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スポーツトレーナー直伝!縄跳び練習法2:縄を使ったジャンプ練習×3種
2017年 10月 22日 12:00
縄跳びを取り入れている幼稚園や保育園が増えていますが、基本の「前跳び」が上手くできないお子さんも多いようです。そこで今回は、縄跳びが苦手でも前跳びができるようになるコツと練習法を3つご紹介します。前跳びの苦手な子どもの多くは、リズム良く跳べなかったり、縄を上手く回せないことが多いようです。前回ご紹介した縄を跳ばない練習法からステップアップして、今回は縄を使って、実際に前跳びができるようになるための練習をしていきます。ぜひ、お子さんと一緒に挑戦してみてくださいね。
◇スポーツトレーナー直伝!縄跳び練習法1:縄を使わずジャンプ練習×3種
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162664.html
縄またぎ1
前跳びで、縄を跳ぶタイミングをつかむ練習です。背筋を伸ばして立ち、後ろ側へたらした縄を両手で持ち、両腕をあげて担ぐようにして構えます。これがスタートポジションです。
縄またぎ2
次に、スタートポジションから、両腕を体の前に振り落とすようにして縄を両足の前へ回します。
縄またぎ3
両足の前に回した縄をいったん止めて、片脚ずつまたぎます。この動きをその場で10回繰り返してみましょう。慣れてきたら、またぐときに前進して歩いてまたぐようにし、前に進みながら10回繰り返してみましょう。
両足ジャンプ1
両足を揃えてジャンプするタイミングの練習です。縄またぎの1、2と同じ要領で縄を両足の前に回します。そして、回した縄をいったん止めて両足を揃えます。
両足ジャンプ2
次に、両足でジャンプして縄を跳び越えます。始めのうちは、両足でジャンプしてしっかり縄を跳び越えることが大切です。これを10回繰り返してみましょう。慣れてきたら、前に持ってきた縄を止める時間を短くし、両足ジャンプと縄を回すタイミングを、少しずつ合わせていくようにしましょう。
連続ジャンプ
縄またぎ、両足ジャンプが上手くできるようになったら、次に連続ジャンプをしましょう。スタートポジションは、縄またぎ・両足ジャンプの1と同じです。腕を上に上げているタイミングで、その場で1度ジャンプします。次に、縄が両足の前に来たタイミングでもう1度ジャンプします。縄を1度回すのに2回リズム良くジャンプをして練習しましょう。慣れてきたら1回ジャンプの前跳びに挑戦してみましょう。2回ジャンプと1回ジャンプを、それぞれ10回ずつ行なって慣れてきたら回数を増やすようにしましょう。
連続ジャンプのポイント
連続ジャンプのポイントは、手首を身体の横、腰の辺りへに置き、脇を締めておくことです。この状態で縄を前に回します。縄を回すときに、手首を身体から離しすぎたり、腕を大きく振り回したりしないようにしましょう。ジャンプは、背筋を伸ばしたの姿勢で行ない、上体が前傾したり、お尻が後ろに突き出たりしないように、空中でのバランスを取るようにしましょう。ジャンプするときの足は、両足を揃えてくださいね。
まとめ
子どもに縄跳びの跳び方を教えるのは苦労しますよね。今回ご紹介した練習法を繰り返し行えばコツがつかめてきますので、ぜひお子さんと一緒に挑戦してみてくださいね。