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家電製品ミニレビュー
三菱電機「HC-UH3J-A」

~コンパクトで強力なスティッククリーナー
Reported by スタパ齋藤

 家電Watch編集部より「貴様はスティック型掃除機野郎だからこの新製品を試してみなはれ」というメッセージともに、三菱電機の「ストロングスティッククリーナー HC-UH3J-A」が送られてきた。ニャニャ!! スティック形掃除機、好きですねぇ~。てなわけで、早速試してみた。なお、価格はオープンプライスだが、Amazon.co.jpでは9,500円で販売されている。

 まず外観周辺から。写真のようなスティック型掃除機だが、収納時にハンドルの部分を折りたためるので、狭い空間にしまっておける。ハンドルを折りたたんだ状態では、最大奥行きが約24cm、最大幅が約26cm、高さは54.7cmてな感じ。押し入れの下段隅とか、テーブルの下に余裕でしまえますな。


三菱電機の「ストロングスティッククリーナー HC-UH3J-A」本体。吸込仕事率は160W(新測定基準)で、ハンドル部分を折りたたむとコンパクトに収納できる。アクセントカラーは、ブルーの他にオレンジもある 折り畳むと、背丈が半分近くに低くなる。いわゆるフットプリントも狭く、もちろん自立するので、収納時の専有面積が狭くてナイスである ハンドルのヒンジ部にあるボタンを押して折り畳む。折り畳んだ状態で本体上部にくる取っ手で容易に運べる。ちなみに、重量は3Kg。なお、このハンドル部分に掃除機を動かす電源スイッチがある

 電源はAC100Vであり、つまりコンセントにコードをつないで使う。この点、俺としては「あぁ、充電式じゃないのかぁ」と、当初はプチ残念に感じた。

 というのは、AC100V式の掃除機の多くは、けっこー太い電源コードが採用されていて、掃除機を動かすたびに床をベタベタ叩いてイヤな感じ。また、電源コードの巻き取り機構を使う時、コードを最後までキッチリ巻き取ってくれないというストレスもありがち。やっぱり小型とかスティック式とかの掃除機は充電式に限るでしょ!! と考えていた。

 が、HC-UH3Jの場合、コード式(AC100V式)ってコトで、多くの充電式掃除機よりパワフルな吸引力がある。また、電源コード自体が細めなので、巻き取り機構もスムーズに使える。ハンドル部に電源コードを掛けておくギミックがあったりもして、想像(偏見!?)以上に良い使用感であった。もちろん、充電式と比べれば、使う時にコンセントに電源プラグを挿す、という一手間は加わるのだが。


電源はAC100V。コンセントから電源を取る掃除機だ。電源コード自体が細め・柔らかめなので「太いコードが掃除を邪魔しやがる」みたいな印象が少ない
電源コードはこのボタンを押すことで自動的に巻き取られる。コードに手を添えるなどして、コードが偏って巻き取られないようにすれば、いつもほぼスムーズにコードを巻き取れる
ハンドル上部に電源コードを掛けておける出っ張りがある。コード自体が細いので、ハンドルとコードをまとめて握ることも可能。この点でも、コードが掃除を邪魔することが少ないと感じる

 機能として特徴的なのは、まずダストケース部。紙パック不使用で、フィルター式(ダストケース内に直接ゴミが溜まる方式)だが、フィルター前面にティッシュを装着して“ゴミ捨て時のフィルター掃除がラク”なのがチョイとイカス。


ダストケースは、ボタン一押しで本体から取り外せる。この状態でゴミがこぼれることはない
フィルター部には、ティッシュを被せて使用する。これにより、紙パック非使用タイプでありながら、ゴミ捨て時毎のフィルター掃除が不要になっている
こんな機構でフィルター部にティッシュを固定する。市販のティッシュを使用可能。フィルター部には(今時的紙パック式と比べると)多少ホコリがたまってくるので、吸引力が弱くなったらフィルター部を掃除する必要がある

 ゴミ捨て時、ダストケースからゴミ箱等に捨てるわけだが、紙パック不使用のフィルター式だと、フィルター掃除が要りますな。しかしこのHC-UH3Jの場合、フィルター前面に装着したティッシュごとゴミを捨てれば、ゴミ捨もフィルター掃除も完了。なので、わりとラクだし手も汚れにくい。ただし、実際は、ティッシュ再装着時に多少手が汚れたりはする。

 それから、排気部。HC-UH3Jは本体の前面と右側面から排気し、それぞれの排気は弱めで、排気方向がやや上向きだ。これにより、排気により床のホコリ等を舞い上げにくくなっている。ちなみに、ブラシ部は吸気により回転するエアロスピンブラシで、アレルパンチ植毛(ダニの死骸・フンや花粉を無害なタンパク質に組成変化させる)がなされている。


排気部が複数。排気を分散させることにより、排気を弱めている。また、それぞれの排気口からの排気はやや上向きなので、床のホコリ等を舞い上げにくい
ブラシ部はこんな感じ。アレルパンチ植毛で、ダニ死骸・フンやスギ花粉からくる人体への悪影響を抑えるという。エアー駆動のブラシとなっている
ブラシ部はもちろん、このように傾く。ちなみに、折り畳まない状態でも自立する掃除機っス

 で、実際使ってみて感じる難点は、電源スイッチが本体中央あたり(2つ折り時の持ち運び用取っ手部)にあるコト、くらい、かナ!? 電源ON/OFF時、多くのケースで両手を使うことになる───片手でハンドル持ってて、もう片手で電源を入・切する必要がある。ちょいと、なんか、面倒っつーか遠回りっつーか。

 ブラシ部車輪の床へのアタリがやや強め=コロコロと音がしがちだったりはする=朝夕の使用は階下の人を気遣う必要がある……が、そもそもモーター音が静かでない(ある程度吸引力が得られる)掃除機なので、その点は難点とはなりにくいだろう。

 てなわけで、電源スイッチ位置以外は特に違和感ナシ。コンパクトに収納でき、コードの出し入れもわりと快適で、吸引力もそこそこある。本体も比較的に安価であり、紙パック等の消耗品代も僅少(ティッシュ代ってコトで)。コストパフォーマンスに優れたクリーナーだと感じる。ひとり暮らしから自室専用あたりまで、パーソナルに使う掃除機としてオススメできそうだ。





URL
  三菱電機株式会社
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/
  製品情報
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/cleaner/hc/index_b.html
  掃除機関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/cleaner.htm

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2008/03/18 00:09

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