暮らし

【産前産後ハッピーライフ11】産後を助けてくれる、さまざまなヘルパー

出産して、退院後や里帰りあとに自宅へ戻ったとき「家事や育児を手伝ってくれる人がいたら楽なんだけどなぁ」と思いますよね。今回は、そんなときに頼りになる存在を紹介します。頼れる親類や知人が必ずしも近くにいるとは限りませんし、意外と「親より気が楽だった!」なんていう感想も珍しくないんですよ!

 

安さが魅力!1時間500円も!?行政サポート

お住まいの市区町村のホームページに「妊娠・出産」や「出産・育児」というコンテンツはありませんか?そこに産後支援に関する情報があると思います。例えば「マタニティ&産後専門アロマセラピーケアサロンはなみらん(http://maternityaroma-hanamillan.com)」のある東京都目黒区には、「産前産後支援ヘルパー」というシステムがあり、1時間500円で家事や育児の援助を受けることができます。それ以外にも、民間の産後サポートを受けた場合に1部金を負担してくれる市区町村もあります。地区によっては支援員が地域ボランティアの場合もあるので、その辺も確認して自分に合ったサービスを利用するのがいいでしょう。

 

きめ細かさなら右に出るものナシ!民間サポート

融通が効いて、きめ細かいサービスを受けられるため、おすすめなのが民間の産後専門ヘルパーです。訪問時間や支援内容、支援期間など、行政ではNGでも、民間では受けてくれる事柄も多いです。業者によって金額は異なりますが、大体1時間2,500円程度以上が主流です。行政サービスよりコストは掛かりますが、こちらの要望に臨機応変に応えてくれますし、その道のプロが来てくれるので、産後の疲れているときは、その差も大きく感じられるでしょう。

 

民間サービスでおすすめな「産後ドゥーラ」!

産後ドゥーラは家事代行+シッター+母親サポートのできる産後専門のヘルパーです。「母親に寄り添う」をモットーにしているので、調理や掃除をするだけの家事代行ではなく、赤ちゃん中心のシッターでもありません。母親を1番に考えたうえで、家事サポート、育児サポートの両方をバランスよくしてくれます。助産師や栄養士など各種専門家の下で研修を受けているので、安心。頼れるお母さんタイプから、近所のおばちゃん、先輩ママ、専門分野に長けているプロフェッショナルなど、さまざまなタイプのドゥーラがいます。

【産後ドゥーラ】https://www.doulajapan.com

 

ライフスタイルに合わせて上手に利用

前回の記事でも書きましたが、お金を払っているから気兼ねなく要望が出せるという利点もあるヘルパーの利用。産後にお金をかけるのは決して悪いことではありません。「この日は親が来てくれるから、翌日は行政の支援を利用して、ここは産後ドゥーラを頼もう」などと上手に組み合わせれば、必要以上の出費もかかりません。賢く利用して快適な産後を送りましょう。

はなみらん花香(産前産後ケアアドバイザー)

産前産後ケアアドバイザー。マタニティアロマセラピスト。
都内総合病院産科に勤務しつつ、妊娠~出産・産後まで寄り添いひとりひとりに合ったケア&サポートをする「マタニティ&産後専門アロマセラピーケアサロンはなみらん」で心身のケアを提供中。