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やじうまミニレビュー
貝印「シャカシャカお米洗い」

~シャカシャカと簡単に米が研げる
Reported by 本誌:正藤 慶一

 やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです



貝印「シャカシャカお米洗い」
 当コラムでは、過去に手を濡らさずに簡単にお米が研げる商品を3点ほど紹介した(ページ最下部の関連記事を参照)が、この“米研ぎ”というジャンルの製品、世の中にはまだまだ存在する。米を手で研ぐのが面倒臭い、水が冷たい……といった洗米時の悩みは、日本人なら誰もが抱いているのかもしれない。

 今回紹介する「手をぬらさずシャカシャカお米洗い」もそんな米研ぎグッズのひとつ。その名の通り、手を濡らさずにお米が研げる製品だ。過去に3製品を試した“トギラー”の私としては見逃せるハズもなく購入した。

メーカー貝印
製品名シャカシャカお米洗い
希望小売価格2,100円
購入場所楽天市場
購入価格1,600円


 本体はプラスチック製で、サイズは180×136×230mm(幅×奥行き×高さ)。大さとしてはジョッキの大サイズといったところだが、重量は290gととても軽い。

 使い方は、本体内に最大3合までのお米を入れ、米研ぎ用の羽根が付いたふたを閉じる。次にふたのスリット部から内部に水を入れ、本体脇に記されている水位線まで入れたらストップする。

 ここからは手作業で米を研いでいく。フタの上部から顔を出すグリップを約20秒間上下させ、研ぎ汁が白くなったら、本体を傾けてスリットから水を捨てる(2~3回繰り返す)。その後再び水を入れ、今後はグリップを回転して米を洗う。研ぎ汁の濁りがなくなったら完了だ。


ハンドルを上下に動かして米を研ぐ。シャカシャカという米の感触が手に伝わってくる

フタに開いているスリットから水を捨てる。ストッパーが付いているため、このような角度でも米はこぼれない 水を捨てる際は、フタがロックされているかを要チェック

 感想は“手軽”の一言。何しろ作業はグリップを上下・回転するだけで研げるため、手作業とは言っても単純かつ簡単なものだ。通常の米研ぎのように冷たい水の中に手を入れグルグル回す、という面倒な作業に比べれば何てことはない。逆に、米を研ぐシャカシャカとした感覚が心地よいほどだ。結果、水には一切触れることなく、ストレスフリーに米を研ぐことができた。

 本体内に米と水を入れ攪拌用の羽根で研ぐという点では、過去に採り上げた泉精器の「洗米器 KOM-3」と同じ機構的である。KOM-3は電動で羽根を回す“自動式”、「シャカシャカお米洗い」はグリップを握り上下する“手作業”という違いがあるが、KOM-3は電池やモーターを必要とする分、本体サイズが160×270×250mm(同)と大きくなってしまう。その点本製品ならコンパクトなので、収納にも便利だ。

 また手作業なので、自分なりに力を加減できる利点もある。洗米用器具を使って米を研ぐ場合は、パワーが強すぎて米が割れてしまうのでは、という不安も伴うが、本製品ならその場合はグリップをゆっくりと動かせば良いだけだ。攪拌用の羽根は弾力のあるエラストマー素材となっているため、普通に使っても米が割れにくい仕様となっているのもうれしい。また、米は研ぎたいけど糠は残し目にしたい……という場合にも調節が可能だ。


フタと一体化した攪拌用の羽根。弾力のあるエラストマー素材を採用しており、力を入れすぎなければ米が割れる心配もない 研いだ後、炊飯器のお釜に入れたところ。しっかりと研いだり、逆にあまり研ぎすぎないようにしたりと、自分なりの研ぎ方に調節できるのも特徴

攪拌棒に米粒が付いてしまい、スムーズにお釜に移せないこともある
 残念なのが、米研ぎ後の米をお釜に移す際、どうしても羽根に米が付着してしまい、スンナリと移し替えられないのだ。これはKOM-3の時もそうだったが、羽根を使うタイプの米研ぎ器では、どうしてもこの問題が発生してしまうようだ。いつかもっとスムーズにお釜へと移せる製品が出てくることを期待したい。

 電気を一切使わず、作業もハンドルを上下するだけという簡単な機構なので、子供に料理を教える課程で使うというのも良いだろう。実売では千円そこそこという入手しやすい価格なので、無洗米はイヤだけど、面倒な米研ぎもイヤ、という人はとりあえず購入してみてはいかがだろうか。





URL
  貝印
  http://www.kai-group.com/
  製品情報
  http://www.kai-group.com/jp/kitchen_brand/kitchen_brand_chuboos/kitchen_brand_chuboos_sandwich/item/000FG5036.html

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2009/03/09 00:00

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