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夏のプールで大活躍!直線縫いだけで作る「プールタオル」の作り方
2016年 7月 28日 18:50
夏休みに入り子どもと一緒にプールへ行く機会が増えますね。今回は、子どものプール遊びにあると便利な「プールタオル」の作り方をご紹介します。体の水分を拭くのはもちろん、着替えるときにも重宝します。親子おそろいで作ったら、夏気分も盛り上がりますね。
用意するもの
- バスタオル 幅70〜90cmくらい
- 太めのゴム 幅2cm×長さ1mくらい
- スナップボタン付きの布テープ
- バスタオルと同色のミシン糸
- ゴム通し
- ミシン
バスタオルの幅は、子供用なら60cmか70cm、大人用なら90cmを用意するといいでしょう。なるべく薄手のバスタオルかガーゼ地のタオルにすると、ミシンがけが簡単です。
作り方1:ゴム通し部分を作る
バスタオルの裏面を上にして横長になるように置きます。今回のゴム幅2cmにプラス1.5cm余裕をもたせ3.5cmを手前に折り、マチ針を打ちます。上から3cmのところをミシンで直線縫いします。これでゴム通しに約1cmの遊びができ、ゴムが通しやすくなります。
作り方2:ゴムを通す
ゴム通しを使ってゴムを通していきます。ゴム通しがない場合は、ヘアピンや、安全ピンなどで代用しましょう。ゴムがねじれたら直しながら通してくださいね。
作り方3:ゴムの端をループ状にする
ボタンを外しやすくし、タオルを引っ掛けたりできるように、合わせが上になる方のゴム端を少し引き出してループ状にします。片側のゴムを8cm外側に引き出します。4cmのところで折って端をゴム通しの中へ入れ、2cm外側に残るようにループを作ります。
作り方4:ゴムの端のループを縫い止める
ループにしたゴムをタオル上からミシンで固定します。バスタオルの端の外側と内側の2か所をミシン掛けすれば、強度が増します。
作り方5:ゴムの長さを調節して反対側でマチ針を打つ
通したゴム部分のタオルを手繰り寄せ、ウエストに合わせて長さを調節し、ゴムの出口をマチ針で止めます。
作り方6:ゴムの端をミシンで縫い止める
反対側はループにせずマチ針で止めた部分を2か所ミシン掛けします。まず、内側の端をミシン掛けして縫い止め、ゴムを引っ張りながらゴムを切ります。次に、外側の端をミシン掛けしてください。ゴムを引っ張りながら切ることで、ゴムの端がタオルの中へ収まり、きれいに仕上がります。
作り方7:スナップボタン付き布テープをマチ針で止め付ける
スナップボタン付き布テープは、バスタオル幅よりそれぞれ5mm長く切り、マチ針を打ちます。布テープは、ループにした側のタオルの裏側へ凸、反対側のタオル表側へ凹を配置します。
作り方8:布テープを縫い付ける
布テープの端1㎜内側をタオルと一緒ミシン掛けします。布テープのフチを、ぐるっと一周縫い付けてくださいね。「ミシンの押さえ」に「ファスナー押さえ」があれば、取り替えると縫いやすくなります。
ちょっとひと手間1:布テープの端の処理
切ったテープの両端は、5㎜ほど織り込んでミシン掛けすると、ほつれません。
ちょっとひと手間2:ホックを付ける
ベビー用品店などで販売されているごく薄手のタオルだと、ミシン掛けが簡単で洗濯後の乾燥も早いのでおすすめです。厚めのバスタオルで作る場合は、スナップボタン付きの布テープだけだと、布の厚さのせいでボタンが外れやすく気になるかもしれません。そんなときは、スプリングホックや、カギホックを、上部の合わせ部分に付けて補強すれば、外れる心配がなくなりますよ。