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風呂敷の基本結び「真結び」「一つ結び」の手順を一からご紹介
2015年 12月 8日 15:30
最近、エコな包みとして、再び注目を集めている風呂敷。起源は平安時代までさかのぼれるそうですが、戦後は欧米化が進み、風呂敷包みの文化は下火になってしまいました。そこで今回は、風呂敷を使う前にまず押さえておきたい「基本の結び方」をご紹介します。
真結びとは?
正しい「真結び(本結び)」は、結び終わったときの結び目と身体が平行になっています。これが風呂敷の正式な結び方です。真結びだと結び目が緩みにくいものの、ほどきたいときには簡単にとけます。意識しないで普段の要領で結ぶと「縦結び」になってしまうかもしれません。縦結びはNGな結び方なので注意してくださいね。また、「一つ結び」と真結びを併用すると、風呂敷の包み方のバリエーションが広がります。一つ結びは、後ほど手順をご紹介します。では、まずは、真結びの手順を見ていきましょう。
真結びの手順1
わかりやすいように赤と紫、2枚の風呂敷を結んでみます。風呂敷のハシとハシを交差させます。
真結びの手順2
赤いハシを紫ハシの向こう側へ入れてから、右手前へ引っ張り、写真のような状態にします。一回「くくった」状態です。
真結びの手順3
右にあった赤いハシを左側に倒し、紫ハシを上へかぶせます。交差してできた手前側の「輪」へ、紫ハシを下側から通してもうひとくくりします。
真結びの手順4
完成です。結び目と風呂敷が平行になっているのがポイント。
NGな結び方(縦結び)
こちらは、「縦結び」です。結び終わったときの結び目が、身体に垂直になっています。縦結びは、ほどけやすいためNGです。気を付けてくださいね。
一つ結びの手順1
風呂敷のハシで輪を作ります。
一つ結びの手順2
輪の中にハシ先端を通して結ぶだけです。この一つ結びと本結びを併用すると、風呂敷でバッグが作れますよ。
まとめ
なんだか難しそうですが、やってみると拍子抜けするほど簡単ですね。真結びをマスターしたら、次は風呂敷の包み方をご紹介します。