが運営する、プログラミング教育メディア「コエテコ byGMO(以下、コエテコ)」と私塾界が発行する「月刊私塾界」が共同で、小学生の親2,056人を対象に「プログラミング教育に関する調査」を行ないました。そのなかで、「自身のプログラミングについての知識」を聞いたところ、「プログラミングの知識はある程度ある(43.9%)」と「プログラミングができる(16.3%)」とを合計して約6割がプログラミングについて知っていることが分かりました。

 

2020年からのプログラミング教育必須化、認知度は5割

2020年からの小学校でのプログラミング教育必修化の認知度(N=2,056)

また、「2020年からの小学校でのプログラミング教育必修化の認知度」を尋ねると、「知っていた」人は49.3%で、保護者のうち2人に1人はプログラミング教育必修化を知らなかったことも明らかに。

 

小学校でのプログラミング教育、3割が「必要」

小学校でのプログラミング教育が必要だと思うか(N=2,056) 

続いて、「小学校でのプログラミング教育が必要だと思うか」を尋ねると、「必要だと思う」と回答した人は30.8%で、「必要だと思わない」という人は23.6%という結果に。約半数に及ぶ45.6%が「分からない」と回答しました。

 

プログラミング教育が必要だと思う理由

プログラミング教育が必要だと思う理由(N=635)

そこで、「プログラミング教育が必要だと思う」と回答した635人へ「その理由」を聞いてみると、最も多かったのは「将来役に立つから(60.3%%)」で、続いて「必要性を感じているから(26.8%)」となりました。プログラミング教育が必要だと思う人は、子どもの将来のために必要だと認識していることがうかがえます。

 

プログラミング教育が必要だと思わない理由

プログラミング教育が必要だと思わない理由(N=485)

同様に、「プログラミング教育が必要だと思わない」と回答した485人へ「その理由」を聞いたところ、「小学生にはまだ早いと思うから(38.4%)」や「何をするのかよく分からないから(25.6%)」という項目へ回答が集まる結果に。

 

習わせたい場所、「学校で」約半数、「学校外で」約2割

プログラミングをどこで習わせたいですか?(N=469)

次に「お子さんにプログラミングを習わせたいかどうか」を尋ねたところ、「習わせたい(37.7%)」という回答が約4割に。さらに、「習わせたい」と答えた469人へ、「どこで習わせたいか」を聞くと、「学校の授業で(49.7%)」が最も多く、次いで「子ども向けITスクール・パソコン教室(19.2%)」となりました。今やプログラミング教育は、学校以外のスクールや教室でも行なわれていますが、多くの人が学校で習わせたいと考えているようです。

 

プログラミング「体験」教室で情報収集を

小学校でのプログラミング教育必修化は知っていても、実際にプログラミングをしたことがないために、子どもに何をしてあげたら良いか分からないという人もいるのでは。休日や春休みなどの長期休暇に、子ども向けのプログラミング体験教室が開催されている地域も増えてきているので、実際に体験し、情報収集するのもおすすめですよ。

 

◇コエテコ×私塾界 「プログラミング教育に関する調査」~プログラミング教育必修化の認知度は約半数~(GMOメディア)
https://coeteco.jp/articles/10102

 

qufour(クフール)編集部

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