941のイクメン徒然
第150回
パパが1カ月半の育休を取ってみて世間のお母さんのスゴさを思い知る
2016年12月15日 07:00
まいどどうも! くしいです。
クリスマスに何が欲しいか娘に聞くと、Youtuberたちがこぞって宣伝しまくっている某オモチャが欲しいという。親としては、初回の出落ち感が強そうなオモチャに約1万円を出すのは納得がいかないので、何とか違うもので手を打とうとしているところ……。
さてさて、以前も少し触れましたが育児休暇を取得していました。よく「育休とれるなんてすごいね!」とか「いい会社だね!」なんて言われましたけども、半年くらい前から同僚たちに伝えて調整したとはいえ、本当に周囲の皆さんのおかげです。
育児休暇としては10月の後半と11月を丸ごと(育児休業給付金の対象になる期間は11月の1カ月)、12月は有給を多めに使うようなスタイルだったので、約1カ月半くらいを育児に専念できました。ありがたやありがたや。育児と言っても、生まれたばかりの息子のお世話を奥さんに丸っとおまかせして、自分は三食つくって家事をして娘の幼稚園の送り迎えをしたという形。家庭ごとでスタイルは違うと思いますが何かの参考になれば。
平日のタイムスケジュールはこんなかんじです。結構いそがしい。
6:30 娘に叩き起こされリビングに移動、朝食と弁当作り
7:00 朝食
8:00 息子を沐浴してから洗濯、娘の幼稚園準備
8:30 娘を幼稚園に送る
9:00 帰宅、洗濯物を干す
11:00 昼食準備
12:30 昼食
14:00 おやつの準備、掃除など
15:00 夕飯の買い出し
15:30 娘の幼稚園お迎え
16:00 帰宅し、おやつ。洗濯物を取り込んで風呂掃除。夕食準備。
17:30 お風呂
18:30 夕食
20:00 娘を寝かしつけ、寝たあとに片付けや翌日の朝食準備や献立検討など
23:00 就寝
育休と聞くと「仕事せずに楽できそう」なんてイメージもあるような気がしますが、毎日こんなタイムスケジュールで動いているので結構ハードです。奥さんは2~3時間おきに授乳があるし、夜中もわりと頻繁に起こされて、奥さんの方が身体的にはつらいはずなのでサポートしているイメージ。率先して家事のあれこれをやらないと追いつかない。
料理は普段まったくしないので、勝手がわからず最初は戸惑った。けど、少しずつやっていけばなんとか慣れるもので、レシピ本を数冊買って毎晩献立を考えたりしながらやった。
育休の間はとにかくごはんのことをずっと考えていた気がする。朝ごはんが終わったら昼ごはんの準備、食べ終わったらおやつの準備、それが終わったら晩御飯、終わったら翌日の献立を考える……。いやはや、大変です。
食事や弁当はバランスを考えたりしながら作らないといけないし、娘の弁当箱はまだ幼稚園なので小さくて「あれ!? もう一杯になっちゃった」ということもしばしば。彩りも考えないといけないのがとても難しい。
育休でつらかったのは、食洗機があるとはいえ野菜や鍋や細々した洗い物はあるので、どんどん手荒れがひどくなること。ハンドケア商品も使ってみたけど、手荒れになかなか勝てない。つらい。このおかげでiPhoneの指紋認証が一時期できなくなって大変でした。
というわけで、1カ月とちょっと育休をとって思ったのは「世の中のお母さん普段ずっとこれやってるのか……すげえ……」ということ。「次々とやることがあるのに息子が泣き止まず、どうしても抱っこしないといけないから気持ち的に追い詰められていく」なんて、自分で家事を全部やってみないと本当の意味で理解できなかったと思います。
子どもが赤ちゃんの頃というのは本当に毎日が大変で、この時期に奥さんをサポート出来たのはとてもよかったなあと思います。いつも夜は奥さんに息子を任せっきりなので、一晩まるっと預かってみたんだけどこれがもう大変で。いや、ホントにお母さんてすごい。
奥さんからも大変感謝されましたけど、これからも続いていくことなので、引き続き家事をしたり弁当を作ったりと出来ることはやっていきたいなというところ。世の旦那さん方、育休が取れないまでも「一晩おれが預かるよ」ってやってみるだけで随分と違うと思うのでお試しください!
で、ここで終わったらいい話なんですけども。食材の相場もわからぬまま思うがままに買いまくって作りまくった結果、1カ月を振り返ってみると食費がなんといつもの2倍……。ショックだ……。世間のお母さんがたは本当にすごいんですね。