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【ハンドメイド作家になりたい2】屋号や作家名は大切!読めない名前はNG
2016年 6月 10日 14:30
ハンドメイド作家として活動を始めるとき、屋号や作家名をどうするか悩みますよね。ハンドメイド作品を売るための基本とコツをお伝えする連載第2回目は、自分の名前を付けるポイントをお伝えします。改名が難しいときの解決策も一緒にご紹介しますので、すでに屋号のある人も参考にしてみてくださいね。教えてくれるのは、ハンドメイド作家さんのサポーター、白崎カオさんです。
親しみやすく呼んで(読んで)もらえるか
屋号や作家名の大事なポイントは、言葉の響きやかっこよさよりも、親しみやすく呼んで(読んで)もらえるかどうかです。よく「○○語で○○という意味」という名前を見掛けますが、発音が分からなかったり、覚えられない名前ではなかなか好きになってもらえません。
「作家自身=人」にファンが付く
ハンドメイドではお店やブランド名よりも、作家自身にファンがつきます。そのため、ただのお店とだけ認識される名前は、なかに存在している作家を意識してもらえなので、おすすめできません。できれば、個人の作家をイメージしやすい名前にしましょう。改名したいけど、すでに活動していて改名が難しい場合には、次の方法もあるので、検討してみてください。
<改名が難しい場合の解決策>
- 屋号と作家名を別々にする
「○○(屋号)」の△△(「カオはんこ」のカオ)など、「屋号+名前」を組み合わせれば、個人のことを見てもらえるようになります
- 読みにくい名前には、後ろにふりがなを振る
「○○○(ふりがな)」のように、読めない言葉は後ろに補足しましょう
- 覚えやすいあだ名を提示する
「略して○○です」など、長くて覚えにくい、読みにくい場合は、通称名を作ってみましょう
親しみを感じる「顔」を出そう
ハンドメイド作家の最大の強みは、「自分が手作りしています」とアピールできるところです。これはメーカーや大手ショップにはない強みです。作家の顔や雰囲気が分かるだけで、お客さまは安心するので、特にインターネットを通した販売サイトには、顔写真を載せるとよいでしょう。もし顔の公開に抵抗を感じるなら、きちんと写っていなくても大丈夫。制作中の後ろ姿や、横顔だけでもよいでしょう。大事なポイントは自分の雰囲気を伝えることです。
ハンドメイド作家さんのサポーター・白崎カオさんに学ぶ
今回ご紹介したお話は、書籍「はじめてでもできる! ハンドメイド作家のたのしい売り方BOOK」で紹介されているハンドメイド作家の販売の基本とコツです。詳細は、下記URLからどうぞ。また白崎カオさんのブログでも、ハンドメイド販売に関する情報が配信されていますよ。楽しいハンドメイドライフを長く続けていきましょう!
◇はじめてでもできる! ハンドメイド作家のたのしい売り方 BOOK